これって遊び?自閉症の子どもに多い「おもちゃを並べる」行動とは
ライター:sari
自閉症の子どもに見られる特徴として、物を集めたり、規則的に並べたりすることを好むという特徴があります。毎日の遊びの中でも、積み木やミニカーなどのおもちゃを規則的に並べるという遊びを繰り返し行います。自閉症の特徴を理解するため、今日は「物を並べる遊び」について考えていきましょう。
物を並べる遊びが好きだから自閉症とは限りません
自閉症の子どもは物を並べる行為を好むのが特徴です。
しかし、我が子が物を並べて遊ぶからといって、それだけで自閉症を疑うのは時期尚早です。小さな子どもなら、物を並べるという遊びに夢中になることはあります。
しかし、我が子が物を並べて遊ぶからといって、それだけで自閉症を疑うのは時期尚早です。小さな子どもなら、物を並べるという遊びに夢中になることはあります。
自閉症の子どもに見られる3つの特徴とは
自閉症とは、100人に0.9人程の発症率といわれ、生まれつき脳の機能に何らかの障害を持つ発達障害のひとつだと言われています。人や物との変わった関わり方をしたり、大人や同年代の子どもとのコミュニケーションがうまくとれなかったり、興味や関心が非常に偏っており、同じことを繰り返したがる特徴をもっています。
自閉症の子どもの大きな特徴として以下のことが挙げられ、3歳前後で診断されることが多いそうです。
1. 言葉の発達が遅れている
2. 対人関係や社会性が気になる
3. パターン化した行動やこだわりがある
この「パターン化した行動やこだわりがある」という特徴によって、「並べる」ことの面白さを見出しているのかもしれません。
1. 言葉の発達が遅れている
2. 対人関係や社会性が気になる
3. パターン化した行動やこだわりがある
この「パターン化した行動やこだわりがある」という特徴によって、「並べる」ことの面白さを見出しているのかもしれません。
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自閉症の子どもがものを並べて遊ぶという意味
自閉症の子どもは、そのおもちゃの本来の遊び方よりも、並べる遊びを好む場合があります。
例えばブロックでお家を作るよりも、大きさの順番に並べることを好むなど。
並べるものは積み木やブロック、ミニカーや電車のおもちゃの他にも。
石やCDケース、時には家中のスリッパをまっすぐに並べたり…。
きれいに並べる場合もあれば、他の人から見ると一体どんな規則があるのかわからない場合もあるでしょう。
不規則に見えても、本人の中では一定のルールで並べているので、勝手な判断で崩してしまうのは避けたいものです。
例えばブロックでお家を作るよりも、大きさの順番に並べることを好むなど。
並べるものは積み木やブロック、ミニカーや電車のおもちゃの他にも。
石やCDケース、時には家中のスリッパをまっすぐに並べたり…。
きれいに並べる場合もあれば、他の人から見ると一体どんな規則があるのかわからない場合もあるでしょう。
不規則に見えても、本人の中では一定のルールで並べているので、勝手な判断で崩してしまうのは避けたいものです。