子どもが「初めて」に挑戦するときに最適!絵カードの使い方とは
ライター:楽々かあさん
写真とスマホアプリなどで、誰にでも簡単に作ることができる「絵カード」。
絵とシンプルな言葉がセットで伝わり、実際の経験とピタッ!と合えば、どんな子にも、新しいこと、複雑なことが、明確でわかりやすいものになります。
今回は、ほんの少しの上級テクニックを交えながら、「絵カード」を応用して、日常生活の中で活用するアレンジ術をご紹介します。
こんなに活用できる!絵カードを使った応用・アレンジ例
前回は、写真とスマホアプリを使って、誰にでも簡単にできる「絵カード」の作り方をご紹介しました。
こうして作った「絵カード」は、自由な発想で、様々な場面で、どんなお子さんにも活用することができます。
今回は楽々かあさんが、我が家での日常生活の中で即!使える、「絵カード」アレンジを、上級テクニックを少しだけ交えつつ、実例でご紹介していきます。
こうして作った「絵カード」は、自由な発想で、様々な場面で、どんなお子さんにも活用することができます。
今回は楽々かあさんが、我が家での日常生活の中で即!使える、「絵カード」アレンジを、上級テクニックを少しだけ交えつつ、実例でご紹介していきます。
スマホアプリで作れちゃう!失くしもの・忘れ物予防に便利な絵カード
初めてが苦手なお子さんに!事前にイメージがつきやすい手順カード
こちらは、自分でお買い物デビューしたいと言う長女に、買い物の手順を教えるための絵カード。
ものごとの手順を教えるには、絵カードを複数枚作って、「テキスト」で番号を振ります。
背景やその手順で必要ないものは、モノトーンに加工し、注目させたい部分だけを彩色する「カラースプラッシュ」機能(PicsPlay有料版機能)を使っています。
「カラースプラッシュ」は、お店の雰囲気や他のお客さんなど、背景の全ての情報を消さずに、ある程度シルエットは残しておきつつ、必要な部分に注目させたい場合に便利です。
PicsPlayの場合、「Fx」から「カラースプラッシュ」を選択すると、写真が一旦モノトーンになり、彩色したい部分だけ、指でなぞるとそこだけ色が着きます。
「カラースプラッシュ」機能がない場合には、「ペンツール」の大きめブラシで、グレーなどを選択し、透明度を50%などに調節して、トーンを落としたい部分を塗りつぶす方法などもあります。
また、台詞を入れたい場合には、先に「ペンツール」でフキダシを描いてから、テキストを入れます。アプリによっては、「シェイプ」や「スタンプ」に、フキダシの形が入っています。
この場合、写真は家にある人形と、玩具のレジスターなどを使って撮りましたが、兄弟やお友達、お店の人などに協力してもらって、「お手本」を撮らせてもらうのもいいと思います。
ものごとの手順を教えるには、絵カードを複数枚作って、「テキスト」で番号を振ります。
背景やその手順で必要ないものは、モノトーンに加工し、注目させたい部分だけを彩色する「カラースプラッシュ」機能(PicsPlay有料版機能)を使っています。
「カラースプラッシュ」は、お店の雰囲気や他のお客さんなど、背景の全ての情報を消さずに、ある程度シルエットは残しておきつつ、必要な部分に注目させたい場合に便利です。
PicsPlayの場合、「Fx」から「カラースプラッシュ」を選択すると、写真が一旦モノトーンになり、彩色したい部分だけ、指でなぞるとそこだけ色が着きます。
「カラースプラッシュ」機能がない場合には、「ペンツール」の大きめブラシで、グレーなどを選択し、透明度を50%などに調節して、トーンを落としたい部分を塗りつぶす方法などもあります。
また、台詞を入れたい場合には、先に「ペンツール」でフキダシを描いてから、テキストを入れます。アプリによっては、「シェイプ」や「スタンプ」に、フキダシの形が入っています。
この場合、写真は家にある人形と、玩具のレジスターなどを使って撮りましたが、兄弟やお友達、お店の人などに協力してもらって、「お手本」を撮らせてもらうのもいいと思います。
写真付きの「手順カード」があれば、小さな子でも複雑な工程が整理されて分かりやすくなりますし、カードを自分で作れば、生活上、学習上、色々なことに応用ができます。
例えば身支度、病院の予防接種、ケンカした時の謝り方など…。
完成してプリントした「手順カード」は、パンチで穴を開けてリングで綴じたり、写真フォルダーなどに入れてまとめます。
新しいことに取組むのが苦手な子、落ち着いて取り組むことが苦手な子は特に、事前に写真で手順を確認し、心の準備ができれば、新しいこと、慣れないことへのチャレンジもしやすくなると思います。
例えば身支度、病院の予防接種、ケンカした時の謝り方など…。
完成してプリントした「手順カード」は、パンチで穴を開けてリングで綴じたり、写真フォルダーなどに入れてまとめます。
新しいことに取組むのが苦手な子、落ち着いて取り組むことが苦手な子は特に、事前に写真で手順を確認し、心の準備ができれば、新しいこと、慣れないことへのチャレンジもしやすくなると思います。
パニック時でも安心!ものの名前と使い方カード
このカードは、防犯ブザーの使い方を教えるために作ったもの。
アプリの「ヴィネット」機能(Picsplay有料版機能)で、防犯ブザーに絞ってスポットライトを当てて、注目しやすくしました。
「ヴィネット」がない場合は、「ペンツール」や「図形」「スタンプ」、赤丸などで大事な所を囲んだり、矢印を書き込んだりすると良いと思います。
フレームは、テレビ画面のような、下の余白の多いものをチョイス。
テキストが入れやすいので、このフレームは「絵カード」作成時に多用しています。写真の裏側には、直接手書きで、どんな状況の時にブザーを鳴らせばいいか、うっかり鳴らしてしまった時の止め方、などを書き込みました。
防犯グッズなどは、使い方をわかっているつもりでも、いざという時パニックになって、使えないこともあります。
でも、「絵カード」にすればパニック時に見て、使い方を思い出せるきっかけにもなります。
使い方がわかったら、ランドセルや防災バッグのポケットに入れておけば、不安になった時、自分で何度も見直せて安心することもできます。
アプリの「ヴィネット」機能(Picsplay有料版機能)で、防犯ブザーに絞ってスポットライトを当てて、注目しやすくしました。
「ヴィネット」がない場合は、「ペンツール」や「図形」「スタンプ」、赤丸などで大事な所を囲んだり、矢印を書き込んだりすると良いと思います。
フレームは、テレビ画面のような、下の余白の多いものをチョイス。
テキストが入れやすいので、このフレームは「絵カード」作成時に多用しています。写真の裏側には、直接手書きで、どんな状況の時にブザーを鳴らせばいいか、うっかり鳴らしてしまった時の止め方、などを書き込みました。
防犯グッズなどは、使い方をわかっているつもりでも、いざという時パニックになって、使えないこともあります。
でも、「絵カード」にすればパニック時に見て、使い方を思い出せるきっかけにもなります。
使い方がわかったら、ランドセルや防災バッグのポケットに入れておけば、不安になった時、自分で何度も見直せて安心することもできます。
何度も注意したくない時に大活躍!マナーカード
長男を筆頭に、子ども達が食事中に「う◯この歌」の大合唱を始めるなど、それはいかがなものか?と思う行動をした時や、身だしなみのマナーを教えるために作ったのがこのカード。
このカードでは、アプリ付属の「スタンプ」機能の顔アイコンや、手書きで「禁止」マーク・矢印を入れました。
NG例とOK例など、複数フレームを使えば、画像を並べることができます(アプリは「FrameUrLife」を使用)。
NG例の写真には、フィルター加工で「セピア」や「モノトーン」などでトーンを落とすと、視覚的な印象が和らいで良いと思います。
「こうすればカッコイイ」お手本の例や、良いマナーができた時などのポジティブなイメージも写真に撮れれば尚良いと思います。
子どもに気をつけて欲しいことを、分かりやすいフレーズの標語にして、テキストで入れると覚えやすくなります。
このカードでは、アプリ付属の「スタンプ」機能の顔アイコンや、手書きで「禁止」マーク・矢印を入れました。
NG例とOK例など、複数フレームを使えば、画像を並べることができます(アプリは「FrameUrLife」を使用)。
NG例の写真には、フィルター加工で「セピア」や「モノトーン」などでトーンを落とすと、視覚的な印象が和らいで良いと思います。
「こうすればカッコイイ」お手本の例や、良いマナーができた時などのポジティブなイメージも写真に撮れれば尚良いと思います。
子どもに気をつけて欲しいことを、分かりやすいフレーズの標語にして、テキストで入れると覚えやすくなります。
ポイントは標語のセンスです!
この場合、川柳のように5・7・5調で、できるだけ楽しく単純明解な言葉を選びました。
【我が家の標語の実例】
・ 食事中 う◯こ し◯こ ち◯こ は禁止!
・ 食事中 動画見てるの さみしいな
・ シャツびろ〜ん 白だけしまえば カッコいい
・ ち◯ち◯は 見せない 出さない さわらない(出していいのは トイレ・フロ)
言葉どおりに受け取るタイプには、百人一首や俳句のような、比喩表現では伝わりにくいので、非常にストレートな表現になっております(笑)。
我が家の場合、楽しい標語は茶化してしまうこともありますが、まずはどんな行動がマナー違反なのか、自覚して貰うことからスタートしています。
それが「マナー違反」に当たる行為だと知っててやるのと、全く知らないでやるのとでは大違い。よく言う小言は、1度カードにしてしまうと、見せるだけでいいので、同じことを何度も言わずに済み、私も助かります。
これだけで、すぐに解決する訳ではないですが、最低限のマナーも、気長に見守りながら、楽しく(いつかは)身に付くといいなと思っています。
この場合、川柳のように5・7・5調で、できるだけ楽しく単純明解な言葉を選びました。
【我が家の標語の実例】
・ 食事中 う◯こ し◯こ ち◯こ は禁止!
・ 食事中 動画見てるの さみしいな
・ シャツびろ〜ん 白だけしまえば カッコいい
・ ち◯ち◯は 見せない 出さない さわらない(出していいのは トイレ・フロ)
言葉どおりに受け取るタイプには、百人一首や俳句のような、比喩表現では伝わりにくいので、非常にストレートな表現になっております(笑)。
我が家の場合、楽しい標語は茶化してしまうこともありますが、まずはどんな行動がマナー違反なのか、自覚して貰うことからスタートしています。
それが「マナー違反」に当たる行為だと知っててやるのと、全く知らないでやるのとでは大違い。よく言う小言は、1度カードにしてしまうと、見せるだけでいいので、同じことを何度も言わずに済み、私も助かります。
これだけで、すぐに解決する訳ではないですが、最低限のマナーも、気長に見守りながら、楽しく(いつかは)身に付くといいなと思っています。
まとめ
どうでしたか?
「絵カード」って、ずっと身近で、手軽で、便利なものとして、幅広く応用して使うことができるんです。
そして、どんな子にも分かりやすく、言葉とイメージを同時に伝えることができ、保存や携帯にも便利なので、何度でも見直せます。
楽しく絵カードを活用すれば、新しいこと、複雑なこと、抽象的なことにも挑戦して、お子さんの「できた!」が増えていくかもしれませんね。
「絵カード」って、ずっと身近で、手軽で、便利なものとして、幅広く応用して使うことができるんです。
そして、どんな子にも分かりやすく、言葉とイメージを同時に伝えることができ、保存や携帯にも便利なので、何度でも見直せます。
楽しく絵カードを活用すれば、新しいこと、複雑なこと、抽象的なことにも挑戦して、お子さんの「できた!」が増えていくかもしれませんね。
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