ポジティブな未来へと伴走してくれる医師を探そう

さまざまな医師、さまざまな診断名と出会ったボクが思うことは、どんな人でも、自分にぴったりの「同志」と呼べるような医師と出会えるのだ、ということです。

どうかあきらめず、お子さんやあなたご自身の相性に合う医師を探してください。

人のうわさ話に惑わされず、必ず直接会って、第一印象で感じたものを信じてください。合わなければ合う医師が見つかるまで探し続けてください。もし良い先生だと感じたなら、たとえその先生の評判が悪くても信頼してください。

医師を選ぶ際ポイントは、その医師の言動です。特に、ネガティブな言葉がどれだけ少ないかをよく観察してください。

それは、状況が好転してきた後、可能性をどこまで追いかけられるかが重要だからです。

病気が治ったのに病院に行く人はいませんよね。通常の病気を治す医師であれば、そこでお別れです。しかし、発達障害は病気ではありません。

医師にかかって、今の苦しみが好転することは当たり前。その後、あなたやお子さんの特性を活かす可能性を追求してこそ診断の意味があるのです。

「あなたはこう言う特性を持っている。今まではそれを活かせない状況で大変だっただろうけど、これからは違う。その特性を活かしていく方法を一緒に探していこう」

そう言ってくださる医師との出会いを積極的に求めてください。

ちなみにボクは、今現在ハイリーセンシティブパーソン、インディゴチルドレンという見立てが一番気に入っています。医学的に確立された診断名ではありませんが、これらは、ボクの持っている特性を明るく照らしてくれる気がするからです。

では、今回はこの辺で。

読んでくださってありがとうございました。
先生がアスペルガーって本当ですか?―現役教師の僕が見つけた幸せの法則 ゴトウサンパチ(著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4750334197
32歳で発達障害と診断されて。服薬で激減したミス、睡眠障害――精神科を受診して変わった私のQOLのタイトル画像

32歳で発達障害と診断されて。服薬で激減したミス、睡眠障害――精神科を受診して変わった私のQOL

リト@葉っぱ切り絵さん、ADHDの診断が転機に。「臨機応変」ができずに退職を繰り返した日々と、過集中を活かして唯一無二のアーティストになるまでのタイトル画像

リト@葉っぱ切り絵さん、ADHDの診断が転機に。「臨機応変」ができずに退職を繰り返した日々と、過集中を活かして唯一無二のアーティストになるまで

大学での挫折、引きこもり、24歳での再診断。発達障害の彼を「僕らが一番苦手なことができる子」と評価する職場と出合うまで――――発達障害を描いたCMプロデューサーが聞く【連載 #見えない障害と生きる】のタイトル画像

大学での挫折、引きこもり、24歳での再診断。発達障害の彼を「僕らが一番苦手なことができる子」と評価する職場と出合うまで――――発達障害を描いたCMプロデューサーが聞く【連載 #見えない障害と生きる】


追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。