児童発達支援事業所

児童発達支援 SOU FIRST志真志 のブログ一覧

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(6件)

就学前に経験したい「いくつといくつ」の数あそび

「数字は言えるけれど、数の意味をどこまで理解しているのかな?」「就学前に『いくつといくつ』をどう教えたらいいのだろう?」と考えることはありませんか。 「いくつといくつ」は、1つの数を2つに分けたり、2つの数を合わせたりする数の合成・分解につながる考え方です。年長児など就学前のお子さんにとっても、遊びの中で実際にものを動かしながら、数量の関係に触れることができます。 児童発達支援 SOU FIRST 志真志では、数字を見て答えるだけでなく、実際のものを見たり、触ったり、動かしたりしながら、数量に触れる経験ができる活動を取り入れています。 今回は、児童発達支援管理責任者(保育士)の視点から、お店屋さんごっこを取り入れた「いくつといくつ」の数あそびと、就学前のご家庭でも取り入れやすい遊び方をご紹介します。 今回の活動では、お店屋さんごっこを取り入れ、注文を聞いて必要な数の商品を用意する中で、数量を扱う経験をしました。 男の子と女の子のオリジナルキャラクターが描かれたシートを用意します。 商品として使ったのは、ハンバーガーやポテトの立体的な消しゴム教材です。🍔🍟 子どもはお店屋さんになり、スタッフから注文を受けます。 例えば、 「男の子にハンバーガーを2個」 「女の子にハンバーガーを1個」 というように注文を聞き、指定されたキャラクターのお皿に並べます。 この活動では、数字だけを見て答えるのではなく、注文を聞く、商品を選ぶ、必要な数を取る、お皿に並べるという流れの中で、実際の数量を扱います。 活動を始める前に、みんなで安全に取り組むための約束を確認しています。 ・話を聞くときは「手はお膝」にする ・教材は大切に扱う お店屋さんごっこでは、注文を聞いてから商品を選び、必要な数を取ってお皿に並べます。活動中は、お子さんの動きや手元の操作を確認しながら、安全に取り組めるようにしています。 今回使用した立体的な消しゴム教材についても、約束を確認しながら扱います。活動内容や教材の扱い方は、お子さんの発達やその日の様子に合わせて調整しています。 「いくつといくつ」は、1つの数をいくつかの数に分けたり、分けた数を合わせたりする考え方です。 例えば、5個のものを用意して、 「こっちは2個、こっちは3個」 と分けてみます。 5個という一つのまとまりを「2個と3個」に分けることで、数の分解を具体的に経験できます。 反対に、2個と3個のものを一緒にして、 「合わせたら何個になるかな?」 と考えると、「2個と3個で5個」という数の合成につながります。 このように、ものを数える、分ける、合わせるといった経験を重ねながら、数量の関係に触れることができます。 今回のお店屋さんごっこでも、注文を聞いて、商品を探し、必要な数だけ取り、お皿に並べるという流れの中で、数量を扱っています。 さらに「ハンバーガー2個とポテト1個」という注文では、商品の種類とそれぞれの個数を確認して、必要な商品を選びます。 このような活動では、数えるだけでなく、聞いた内容を確認しながら、必要なものを選んで並べる経験もできます。 児童発達支援の5領域では、こうした活動は「認知・行動」の視点と関連します。児童発達支援ガイドラインでは、「認知・行動」の支援内容として、空間・時間、数等の概念形成や、数量等の習得が示されています。 また、幼児期の育ちを捉える際にも、「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」が示されており、遊びや生活の中で数量に触れる経験も大切にされています。 「いくつといくつ」を計算問題として覚えることだけを目的にするのではなく、実際のものを動かしながら、数の関係に触れる経験として取り入れています。 今回のような「いくつといくつ」の経験は、特別な教材がなくても、家庭にある身近なものを使って遊ぶことができます。 例えば、おやつの時間にお菓子を使って、 「2個置いてみよう」 「あと1個置いたら、全部でいくつ?」 と、一緒に並べながら数えてみます。 ミニカーやブロック、積み木など、普段から遊んでいるものを使って、 「2個置いて、あと1個足したらいくつ?」 と聞いてみるのも一つの方法です。 また、5個のものを用意して、2つの場所に分けてみることもできます。 例えば、 「2個と3個」 「1個と4個」 のように、同じ5個でもいろいろな分け方があることを経験できます。 家庭で取り組むときは、数字を書いて答えを出すことから始めなくても大丈夫です。まずは実際のものを一緒に数えたり、分けたり、合わせたりしながら、数量に触れるところから始めてみましょう😊

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /就学前に経験したい「いくつといくつ」の数あそび
教室の毎日
26/10/01 09:23 公開

言葉が出ない!実は身体と感覚が鍵!発達の土台を作る遊びの力

児童発達支援の療育室で、お友達におもちゃを「かして」と言えずにモジモジと足元を揺らし、助けを求めるようにじっと職員の目を見つめるお子様がいました。 お子様の言葉の発達について、「同年代の子はもっと喋れているのに・・・」「言葉が出ないので言葉の訓練をしてほしい」とお悩みを抱えていませんか? 宜野湾市の児童発達支援 SOU FIRST 志真志では、言葉の発達を促す準備段階として、運動や感触を楽しむ「からだ遊び」の時間を取り入れています。長さ約2メートルの平均台渡りやバランスストーン、直径60センチの大きなバランスボールを使った姿勢保持のエクササイズを行いました!運動をはじめる前はそわそわして立ち歩いてしまう様子も見られましたが、職員と一緒にバランスボールの上で10秒間ピタッと姿勢をキープする遊びや平均台とバランスストーンで足裏の刺激を入れると、ぐっと集中した表情に変化。椅子に座る姿勢が安定することで、職員の呼びかけや指示にも自然と目を合わせられるようになっていきます。 ⭐活動前に「お約束」を分かりやすく伝える 活動を始める前に、「順番を守る」「先生のお話を聞く」「お友達とぶつからないようにする」など、その活動に合わせたお約束を分かりやすく伝えています。 ただ「危ないからやめよう」と伝えるのではなく、どうしたら安全に楽しめるのかを具体的に伝えることで、お子様自身が見通しを持って活動できるようにしています。 ⭐一人ひとりの様子に合わせて見守る 同じ活動でも、動きが得意なお子様もいれば、動くことに不安を感じるお子様もいます。 そのため、活動中はお子様の動きや表情をよく見ながら、必要に応じて職員が近くでサポートします。 「ちょっと難しそう」「疲れてきたかな?」など、その時のお子様の様子に合わせて活動内容や関わり方を調整し、無理なく安心して参加できる環境をつくっています。 ⭐「できた!」を積み重ねて安全につなげる 安全に活動できたときには、「順番を待てたね」「先生のお話を聞いてから動けたね」など、具体的に伝えて認めるようにしています。 できたことをその場で伝えることで、「こうしたら安全にできるんだ」という経験につながり、少しずつ自分で考えて行動する力を育てていきます。 1つ目の視点は「ボディイメージ(自分の身体の位置や大きさ、動きの力加減を頭の中で正しく把握する感覚)」です。自分の身体が空間のどこにあるかを感覚的に把握できていないと、椅子にじっと座り続けること自体が大きな負担になります。以前は椅子に座っても数秒で崩れ落ちるように立ち上がっていたお子様が、足の裏をしっかり床につける感覚遊びを重ねたことで、5分間静かに座って活動ができるようになりました!姿勢が安定したことで、周囲の人の声や言葉に注意を向ける余裕が生まれたのです。 2つ目の視点は「感覚統合(見る・聞く・触る・身体のバランスなどを脳で正しく整理し、行動につなげる力)」です。言葉は、人と目を合わせたり、相手の声を聞いたり、手触りを感じたりする数々の感覚体験の積み重ねの上に成り立ちます。「落ち着きなく走り回る」という行動も、実は自分に必要なバランス感覚や触覚を身体いっぱいに取り入れようと調整しているサインです。ただ動かないように抑え込むのではなく、遊びの中で必要な感覚を満たすことで、自然と落ち着いてコミュニケーションを取る準備が整っていきます。 今日の夕方からご家庭で試せるおすすめのアプローチは、畳んだお布団の上に座ったり乗ったりして揺れる「お布団ロデオ遊び」です。お布団の上で「ゆらゆら〜、ピタッ!」と揺れを止めたとき、お子様に「もっと?」「おしまい?」と2択で問いかけてみてください。全身でバランスを取る運動遊びは、脳を覚醒させて言葉や意思表示を引き出しやすくする効果があります。言葉が上手く出なくても、うなずいたり「もっかい!」と仕草を見せたりできたら大成功です!体を動かして楽しむ体験が、自分の意思を相手に伝える「伝えたい!」という意欲と自己肯定感を育みます。ぜひ試してみてくださいね。

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /言葉が出ない!実は身体と感覚が鍵!発達の土台を作る遊びの力
教室の毎日
26/09/28 10:18 公開

「うちの子、すぐ離席する…」原因は?

保護者様から、「座って待つことが難しい」「自分の番を待てずに先に動いてしまう」といったご相談があります。 結論から言うと、離席が見られるからといって、「座っていることが苦手」とは限りません。 「次に何が起こるのか分からない」「自分の番までが長く感じる」など、待つことそのものに難しさを感じている場合があります。 【離席につながる主な理由】 ①見通しが持ちにくい いつ自分の番になるのか分からないと、待つことが難しくなる場合があります。 ② 待つ時間が長く感じられる 大人にとって短い時間でも、お子様にとっては長く感じられることがあります。 ③ 身体を動かしたくなる 座っている間に身体を動かしたくなり、椅子から立ち上がることもあります。 ④ 「待ってよかった」という経験が少ない 待った後に楽しい経験や褒めてもらう経験を積むことで、少しずつ「待つ」ことにつながります。 離席だけを見るのではなく、「なぜ今、立ち上がったのかな?」と考えることが大切です。 児童発達支援SOUFIRST志真志(沖縄県宜野湾市志真志)では、お子様が安心して活動に参加できるよう、一人ひとりの様子を見ながら関わっています。 🌟見通しを持てる声掛け 「今は○○さんの番だよ。その次があなたの番だよ」など、次に何が起こるのかを伝えます。 先の見通しが持てることで、「いつまで待てばいいのか」が分かりやすくなります。 🌟身体への刺激を取り入れる 待っている間にそわそわしやすいお子様には、バランスボールやクッションなどを活用することもあります。 身体に適度な刺激を取り入れながら、無理なく待つ経験につなげていきます。 🌟待てた瞬間をしっかり褒める 自分の番まで椅子に座って待てたときには、「座って待てたね」「自分の番まで待てたね」と具体的に伝えます。 できたことをその場で認めてもらうことで、「待てた」という成功体験を積み重ねていきます。 順番を待つ際に離席してしまう背景には、単なる集中力の問題ではなく、「あとどれくらい待てば良いのか分からない不安」や「じっと座っていること自体の不快感」が関係していることがあります。今回の支援では、2つの発達の視点からアプローチを行いました。 1つ目は「前庭覚(平衡感覚や揺れを感じる感覚)」の統合です。じっと座るのが難しいお子様は、前庭覚への刺激を求めている場合があります。あえてバランスボールに座ってもらうことで、適切な揺れ刺激を入力し、体を安定させて姿勢を保持しやすくしました。 2つ目は「自己制御(自分の感情や行動を自分でコントロールする力)」の育成です。以前は「順番を待つ」という時間の見通しが持てず、イライラして途中で走って逃げてしまっていました。しかし、「あと1分」という視覚的提示と適切な感覚刺激を組み合わせることで、「待っていたら自分の番が来て楽しかった!」「スタッフに褒められた!」という成功体験を重ねることができました。この「スモールステップ(目標を細かく分けて段階的に達成すること)」の積み重ねが、行動を自分でコントロールする力を育みます。 ご家庭でおすすめのアプローチは、「短い時間から待つ経験をつくる」ことです。 Step1 短い時間だけ待ってもらう おやつを渡す前などに、「ちょっと待ってね」と声を掛けます。 まずは、お子様が待てそうな短い時間から始めてみましょう。 Step2 待てたら具体的に褒める 待つことができたら、「待てたね」「お約束できたね」と伝えます。 大切なのは、待てた時間の長さだけではありません。 「待てた」という経験を積み重ねることが、次の「待ってみよう」という気持ちにつながります。 今日からぜひ「少し待つ」経験から試してみてくださいね! お子様の「できた」を一緒に増やしていきましょう 離席が多いと、「どうして座っていられないのだろう」と悩んでしまうこともあるかもしれません。 しかし、その行動の背景には、お子様なりの理由があるかもしれません。 児童発達支援SOUFIRST志真志(沖縄県宜野湾市志真志)では、お子様の姿を丁寧に見ながら、できることから少しずつ経験を積めるよう支援しています。

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /「うちの子、すぐ離席する…」原因は?
教室の毎日
26/09/21 09:18 公開

「見る・覚える・再現する」力を育てる!

本日の児童発達支援SOUFIRST志真志(宜野湾市志真志)のプログラムでは、専用ボードとSOUグループのキャラクターを使った「直観像」あそびを実施しました。 「よく見てね!」という声かけのあと、キャラクターが配置された見本を3秒間提示します。 見本が隠れたら、キャラクターの描かれたチップを使って、「どこにあったかな?」と思い出しながら、見本と同じ配置を再現します。 今回は年長児を中心に実施しました。 最初は1個の配置からスタートし、様子を見ながら2個、3個と配置する数を増やしていきます。 「覚えた!」と自信を持って取り組む姿や、思い出しながらチップを一つずつ置いていく姿など、それぞれのペースで楽しみながら挑戦しました✨ 今回取り組んだ「直観像」あそびでは、見た情報を一時的に覚えておく視覚的な記憶や、キャラクターが「どこにあったか」という位置関係を捉える力を使います。 「見本を見る→覚える→見本が隠れた後に再現する」という経験を重ねることで、目で見た情報に注意を向け、必要な情報を一時的に保持し、思い出して再現する経験につなげています。 こうした「見る・覚える・再現する」という経験は、小学校での「黒板を見る→必要な情報を覚える→ノートに書く」といった学習動作を支える力の一つにつながります。 児童発達支援の5領域では、こうした活動は特に「認知・行動」の視点と関連しています。 厚生労働省の児童発達支援ガイドラインでも、「認知・行動」の支援として、視覚などの感覚を活用して必要な情報を捉えることや、空間・時間などの概念形成を支援することが示されています。 また、間違いがあった場合も、すぐに「違うよ」と正解を伝えるのではなく、「もう一回見てみよう」と声をかけます。 自分で見直して、もう一度考えてみる。 そんな経験も大切にしながら、「やってみよう」という気持ちを育てていきます。 今回のような「見る・覚える・思い出す」経験は、特別な教材がなくても、日常生活の中で楽しむことができます。 例えば、夕食の準備や片付けの場面で「お片付けの位置当てゲーム」をしてみるのもおすすめです。 「お箸は右の引き出しのどこにあったかな?」 「おもちゃの車は、箱の右側と左側、どっちだった?」 など、身近なものの位置に目を向けるような声かけを取り入れてみてください。 最初は簡単なものから始めて、 「覚えてたね!」 「自分で見つけられたね!」 と、できたことを認めてあげることも大切です。 「見て覚える→思い出す→できた」という経験を積み重ねることで、「自分でもできた」という自信にもつながります。

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /「見る・覚える・再現する」力を育てる!
教室の毎日
26/09/17 09:52 公開

楽しく座って集中力を伸ばす「熱中タイム」の取り組み

児童発達支援 SOU FIRST 志真志(宜野湾市)での「熱中タイム」は、メインの全体活動の前後に約15分〜20分間、個別の学習スペースで机に向かって行います。 用意する課題は画一的ではなく、迷路、点つなぎ、ひらがな50音プリント、運筆練習、シール貼り、塗り絵など、お子様の発達段階や好みに合わせて一人ひとり異なります。 年長のお子様には就学準備を見据えたひらがなプリントなどを準備しますが、中には用意された紙のプリントに少し抵抗感を示すお子様や年少のお子様もいます。 そんな時は、壁一面の大きなホワイトボードに自由にペンでお絵描きをする特別課題を準備🎨「書いてみたい!」という気持ちを最優先にし、まずは椅子に座ってペンを持つ楽しさを体感してもらっています。 専門的な発達の視点から、この熱中タイムでは特に以下の2つのポイントを意識して観察・支援を行っています。 1つ目は「微細運動(手先や指先を細かく器用に使う力)」と「筆圧(ペンを適切な力で押し当てる力)」のコントロールです。鉛筆を正しく持ち、思い通りの線を引くためには、指先の感覚だけでなく肩や肘の安定が必要です。最初は線を引く力が弱く、かすれてしまっていたお子様も、太いクレヨンから細いペンへ段階を踏むことで、徐々に力強い線が書けるようになってきました。 「手先を上手に使う体験」を重ねることが、就学後のスムーズな板書(黒板の文字をノートに写すこと)へと繋がっていきます📝 2つ目は「自己効力感(自分ならできるという自信)」の醸成です。課題が1枚完成するごとに個人の専用ファイルへ保管し、専用のカードにシールを1枚貼ることができます。 このシールが一定数たまると、とびきり豪華な「ご褒美シール」がもらえる仕組みになっています。「以前は途中で投げ出していた迷路を、最後まで一人でゴールできた!」という成功体験と、目に見えるシールの積み重ねが、お子様の「もっとやりたい!」という意欲と自信を育んでいます😊 机に向かう習慣をご家庭で身につける第一歩として、今日の夕方からできる「選択肢を2つだけ提示するアプローチ」を試してみてください。「お勉強しなさい」と声をかけるのではなく、「迷路と塗り絵、今日はどっちからやってみる?」と2択で問いかけてみます。自分で「こっちにする!」と選ぶことで、お子様の中に小さな自己決定感(自分の意志で決めたという感覚)が芽生えます。自分で選んだ行動には納得感があるため、スムーズに机に向かいやすくなり、最後までやり遂げたときの達成感もグッと高まりますよ選択肢は簡単なもので構いませんので、ぜひ会話の中に取り入れてみてくださいね👍

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /楽しく座って集中力を伸ばす「熱中タイム」の取り組み
教室の毎日
26/09/17 09:52 公開
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