療育の3本柱の2つ目は...、
身体面からアプローチとしての【Sensory Integration 感覚統合療法】です。
人は、五感などを通して外部からの情報を受け取っていますが、見る(視覚)聞く(聴覚)から多くの情報を得ています。さらに、「前庭覚(回転・バランスセンサー)」「固有受容覚(力・関節の曲げ伸ばしのセンサー)」「ヒフ感覚(触覚)」の身体で感知する感覚(体性感覚)が、重要な役割を持っています。
感覚統合療法では、これら3つの体性感覚を体験することを通して、いろいろな活動を行うための
構え(レディネス)を作ります。
感覚統合がうまくいかない場合、情緒面・対人面・言語面など、日常生活のさまざまな場面で困難さが生じることになります。
下の図の「感覚統合ピラミッド」は、感覚統合の成長段階を示しています。五感に加えて、前庭覚 (回転・バランスのセンサー) 、固有覚 (力のセンサー) 感覚が基盤となって、その上に「姿勢を保つ」など、より高次のスキルが順に積みあがっていくイメージです。
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25/04/26 03:23