ナルコレプシーと間違えやすいADHD(注意欠如多動症)の症状
ADHD(注意欠如多動症)とは、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状がみられる発達障害です。ナルコレプシーとADHD(注意欠如多動症)は似ている症状がみられる場合があります。
たとえば、ナルコレプシーの過眠が居眠りとして出現せず、不注意症状や多動症状などのADHD(注意欠如多動症)のような症状として出現することも多いです。ナルコレプシーの20%ほどにADHD(注意欠如多動症)のような症状があるとされています。
ADHD(注意欠如多動症)とナルコレプシーの症状の区別は難しく、治療方法も異なるため、専門機関での受診をおすすめします。
たとえば、ナルコレプシーの過眠が居眠りとして出現せず、不注意症状や多動症状などのADHD(注意欠如多動症)のような症状として出現することも多いです。ナルコレプシーの20%ほどにADHD(注意欠如多動症)のような症状があるとされています。
ADHD(注意欠如多動症)とナルコレプシーの症状の区別は難しく、治療方法も異なるため、専門機関での受診をおすすめします。
ADHD(注意欠如多動症)の3つのタイプとは?【専門家監修】
ナルコレプシーのセルフチェック
ナルコレプシーには、エプワース眠気尺度というセルフチェック方法があります。エプワース眠気尺度は、医療現場でも用いられている日中の眠気を評価するためのテストです。
以下の状況になったことが実際になくても、その状況になればどうなるかを想像してお答えください。(1~8の各項目で、○は1つだけ)
すべての項目にお答えしていただくことが大切です。
うとうとする可能性はほとんどない:0
うとうとする可能性は少しある:1
うとうとする可能性は半々くらい:2
うとうとする可能性が高い:3
問1.すわって何かを読んでいるとき(新聞、雑誌、本、書類など)
問2.すわってテレビを見ているとき
問3.会議、映画館、劇場などで静かにすわっているとき
問4.乗客として1時間続けて自動車に乗っているとき
問5.午後になって横になって、休息をとっているとき
問6.すわって人と話をしているとき
問7.昼食をとった後(飲酒なし)、静かにすわっているとき
問8.すわって手紙や書類を書いているとき
(または、自分で車を運転中、交通渋滞などで2-3分停車しているとき)
【ESSの使用目的に応じてどちらを使用しても可】
8項目での質問で合計点数が11点以上であれば、ナルコレプシーなどの睡眠障害が原因で強い眠気に襲われている可能性が疑われます。なにか気になることがあれば、お近くの医療機関に相談しましょう。
ナルコレプシーの診断・治療はどこでできるの?
ナルコレプシーは睡眠外来で診断を受けることができます。
睡眠外来は、不眠症などの睡眠障害を改善するための治療を行っている睡眠治療の専門の医療機関です。いびきや寝相から不眠症や仮眠症まで、その人の睡眠障害の原因を特定し、それに合った治療法を見つけることができます。
睡眠外来は、不眠症などの睡眠障害を改善するための治療を行っている睡眠治療の専門の医療機関です。いびきや寝相から不眠症や仮眠症まで、その人の睡眠障害の原因を特定し、それに合った治療法を見つけることができます。