昨日は、野菜スタンプ遊びを行いました。
以前、ぴょんぴょんかえる作りの活動を行った際、ペンの貸し借りをテーマにした関わりの支援に取り組みました。
その経験を踏まえ、今回も子どもたちの人とのやりとりや力加減の発達を育むことをねらいにしています。
⚪︎年少・年中さん
ねらい:
・スタンプ遊びを通して、手の力加減に気づき調整しようとする
・友だちと道具を共有しながら、自然な貸し借りや順番のやりとりを経験する
年中さんでは、いろいろな野菜でスタンプを押してみる中で、「強く押しすぎてつぶれちゃった!」「あれ?色がつかない!」と、自分の手の力に意識が向く姿が見られました。
また、「かして」「どうぞ」「一緒につかおう」といった言葉のやりとりが活動の中で自然に出てきて、以前のぴょんぴょんかえるの活動の経験が生きているように感じました。
⚪︎年長さん
ねらい:
・友だちと話し合いながら、グループでテーマを決めて制作に取り組む
・役割分担や協力を通して、共通の目的に向かう力を養う
年長さんは、グループごとに「何を作るか」のテーマを話し合い、自分たちで計画を立ててから活動に取り組みました。
「ひまわりがいい!」「プール!」「花火にしよう!」など、夏に沿ったテーマがたくさん出てきて、それをどう表現するかを相談しながら進める姿は、さすが年長さん。
途中で意見がぶつかる場面もありましたが、譲り合ったり、交代したりする中で、お互いの気持ちを大切にしながら協力する力が育っていることを感じました。
道具の貸し借り、力加減、話し合い、役割分担…。
今回の活動では、年齢や発達段階に合わせたねらいを立て、一人ひとりの「関わる力」を少しずつ育てることを大切にしました。
以前の活動からの積み重ねが、子どもたちの行動や言葉の中に少しずつ現れてきているのを感じます。
これからも、「できた」「わかってもらえた」「一緒にできた」そんな体験を積み重ねながら、子どもたちの成長を丁寧に支えていきたいと思います。
野菜スタンプ🌽
教室の毎日
25/06/11 08:32
