少しでも当日の緊張を減らすため、取り組んだのは…

昨年は早退した運動会、支援級の先生と二人三脚で参加した今年は…の画像
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だんだんと運動会当日に近付いてきました。

少しでも急に入る情報を少なくするため、私は1日の流れとBGMの一覧表を先生からもらい、動画サイトで聴きながら、「この曲が鳴ったら入場だね」など、長男と何度もシミュレーションしました。

見通しを少しでも楽しめるようにと、先生は「何組が優勝するかなぁ?」と、長男と予想勝負もしていました。

練習がラストスパートに差し掛かると、生徒たちもだんだんと一生懸命な雰囲気に。

このタイミングで、最初に決めた目標をあらためて、長男と確認することにしました。

合わせて、「運動会はお祭りの意味もあるんだよ。当日は観戦、応援を楽しもうね」と伝え、できるだけ長男の気持ちをほぐすよう心がけました

たとえ完璧じゃなくても、いい経験だったと思えるように

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いよいよ運動会当日です。

徒競走は、直前でやっぱり「あかんわ…!」と出場できず。

ダンスでは衣装を着ることができました。輪からはみ出したり、振りを間違えたりもありましたが、将来チャレンジする、高学年の組体操などは、リラックスして見ることができました。

そして長男は、当初の目標だった閉会式まで参加することができたのです

「今年はぜんぜん緊張しなかったわ。」「目標、クリアできたな。」

そのあと「1番おもしろかったのは?」と訊ねると「まあ、綱引きやな~。負けたけど」。そうか、そうか。
 
運動会以外でも、しょっちゅう飛び出す「無理やもん。僕は出なくていい」という言葉。まずは受け止めて、そのうえで、親としては「ちょっとやってみたら」とも言いたいものです。

その時、どこまでを「ちょっと」とするのか、加減が難しいのですが、私は、そのつど長男の表情を見ながらエイヤッと決めています。それでも「あかん!」となることも受け止めながら。

残暑厳しく、課題の難易度も年々上がってくるので、来年の運動会はどうなるのか、まだわかりません。

でも、せっかくなのでこれからも運動会は、「体を動かす」「ハレの場に慣れる」「勝ち負けを経験する」いい機会として、活かしていけたらなと思っています。
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