※児童発達支援の空き状況については最下部をご覧ください。
「レイトトーカー」という言葉を聞いたことがありますか?子どもの発達について調べていると、この言葉を目にすることがあります。
今回は、コプラスでの療育の視点から、レイトトーカーについて現在分かっていることと、子どものことばを見るときに大切にしたいことを整理してみます。
「レイトトーカー」は診断名ではありません
レイトトーカー(late talker)は、ことばの出始めや、話すことばの発達がゆっくりな幼児について、研究や臨床の中で使われている言葉です。病名や診断名ではありません。
研究では、2歳頃の「話せることばの数」や「二語の組み合わせがみられるか」などを目安として、レイトトーカーを研究対象とすることがあります。ただし、どこからをレイトトーカーとするかについては研究によって違いがあります。
また、ある年齢で話せる単語が何語あるか、という一つの数字だけで、その子の発達を判断できるものでもありません。
「話せることば」だけを見ない。ことばの発達というと、つい、
「何語くらい話せるかな?」
「二語文が出ているかな?」
と、話すことばに目が向きやすくなります。
もちろん、それも大切な情報です。
一方で、ことばの発達を見るときには、話すこと以外にもさまざまな姿を見ていく必要があります。
たとえば、
・ことばで伝えられたことを、どのくらい理解しているか
・指差しや身振りをどのように使っているか
・欲しいものや興味のあるものを、どんな方法で相手に伝えているか
・大人や友だちとのやりとりをどのように楽しんでいるか
・まねや遊びの中で、どのような姿がみられるか
などです。
「話せることばが少ない」という一部分だけではなく、その子が人や周囲のものとどのように関わっているのかを、一緒に見ていくことが大切だとされています。
コプラスでも「伝え方」を見ています。これは、コプラスで子どもたちと関わるときにも大切にしている視点です。
ことばだけがコミュニケーションではありません。
視線や表情、指差し、身振り、ものを持ってくることなど、子どもはさまざまな方法を使って自分の気持ちや興味を伝えています。
活動や遊びの中でも、
「今、何を見ているのかな」
「何を伝えようとしているのかな」
「このことばはどのくらい分かっているかな」
「どんな方法なら伝えやすいかな」
と、その子の様子を見ながら関わります。
子どもの発信を受け止めたり、していることにことばを添えたり、ときにはすぐに先回りせず、自分から伝えようとする様子を待ったりすることもあります。
「ことばを言わせる」ことだけを考えるのではなく、その子が今持っているコミュニケーションの方法を大切にしながら、やりとりを積み重ねていくという考え方です。
「そのうち話す」とも「何か問題がある」とも言い切れません。
レイトトーカーと呼ばれる子どもたちのその後についても、さまざまな研究が行われています。
成長とともにことばが大きく伸びていく子もいます。
一方で、その後もことばの理解や表現、読み書きなどに難しさがみられる子もいます。
そのため、
「ことばが遅くても、そのうち話すから大丈夫」
と一律に考えることも、
「ことばが遅いから、何か発達上の問題がある」
と決めつけることもできません。
また、レイトトーカーという言葉だけから、自閉スペクトラム症などの発達特性について判断することもできません。その子がどんなことを理解しているのか、どのように人と関わっているのか、ことばやコミュニケーションがどのように変化しているのか。
必要に応じて専門機関ともつながりながら、経過を見ていくことが大切です。
名前をつけることが目的ではなく
「レイトトーカー」という名前を知ると、
「うちの子もそうなのかな?」
と気になる方もいるかもしれません。
でも、この言葉を知る目的は、子どもをどこかの分類に当てはめることではないと私たちは考えています。
これまで「ことばがゆっくり」という大きなくくりで見られてきた子どもたちについて研究が進むことで、どんな育ち方があるのか。どんなところを丁寧に見ていけばよいのか。どのような支援が役立つのか。少しずつ分かることが増えていくかもしれません。
ことばの発達が気になるとき、「何語話せるか」だけに目を向けるのではなく、
「どんなことが分かっているかな」
「どんな方法で伝えているかな」
「どんなやりとりを楽しんでいるかな」
というところにも目を向けてみる。
コプラスでも、一人ひとりの今の姿を丁寧に見ながら、その子に合ったコミュニケーションや関わり方を考えていきたいと思います。
このお話を読んで「うちの子はどうなのかな?」「話を聞いてほしい、相談」したい。というお気持ちになりましたら、是非お気軽にお問合せくださいませ。
下、現時点での空き枠をご案内いたします。
10時~11時の枠 月、火、水、金、土
※14時15分~15時15分の枠 月、水、土
15時半~16時半の枠 土
※16時~17時の枠 月、火、水、金
※お時間が変更になる可能性がございます。予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
「レイトトーカー」という言葉を聞いたことがありますか?子どもの発達について調べていると、この言葉を目にすることがあります。
今回は、コプラスでの療育の視点から、レイトトーカーについて現在分かっていることと、子どものことばを見るときに大切にしたいことを整理してみます。
「レイトトーカー」は診断名ではありません
レイトトーカー(late talker)は、ことばの出始めや、話すことばの発達がゆっくりな幼児について、研究や臨床の中で使われている言葉です。病名や診断名ではありません。
研究では、2歳頃の「話せることばの数」や「二語の組み合わせがみられるか」などを目安として、レイトトーカーを研究対象とすることがあります。ただし、どこからをレイトトーカーとするかについては研究によって違いがあります。
また、ある年齢で話せる単語が何語あるか、という一つの数字だけで、その子の発達を判断できるものでもありません。
「話せることば」だけを見ない。ことばの発達というと、つい、
「何語くらい話せるかな?」
「二語文が出ているかな?」
と、話すことばに目が向きやすくなります。
もちろん、それも大切な情報です。
一方で、ことばの発達を見るときには、話すこと以外にもさまざまな姿を見ていく必要があります。
たとえば、
・ことばで伝えられたことを、どのくらい理解しているか
・指差しや身振りをどのように使っているか
・欲しいものや興味のあるものを、どんな方法で相手に伝えているか
・大人や友だちとのやりとりをどのように楽しんでいるか
・まねや遊びの中で、どのような姿がみられるか
などです。
「話せることばが少ない」という一部分だけではなく、その子が人や周囲のものとどのように関わっているのかを、一緒に見ていくことが大切だとされています。
コプラスでも「伝え方」を見ています。これは、コプラスで子どもたちと関わるときにも大切にしている視点です。
ことばだけがコミュニケーションではありません。
視線や表情、指差し、身振り、ものを持ってくることなど、子どもはさまざまな方法を使って自分の気持ちや興味を伝えています。
活動や遊びの中でも、
「今、何を見ているのかな」
「何を伝えようとしているのかな」
「このことばはどのくらい分かっているかな」
「どんな方法なら伝えやすいかな」
と、その子の様子を見ながら関わります。
子どもの発信を受け止めたり、していることにことばを添えたり、ときにはすぐに先回りせず、自分から伝えようとする様子を待ったりすることもあります。
「ことばを言わせる」ことだけを考えるのではなく、その子が今持っているコミュニケーションの方法を大切にしながら、やりとりを積み重ねていくという考え方です。
「そのうち話す」とも「何か問題がある」とも言い切れません。
レイトトーカーと呼ばれる子どもたちのその後についても、さまざまな研究が行われています。
成長とともにことばが大きく伸びていく子もいます。
一方で、その後もことばの理解や表現、読み書きなどに難しさがみられる子もいます。
そのため、
「ことばが遅くても、そのうち話すから大丈夫」
と一律に考えることも、
「ことばが遅いから、何か発達上の問題がある」
と決めつけることもできません。
また、レイトトーカーという言葉だけから、自閉スペクトラム症などの発達特性について判断することもできません。その子がどんなことを理解しているのか、どのように人と関わっているのか、ことばやコミュニケーションがどのように変化しているのか。
必要に応じて専門機関ともつながりながら、経過を見ていくことが大切です。
名前をつけることが目的ではなく
「レイトトーカー」という名前を知ると、
「うちの子もそうなのかな?」
と気になる方もいるかもしれません。
でも、この言葉を知る目的は、子どもをどこかの分類に当てはめることではないと私たちは考えています。
これまで「ことばがゆっくり」という大きなくくりで見られてきた子どもたちについて研究が進むことで、どんな育ち方があるのか。どんなところを丁寧に見ていけばよいのか。どのような支援が役立つのか。少しずつ分かることが増えていくかもしれません。
ことばの発達が気になるとき、「何語話せるか」だけに目を向けるのではなく、
「どんなことが分かっているかな」
「どんな方法で伝えているかな」
「どんなやりとりを楽しんでいるかな」
というところにも目を向けてみる。
コプラスでも、一人ひとりの今の姿を丁寧に見ながら、その子に合ったコミュニケーションや関わり方を考えていきたいと思います。
このお話を読んで「うちの子はどうなのかな?」「話を聞いてほしい、相談」したい。というお気持ちになりましたら、是非お気軽にお問合せくださいませ。
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10時~11時の枠 月、火、水、金、土
※14時15分~15時15分の枠 月、水、土
15時半~16時半の枠 土
※16時~17時の枠 月、火、水、金
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