発達障害って言われてもピンとこない!私に答えを教えてくれた2冊の本
ライター:Chie
発達障害が疑われたり診断をもらったとき、よく目にする障害の特徴に関するチェックリスト。私はそれを目にしても、息子の行動のどれがそうなのか?さっぱりわからずにいました。
「発達障害の特徴」って言われても…息子に当てはまってるのか、全然わからない!
発達障害という言葉を初めて聞いたとき。
「もしかしたらこの子も…?」と考えた私は、「発達障害の子どもの特徴」と言われるもののチェックリストに息子の行動が当てはまるかどうかを確かめてみました。
例えば、「こだわりが強い」。
…「こだわり」?
「こだわり」と聞いても「こだわりの逸品」というフレーズくらいしか思いつかなかった私は、「息子にはんなもの無い無い!」とまったくピンときませんでした。
それから、「回転するものが好き」。
…「ぐるぐる回ること?」いやぁ、子どもってぐるぐる回りたがる時期みんなあるよねー?
他には、「環境の変化に弱い」。
劇的に環境変わったのは、息子が3歳のときの引越しくらいかな?うーん、そのころはまだ小さかったしなぁ…
他には幼稚園入園?母子分離も全く平気だったし、これもあてはまらなそう。
などなど、「発達障害の特徴」と実際の息子の行動とをどう重ねて良いやら分からず、診断云々の前にこんなところでいきなりつまづいてしまいました。
そんな私が「発達障害って、こういうことだったんだ!」と腑に落ちるきっかけとなったある2冊の本をご紹介します。
「もしかしたらこの子も…?」と考えた私は、「発達障害の子どもの特徴」と言われるもののチェックリストに息子の行動が当てはまるかどうかを確かめてみました。
例えば、「こだわりが強い」。
…「こだわり」?
「こだわり」と聞いても「こだわりの逸品」というフレーズくらいしか思いつかなかった私は、「息子にはんなもの無い無い!」とまったくピンときませんでした。
それから、「回転するものが好き」。
…「ぐるぐる回ること?」いやぁ、子どもってぐるぐる回りたがる時期みんなあるよねー?
他には、「環境の変化に弱い」。
劇的に環境変わったのは、息子が3歳のときの引越しくらいかな?うーん、そのころはまだ小さかったしなぁ…
他には幼稚園入園?母子分離も全く平気だったし、これもあてはまらなそう。
などなど、「発達障害の特徴」と実際の息子の行動とをどう重ねて良いやら分からず、診断云々の前にこんなところでいきなりつまづいてしまいました。
そんな私が「発達障害って、こういうことだったんだ!」と腑に落ちるきっかけとなったある2冊の本をご紹介します。
発達障害って言われても、どうもピンとこない!そんなときに出会った2冊の本
『まさか!うちの子アスペルガー?―セラピストMママの発達障害コミックエッセイ』
アスペルガー症候群と診断された息子さんがいる、佐藤エリコさんのコミックエッセイです。
この本の中のある1ページに、「そういうことだったのか!」と納得したのです。
ベビーカーもミニカーも一般的な遊び方をするのではなく、タイヤをくるくる回す息子さん。
この本の中のある1ページに、「そういうことだったのか!」と納得したのです。
ベビーカーもミニカーも一般的な遊び方をするのではなく、タイヤをくるくる回す息子さん。
私もまさにコレでした(笑)。
本当にこのお母さんと同じように、車輪を回す息子の様子を特におかしいとも思わず見ていました。
発達障害の子どもの特徴として、「回転するものを好み、回転するものをじっと見つめる」などと書いてあるのをよく目にしますが、
まさか息子の遊びがそういう表現・言い回しでチェックリストの中に存在するとは思いもしなかったのです。
本当にこのお母さんと同じように、車輪を回す息子の様子を特におかしいとも思わず見ていました。
発達障害の子どもの特徴として、「回転するものを好み、回転するものをじっと見つめる」などと書いてあるのをよく目にしますが、
まさか息子の遊びがそういう表現・言い回しでチェックリストの中に存在するとは思いもしなかったのです。
『ベンとふしぎな青いびん―ぼくはアスペルガー症候群』
こちらの本は、物語のような読み物になっています。
うるさいことが苦手、突然新しい家へ引っ越すことへの不安、限定されたモノへの興味や情熱、深い知識…
この本を読んで、発達障害のある本人の考え方や目線、行動の意味などが本当によく分かりました。
そして、周囲の大人たちの接し方など参考になるのはもちろん、お話としてもとても微笑ましく読みやすい内容です。
アスペルガー症候群のある主人公のベンが遭遇した困難を息子に当てはめて、
「こんなことが起きたらどうする?」と息子に尋ねることで、
やっと息子の行動の意味や、実はこんなことも苦手だったのかと気づくことができました。
うるさいことが苦手、突然新しい家へ引っ越すことへの不安、限定されたモノへの興味や情熱、深い知識…
この本を読んで、発達障害のある本人の考え方や目線、行動の意味などが本当によく分かりました。
そして、周囲の大人たちの接し方など参考になるのはもちろん、お話としてもとても微笑ましく読みやすい内容です。
アスペルガー症候群のある主人公のベンが遭遇した困難を息子に当てはめて、
「こんなことが起きたらどうする?」と息子に尋ねることで、
やっと息子の行動の意味や、実はこんなことも苦手だったのかと気づくことができました。
もっと早く気づけたかも…そう思うこともあるけれど
これらの2冊の本はどちらも「アスペルガー」に焦点を当てたものになりますが、息子の主たる診断名は「ADHD」です。
ですがこうして調べてみると、「ADHD」も人それぞれで、アスペルガーや他の発達障害の特徴も息子の場合は多く持っていることがわかります。
私はこうしてこの2冊を読んで初めて、息子の行動が発達障害の傾向に重なることを見出していきました。
普通の育児書や母子手帳、健診時の問診票にも、「発達障害の特徴」として抽象的な表現ではなく、もっと実感として手に取るように分かる書き方がしてあったら、もしかしてずっと前に気付いて疑うことができたのでは?と思ったものでした。
「発達障害」ということにとらわれ過ぎるのも良くないと私は思うのですが、発達障害って結局どういうこと?と実感が湧かず、わが子の姿と重ねられずに悩んでいるときには、こうした本もオススメですよ。
ですがこうして調べてみると、「ADHD」も人それぞれで、アスペルガーや他の発達障害の特徴も息子の場合は多く持っていることがわかります。
私はこうしてこの2冊を読んで初めて、息子の行動が発達障害の傾向に重なることを見出していきました。
普通の育児書や母子手帳、健診時の問診票にも、「発達障害の特徴」として抽象的な表現ではなく、もっと実感として手に取るように分かる書き方がしてあったら、もしかしてずっと前に気付いて疑うことができたのでは?と思ったものでした。
「発達障害」ということにとらわれ過ぎるのも良くないと私は思うのですが、発達障害って結局どういうこと?と実感が湧かず、わが子の姿と重ねられずに悩んでいるときには、こうした本もオススメですよ。
障害説明ではスッキリしない。結局、発達障害ってなんだろう。
「私の支援は間違いだったかも…」先生がそう言った1冊の本とは