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「感覚統合」について②

教室の毎日
こんにちは言語聴覚士のTです!

本日は、前回に引き続き感覚統合について紹介していきます!

【前庭覚(平衡感覚)とは】
 ・体の動きや姿勢、バランスを感じ取る感覚。
 ・「姿勢保持」、「バランス」、「眼球運動」、「空間認識」、「自律神経の調
  整」などの機能を持つ。
 ・例)①石ころに足を引っかけてしまい、前に倒れそうになるが、バランスを調
       整して元の姿勢に維持ができる。
     ②雪道を歩いてる時に滑って後ろに倒れそうになるが、なんとか前に
姿勢を維持する。
     ③トランポリンの上でジャンプしても、トランポリンの枠から出ないように
       維持できるなど。
     ④くるくる回って、目が回るが、姿勢を維持できるなど。
     これらの機能には前庭覚の機能が関わっています。

【固有覚とは】
 ・ひざは何度曲がっているのか?90度?120度?など、わざわざ確認しなくて
  も無意識に調整してくれている感覚。

【感覚統合について】
・正常に機能している場合
 →例)人の話を聞く際、目線(視覚)と人の話を聞くこと(聴覚)に
      注意が向いていおり(スイッチON状態)、他の感覚(固有覚、
      前庭覚等)には注意が向かないようになっている(スイッチOFF
      状態)ため、人の話を集中して聞くことができる。

・正常に機能していない場合
 →例)視覚と聴覚以外に、前庭覚や固有覚等にも注意が入っている
     (スイッチON状態)ため、姿勢が悪くなる(前庭覚)、足をブラン
     ブランさせる(固有覚)、お尻や太ももがそわそわする(触覚)感覚
     にも注意が向くため、集中して話を聞くことができない。

今回はこれまでです!

次回は、「自宅でできる感覚統合を促す遊び」についてご紹介していきます!

お楽しみに!!!  

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