「あけて」「かして」「やって」「とって」などの要求語を
てらぴぁではプログラムとして行うことが多いです。
では、まだ発語がないお子様にはどうやってアプローチをしていくか?
最初は明瞭性のある言葉にこだわらず、それぞれのお子様が出しやすい音(「あー」「んー」「ぶー」など)を探りながら
”音をだすこと”
を促していきます。促すのは先生がお手本をみせてお子様に真似っこしてもらうことで音を出してもらいます。
ドアの前で「あー(あけて)」と音がでた、使いたいおもちゃを前に「んー(ちょうだい)」と音が出た、
これらすべてをたくさん褒め、すぐに要求を叶えることによって
”音を出せば叶えてくれる” ”音を出したらいいことがあったぞ”
という、お子様の成功体験につながります。
声を出すことがまだむずかしいお子様には「目を合わせること」「動作で知らせること」も促しています。
これはジェスチャーそのものを練習しているのではなく、
”なにかアクションをしたら要求を叶えてくれる” ”このタイミングで動作をするといいことがあった”
という学習につなげています。これも言葉で要求することの第一歩です。
また、先生と一緒に模倣で動作(要求)をすることによってどのタイミングで動作(要求)をだしたらいいのかの学びにもなっています。
そのもっと前段階で、アクションをするための動作模倣が難しければ様々な模倣のプログラムもありますので一緒に練習もできますよ( *´艸`)
どの段階のお子様にも、”今できること”をセラピーの中でたくさん促していき、
”音をだすことが楽しい” ”自分がしたことによって気持ちや要求が伝わるのがうれしい”
と思えるような経験を作り上げています。
音がたくさん出るようになったら次の段階です♪
気になる方はお問合せお待ちしております(#^.^#)
伝わる楽しさ、感じられる機会を作るプロです!
教室の毎日
25/07/15 10:11
