こんにちは!作業療法士の馬場﨑です!
本日の療育では【魚の制作・魚釣り】をしました。
活動のねらいは
手先の巧緻性を養う
釣り竿を操作して魚を釣ることで、指先や手首の細かい動きが身につく。
集中力・持続力を育てる
魚を釣り上げるまで集中して取り組む力が伸びる。
認識力を高める
色・形などがついた魚を釣ることで、色や数の理解にもつながる。
成功体験を通して自己肯定感を高める
魚が釣れたときの達成感が「できた!」という自信につながる。
今日のクラスは小さい子どもたちが多いクラスだったので、一人ひとりが遊びに満足できるように一人づついけす?に見立てたものの中で魚釣りを楽しんでもらいました。魚を釣り上げて笑顔で満足そうにしている様子や、「他の魚も釣りたい」と伝えにきてくれる子、嬉しそうに走り回る子、黙々とタコを繰り返しで釣り上げる子、いけすに追加の魚を入れると「ダメ!」と自分のいけすを守る子、みんな思い思いに満足して遊べていていました。
なかなか場所に慣れにくいお子様も、お子様のペースに合わせて、関わっていくことで、徐々に場所やスタッフに慣れて安心できる存在になってもらえたかなと感じます。
落ち着ける場所の環境づくりとして、周囲から入ってくる感覚情報を調整すること例としては・・・・
・自分の場所がわかりやすいように写真付きの椅子にする。
・見通しが持てるよう一日のスケジュールを絵カードにする。
・活動時間がわかりやすいようにタイマーが鳴ったら片付け等合図を決める。
「楽しい」経験を増やして、お子様にココハグは安心して自分を表現できる場所と思ってもらえるように、今後も工夫していきます!
釣ったどー!
教室の毎日
25/04/16 16:26
