児童発達支援事業所

児童発達支援 SOU FIRST志真志 のブログ一覧

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(9件)
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生活カードを使って、身の回りのことを自分でできるように

「何度も声をかけないと、次の行動に移れない」 「トイレのあとや鼻水が出たとき、自分でできることを増やしてほしい」 日常生活の中で、このように感じることはありませんか? トイレのあとに手を洗う、鼻水が出たらティッシュで拭く、手が汚れたらきれいにするなど、毎日の生活には、状況に合わせて行動する場面がたくさんあります。 SOU FIRST志真志では、イラストを使った「生活カード」を取り入れ、身の回りのことや行動の順番を確認する課題に取り組んでいます。 生活カードは、日常生活で必要な行動をイラストや写真で確認できる教材です。 個別課題では、スタッフとお子様が1対1で、トイレの手順や鼻水を拭く流れなどを確認します。 「手が汚れたときはどうする?」 「トイレのあとは何をする?」 このような問いかけを通して、カードを見比べながら、必要な行動や順番を考えます。 カードの枚数や内容は一律ではなく、お子様の理解や発達段階に合わせて調整します。 言葉だけでは分かりにくいことも、イラストで示すことで、行動の流れを目で見て確認できます。 生活カードで正しい順番を選べるようになっても、実際の生活場面ですぐに自分で行動できるとは限りません。 そのため、カードで確認するだけでなく、日常生活の中で実際に行動する経験につなげることが大切です。 また、お子様が課題に取り組みやすいよう、状況に応じてパーテーションを使用したり、個室で取り組んだりするなど、環境にも配慮しています。 必要に応じて声をかけたり、手助けをしたりしながら、一人ひとりに合った方法で支援を進めています。 生活カードがなくても、普段の生活の中で取り組めることがあります。 **① いつもの場面で問いかける** 鼻水が出たときに「どうするんだろう?」と声をかけ、ティッシュを使うことを一緒に確認します。毎回できなくても、繰り返し経験することが大切です。 **② 写真やイラストで順番を見せる** スマートフォンでティッシュや洗面台などを撮影し、写真を見ながら行動を確認する方法もあります。普段使っている物や場所の写真なら、実際の生活と結びつけて伝えやすくなります。 **③ すぐに答えを教えず、少し待つ** 子どもが次の行動を考えているときは、すぐに答えを伝えず、少し待ってみましょう。難しいときには、短い言葉や写真でヒントを伝え、大人が一緒に取り組みます。 **④ できたことを具体的に伝える** 「ティッシュで拭けたね」「手を洗えたね」など、実際にできたことを具体的に伝えます。自分一人でできたことだけでなく、声かけを受けてできたことや、大人と一緒に取り組めたことも大切な経験です。 小学校への入学に向けて、身の回りのことを自分で行ったり、次に何をすればよいか考えたりする経験は、生活習慣を身につけるうえで大切です。 最初からすべてを一人でできる必要はありません。 生活カードなどを手がかりにしながら、お子様のペースに合わせて、できることを少しずつ増やしていきましょう。 SOU FIRST志真志では、一人ひとりの理解や行動の様子に合わせ、日常生活につながる支援を大切にしています。

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /生活カードを使って、身の回りのことを自分でできるように
教室の毎日
26/10/27 10:34 公開
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就学前に身につけたいトイレの習慣

トイレットペーパーを真剣な表情でそーっと引き出し、「このくらい?」と確認するように職員の顔を見上げたお子様。「そうそう、上手に取れたね!」と声をかけると、ニッコリ笑って自分で丁寧に折り畳み始めました。 就学を控えた年長さんの保護者からは、「排便後のお尻拭きはまだ手伝っている」「うんちはトイレでできない」「トイレを我慢してしまう」といったご相談をいただくことがあります。小学校では、自分でトイレに行くタイミングに気づき、排泄後の始末や手洗いまで取り組む力が求められます。 SOU FIRST志真志では、いきなりトイレで一連の動作を練習するのではなく、絵カードで手順を確認したり、ペーパーを適量引き出して折り畳む練習をしたりしながら、少しずつできることを増やしています。また、洗濯ばさみを衣服に付けて外す遊びなどを通して、手指を細かく動かす経験や、身体をひねって手を後ろに回す動きにも取り組んでいます。 お尻拭きには、ペーパーを適量取る、折り畳む、手を後ろに回す、力加減を調整するなど、さまざまな動作が必要です。こうした動きは、お子様の手指の使い方や身体の動かし方に合わせて練習することが大切です。理学療法士(PT)の視点も取り入れながら、便座での姿勢や立ち上がる際のバランスなど、安全面にも配慮して支援しています。 ご家庭では、「トイレに行きたい感じはある?」と身体の感覚を確認したり、「今行く?それとも遊びが終わってから行く?」と選べるようにしたりする方法があります。うんちはオムツでしているお子様の場合、無理にトイレで排便させようとせず、トイレに座るだけの体験から始めるなど、本人の安心感に合わせて段階的に進めていきましょう。 大切なのは、できないことを急いでできるようにするのではなく、できる部分から取り組み、「自分でできた!」という経験を積み重ねることです。就学後の生活を見据えながら、お子様一人ひとりの発達や気持ちに合わせて、自分で取り組む力を育んでいきます。

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /就学前に身につけたいトイレの習慣
教室の毎日
26/10/27 10:30 公開

子どもの癇癪はなぜ起こる?ABAの視点で考える対応ステップ

「もう終わりだよ」と伝えると、急に怒ったり泣いたりしてしまうことはありませんか? 児童発達支援 SOUFIRST志真志(宜野湾市志真志)でも、活動の終わりが近づくと「もっとやりたかった」と気持ちを強く表すお子様がいます。 今回は、療育の現場で大切にしている癇癪対応ステップについて、ABA(応用行動分析)の視点も交えながらご紹介します。 「なぜ癇癪が起こるの?」と悩んでいる保護者様にも、お子様の気持ちを理解するヒントになればと思います。 結論から言うと、癇癪は単に「わがままを言っている」とは限りません。 お子様にとっては、「もっとやりたかった」「まだ終わりにしたくなかった」など、自分の気持ちを表している場合があります。 今回のお子様も、活動終了のタイマーが鳴ると、「もっとやりたかった」と怒る姿がありました。 大好きな活動であればあるほど、終わりを受け入れることが難しいこともあります。 そのため、癇癪が起きたときには、まず「なぜこの行動が起こったのかな?」と考えることが大切です。 【癇癪が起こる背景として考えられること】 ●まだ遊びたい、続けたい 楽しい活動を終わりにすることが嫌で、気持ちが大きく動くことがあります。 ●気持ちを言葉で伝えることが難しい 「もっとやりたい」「まだ終わりたくない」という思いを、言葉ではなく泣く・怒るなどの行動で表すことがあります。 ●気持ちの切り替えが難しい 活動に集中していると、終わりを受け入れて次の行動へ切り替えることに時間が必要な場合があります。 癇癪が起きたときは、行動だけを見るのではなく、その行動の前に何があったのかにも目を向けていきます。 療育では、ABA(応用行動分析)という考え方を支援に取り入れることがあります。 ABAとは、行動の前後に何が起こっているのかを見ながら、その行動の理由を考える方法です。 今回のケースでは、「タイマーが鳴る」という出来事の後に、「もっとやりたい」という気持ちから癇癪が起きています。 そこで、癇癪そのものだけを止めようとするのではなく、「どうしたかったのか」を確認することを大切にしました。 「もっとやりたかったんだね」 「最後までやりたかったね」 と気持ちを受け止めたうえで、落ち着いてから「どうしたかった?」と聞いてみます。 そして、次回の活動では、お子様が答えてくれた行動を実際に試してみます。 例えば、「最後までやりたかった」と答えた場合には、終わりの時間を意識しながら、最後まで参加できる方法を一緒に考えていきます。 このように、癇癪が起きた経験を次の行動につなげていくことが大切です。 以前は、活動の終わりにタイマーが鳴ると「もっとやりたかった」と怒っていたお子様も、経験を重ねながら、自分の気持ちや望んでいた行動を伝える機会をつくっています。 そして、癇癪を起こさずに活動を終えることができたときには、「できたね」「上手に終われたね」と具体的に褒めます。 「どうしたかった?」と聞かれたときに自分の思いを伝え、その方法を実際の行動につなげる経験を積み重ねていきます。 ご家庭でおすすめの癇癪対応ステップは、「落ち着く→気持ちを受け止める→次の行動を考える」です。 まず、癇癪が起きているときは、安全を確保しながら落ち着ける時間をつくります。 気持ちが落ち着いてきたら、 「もっとやりたかったんだね」 「まだ終わりたくなかったんだね」 など、お子様の気持ちを言葉にしてみましょう。 そして落ち着いた状態で、「どうしたかった?」と聞いてみます。 お子様が答えられたら、その気持ちや希望を次の機会につなげていきます。 次回、癇癪を起こさずに終われたときには、「今日は上手に終われたね」と具体的に褒めてあげましょう。 今日からすべてを変える必要はありません。 まずは、「癇癪が起きたら、その理由を考えてみる」ことから始めてみてくださいね!

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /子どもの癇癪はなぜ起こる?ABAの視点で考える対応ステップ
教室の毎日
26/10/13 14:53 公開

就学前に経験したい「いくつといくつ」の数あそび

「数字は言えるけれど、数の意味をどこまで理解しているのかな?」「就学前に『いくつといくつ』をどう教えたらいいのだろう?」と考えることはありませんか。 「いくつといくつ」は、1つの数を2つに分けたり、2つの数を合わせたりする数の合成・分解につながる考え方です。年長児など就学前のお子さんにとっても、遊びの中で実際にものを動かしながら、数量の関係に触れることができます。 児童発達支援 SOU FIRST 志真志では、数字を見て答えるだけでなく、実際のものを見たり、触ったり、動かしたりしながら、数量に触れる経験ができる活動を取り入れています。 今回は、児童発達支援管理責任者(保育士)の視点から、お店屋さんごっこを取り入れた「いくつといくつ」の数あそびと、就学前のご家庭でも取り入れやすい遊び方をご紹介します。 今回の活動では、お店屋さんごっこを取り入れ、注文を聞いて必要な数の商品を用意する中で、数量を扱う経験をしました。 男の子と女の子のオリジナルキャラクターが描かれたシートを用意します。 商品として使ったのは、ハンバーガーやポテトの立体的な消しゴム教材です。🍔🍟 子どもはお店屋さんになり、スタッフから注文を受けます。 例えば、 「男の子にハンバーガーを2個」 「女の子にハンバーガーを1個」 というように注文を聞き、指定されたキャラクターのお皿に並べます。 この活動では、数字だけを見て答えるのではなく、注文を聞く、商品を選ぶ、必要な数を取る、お皿に並べるという流れの中で、実際の数量を扱います。 活動を始める前に、みんなで安全に取り組むための約束を確認しています。 ・話を聞くときは「手はお膝」にする ・教材は大切に扱う お店屋さんごっこでは、注文を聞いてから商品を選び、必要な数を取ってお皿に並べます。活動中は、お子さんの動きや手元の操作を確認しながら、安全に取り組めるようにしています。 今回使用した立体的な消しゴム教材についても、約束を確認しながら扱います。活動内容や教材の扱い方は、お子さんの発達やその日の様子に合わせて調整しています。 「いくつといくつ」は、1つの数をいくつかの数に分けたり、分けた数を合わせたりする考え方です。 例えば、5個のものを用意して、 「こっちは2個、こっちは3個」 と分けてみます。 5個という一つのまとまりを「2個と3個」に分けることで、数の分解を具体的に経験できます。 反対に、2個と3個のものを一緒にして、 「合わせたら何個になるかな?」 と考えると、「2個と3個で5個」という数の合成につながります。 このように、ものを数える、分ける、合わせるといった経験を重ねながら、数量の関係に触れることができます。 今回のお店屋さんごっこでも、注文を聞いて、商品を探し、必要な数だけ取り、お皿に並べるという流れの中で、数量を扱っています。 さらに「ハンバーガー2個とポテト1個」という注文では、商品の種類とそれぞれの個数を確認して、必要な商品を選びます。 このような活動では、数えるだけでなく、聞いた内容を確認しながら、必要なものを選んで並べる経験もできます。 児童発達支援の5領域では、こうした活動は「認知・行動」の視点と関連します。児童発達支援ガイドラインでは、「認知・行動」の支援内容として、空間・時間、数等の概念形成や、数量等の習得が示されています。 また、幼児期の育ちを捉える際にも、「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」が示されており、遊びや生活の中で数量に触れる経験も大切にされています。 「いくつといくつ」を計算問題として覚えることだけを目的にするのではなく、実際のものを動かしながら、数の関係に触れる経験として取り入れています。 今回のような「いくつといくつ」の経験は、特別な教材がなくても、家庭にある身近なものを使って遊ぶことができます。 例えば、おやつの時間にお菓子を使って、 「2個置いてみよう」 「あと1個置いたら、全部でいくつ?」 と、一緒に並べながら数えてみます。 ミニカーやブロック、積み木など、普段から遊んでいるものを使って、 「2個置いて、あと1個足したらいくつ?」 と聞いてみるのも一つの方法です。 また、5個のものを用意して、2つの場所に分けてみることもできます。 例えば、 「2個と3個」 「1個と4個」 のように、同じ5個でもいろいろな分け方があることを経験できます。 家庭で取り組むときは、数字を書いて答えを出すことから始めなくても大丈夫です。まずは実際のものを一緒に数えたり、分けたり、合わせたりしながら、数量に触れるところから始めてみましょう😊

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /就学前に経験したい「いくつといくつ」の数あそび
教室の毎日
26/10/01 09:23 公開

言葉が出ない!実は身体と感覚が鍵!発達の土台を作る遊びの力

児童発達支援の療育室で、お友達におもちゃを「かして」と言えずにモジモジと足元を揺らし、助けを求めるようにじっと職員の目を見つめるお子様がいました。 お子様の言葉の発達について、「同年代の子はもっと喋れているのに・・・」「言葉が出ないので言葉の訓練をしてほしい」とお悩みを抱えていませんか? 宜野湾市の児童発達支援 SOU FIRST 志真志では、言葉の発達を促す準備段階として、運動や感触を楽しむ「からだ遊び」の時間を取り入れています。長さ約2メートルの平均台渡りやバランスストーン、直径60センチの大きなバランスボールを使った姿勢保持のエクササイズを行いました!運動をはじめる前はそわそわして立ち歩いてしまう様子も見られましたが、職員と一緒にバランスボールの上で10秒間ピタッと姿勢をキープする遊びや平均台とバランスストーンで足裏の刺激を入れると、ぐっと集中した表情に変化。椅子に座る姿勢が安定することで、職員の呼びかけや指示にも自然と目を合わせられるようになっていきます。 ⭐活動前に「お約束」を分かりやすく伝える 活動を始める前に、「順番を守る」「先生のお話を聞く」「お友達とぶつからないようにする」など、その活動に合わせたお約束を分かりやすく伝えています。 ただ「危ないからやめよう」と伝えるのではなく、どうしたら安全に楽しめるのかを具体的に伝えることで、お子様自身が見通しを持って活動できるようにしています。 ⭐一人ひとりの様子に合わせて見守る 同じ活動でも、動きが得意なお子様もいれば、動くことに不安を感じるお子様もいます。 そのため、活動中はお子様の動きや表情をよく見ながら、必要に応じて職員が近くでサポートします。 「ちょっと難しそう」「疲れてきたかな?」など、その時のお子様の様子に合わせて活動内容や関わり方を調整し、無理なく安心して参加できる環境をつくっています。 ⭐「できた!」を積み重ねて安全につなげる 安全に活動できたときには、「順番を待てたね」「先生のお話を聞いてから動けたね」など、具体的に伝えて認めるようにしています。 できたことをその場で伝えることで、「こうしたら安全にできるんだ」という経験につながり、少しずつ自分で考えて行動する力を育てていきます。 1つ目の視点は「ボディイメージ(自分の身体の位置や大きさ、動きの力加減を頭の中で正しく把握する感覚)」です。自分の身体が空間のどこにあるかを感覚的に把握できていないと、椅子にじっと座り続けること自体が大きな負担になります。以前は椅子に座っても数秒で崩れ落ちるように立ち上がっていたお子様が、足の裏をしっかり床につける感覚遊びを重ねたことで、5分間静かに座って活動ができるようになりました!姿勢が安定したことで、周囲の人の声や言葉に注意を向ける余裕が生まれたのです。 2つ目の視点は「感覚統合(見る・聞く・触る・身体のバランスなどを脳で正しく整理し、行動につなげる力)」です。言葉は、人と目を合わせたり、相手の声を聞いたり、手触りを感じたりする数々の感覚体験の積み重ねの上に成り立ちます。「落ち着きなく走り回る」という行動も、実は自分に必要なバランス感覚や触覚を身体いっぱいに取り入れようと調整しているサインです。ただ動かないように抑え込むのではなく、遊びの中で必要な感覚を満たすことで、自然と落ち着いてコミュニケーションを取る準備が整っていきます。 今日の夕方からご家庭で試せるおすすめのアプローチは、畳んだお布団の上に座ったり乗ったりして揺れる「お布団ロデオ遊び」です。お布団の上で「ゆらゆら〜、ピタッ!」と揺れを止めたとき、お子様に「もっと?」「おしまい?」と2択で問いかけてみてください。全身でバランスを取る運動遊びは、脳を覚醒させて言葉や意思表示を引き出しやすくする効果があります。言葉が上手く出なくても、うなずいたり「もっかい!」と仕草を見せたりできたら大成功です!体を動かして楽しむ体験が、自分の意思を相手に伝える「伝えたい!」という意欲と自己肯定感を育みます。ぜひ試してみてくださいね。

児童発達支援 SOU FIRST志真志 /言葉が出ない!実は身体と感覚が鍵!発達の土台を作る遊びの力
教室の毎日
26/09/28 10:18 公開
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