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【ビジョントレーニング】【感覚統合】トランポリン

療育施設では、「前庭覚」や「固有覚」という感覚の土台を整えるために、よく使われるトランポリン。
お子さまが楽しんで取り組める運動教具のひとつですが、お子さまが「跳びたいペースでただ跳ぶだけ」では、かえって感覚が整いにくいことがあります。

どういうことかというと、前庭覚や固有覚、あるいは様々な原始反射の身体の反応が残っていると、跳ぶ行動が単に「感覚を満たすこと」「自己刺激入力行動」で終わってしまう場合があります。
発達の途中で満たされ切っていない感覚を満たすことは非常に大事なことですが、例えば前庭覚の感覚が足りていない、育ちきっていないお子さまの場合、トランポリンを跳ぶと、何10分も跳び続けて”刺激の自己入力”の状態が続き、「やめよう」と声をかけてもやめられなくなる時があります。

これが、集団で活動している場面だったとしたら、順番を待っている次の人と交代できないなど、「感覚を整える」ためのポジティブな取り組みだったことが、「望ましい行動に切り替えられない」という「社会的にスキルが積み上がらない」ネガティブな取り組みへすり替わってしまうことがあります。

前庭覚、固有覚の感覚が満たされていない、あるいは原始反射が残っているお子さんは、跳ぶたびに身体が傾き、その傾きを修正しようとしてさらに反対に傾きます。具体的にどのような動きになるかというと、頭を前後左右に振りながら跳んだり、回りながら跳んだりすることが多くなります。

Bless Vision でトランポリンを取り組む場合は、「ビジョントレーニング」の要素を取り入れ、視認知機能を整えることも組み合わせて取り組みます。
跳ぶたびに姿勢が崩れたり回ってしまうお子さんの場合は、最初は手すりを持って跳んでもらい、慣れてきたら1つの場所を見ながら視線を固定して跳ぶ、次に動くものを目で追いながら跳ぶ、と、スモールステップで難易度を上げていきます。

跳びながら眼球を適切にコントロールすることができるようになると、身体の「水平」「垂直」「中心」をしっかり認識できるようになり、姿勢が安定するようになります。
トランポリンで姿勢を安定して跳べるようになると、立っても座っても姿勢を安定させることができるようになります。

トランポリンは「跳びたいペースでただ跳ぶだけ」では感覚が整いにくい理由、いかがでしたか?

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