18歳アスペルガーの息子昨日、ベトナム、カンボジアの旅から無
事に帰国しました。到着は遠くから解散するまでを見守ってました。9日間共に過ごした仲間とのお別れ。写真を撮ったり、ちゃんと目を見て話したり、最後は一人一人抱き合って再開を約束してたようです。今、まだ死んだように眠っています。旅の間の平均睡眠は2時間から3時間だったらしく深い眠りについています。空港で帰って来た時の顔は忘れません。「楽しかったんだ。本当に楽しかった」あの死んだような目がまだ幼かった頃の息子の目に戻ってましたから。3日目まではついて行くのが精一杯で、話の仲間には入らずただ聞いていただけ。でも、聞いているだけでも楽しかったようです。自分が少しずつ変わろうと思ったのは4日目から。みんなの前で自分には発達障害があり、今まで人を避けて生きて来た事をカミングアウトしたそうです。それを仲間は受け入れ、息子のやれなかった事を中心に動いてくれたと。カンボジアへ渡りフリーで各々行動する日。たった1人で乗馬のできる場所までGoogleマップを使い出向き、2時間広〜い草原、街を馬に乗って楽しんだと言ってました。そこまで行くのにお金がなく、3、40分歩いて行ったと聞いて驚きました。最後の夜はみんなたくさん涙を流しながら、これからの事語り合ったそうです。(この話は今日改めて教えてくれるみたいだけど)カバンの整理をしていたら、なにやら紙が出て来て寝ている息子の横で読みました。『自分には障害があるけど、どうしても話すことが苦手だけど、これもひっくるめて自分でいいんだと今回の旅で教えてもらった。これからは自分なりに伝えることの努力はすると決めた。馬が本当に好きだとわかった。自分は馬と生きるって決めた。無謀かもしれないけど、この障害じゃ出られないかもしれないけど。パラリンピックとかで馬術出たい!って夢ができた。僕のために動いてくれた皆さんにありがう。』〜今の気持ちを両親に伝えるとしたら〜『障害を持って生まれて来たこと。ずっとひきこもって来たことにもちゃんと意味がある。辛い気持ちさせたけど、見守ってくれていた事に本当に感謝してます。これからも、もう少し見守って下さい。』そう書かれていました。人との出会いを大切にして、どんなつてを使っても、住み込みでも馬と真剣に向き合うから。英語も勉強し直したい。今度は1人でベトナムへ行く。そう決めたから。だって、仲間たちに宣言してきた。やらないわけにはいかない。ですって。T^T今の気持ちを大切に。途中それてしまったとしても、そう思えた出来事に感謝して、息子のこれからを見守ります。ここの皆様にもたくさんエールいただきました。いいご報告ができた事、感謝しています(^○^)