娘が欲しいものを「欲しい!」と言えない理由を考えてみた
では娘は、どうして「欲しいもの」を「欲しい」と言えないのでしょうか。
それは、私と娘が一緒にお買い物に行った時の行動に原因があったように思います。
お誕生日などの節目に「欲しい物を1つだけ買ってあげるよ」とお店に連れて行くと、娘はお店の入り口にある初めに目に飛び込んできたものに強く惹かれ、「これにする!」と他のものを一切見ずにスグ決めます。
そんなときに私はいつも、
「せっかくお店に来たんだから、他にどんなモノがあるのかちゃんと見てから決めよう?」
と声をかけていました。すると娘はひどく傷ついた顔をするのです。そうして一通りお店を見て回った後、やはり最初に決めたものを「ママ、ごめん。やっぱりこれがいい。」と選びます。
どうやら私のアドバイスは、娘にとって「ステキ!これに決めた!」というキラキラした気持ちを否定されたように感じるみたいなのです。
そして、「そんな商品を選んだ自分はダメなんだろうか…」というマイナスな気持ちの方が大きいのだと思います。
この経験を重ねた娘は今でも、「欲しい物を否定されるかもしれない…」という警戒心が強くなり、素直に「欲しい」と言えない状態になっているのだと思います。
それは、私と娘が一緒にお買い物に行った時の行動に原因があったように思います。
お誕生日などの節目に「欲しい物を1つだけ買ってあげるよ」とお店に連れて行くと、娘はお店の入り口にある初めに目に飛び込んできたものに強く惹かれ、「これにする!」と他のものを一切見ずにスグ決めます。
そんなときに私はいつも、
「せっかくお店に来たんだから、他にどんなモノがあるのかちゃんと見てから決めよう?」
と声をかけていました。すると娘はひどく傷ついた顔をするのです。そうして一通りお店を見て回った後、やはり最初に決めたものを「ママ、ごめん。やっぱりこれがいい。」と選びます。
どうやら私のアドバイスは、娘にとって「ステキ!これに決めた!」というキラキラした気持ちを否定されたように感じるみたいなのです。
そして、「そんな商品を選んだ自分はダメなんだろうか…」というマイナスな気持ちの方が大きいのだと思います。
この経験を重ねた娘は今でも、「欲しい物を否定されるかもしれない…」という警戒心が強くなり、素直に「欲しい」と言えない状態になっているのだと思います。
娘の警戒心を少しでも和らげるために、今の私にできることは
その後、私は娘に余計な警戒心を植えつけてしまったことを反省する日が続きました。
それでも、私には私なりの子育てしかできませんので、きっと時間を巻き戻してあの時点に戻ったとしても、やはり同じようなことを繰り返してしまうような気もします。
ならば、今の私にできる事は、私なりのやり方で、娘が自分の気持ちを素直に表現できる道筋を立ててあげること。それだけです。
● もし自分の気持ちを素直に口にしなければ、誰にも気持ちは伝わらず、願いが叶う可能性は0%
● もし自分の気持ちを口にしてみたら、どうなると思う?
● ダメだと言われて悲しい気持ちになるか、OKが出てハッピーな気持ちになるか、確率は50%
● 悲しい気持ちになった時は、何か別の楽しいことをして気持ちを切り替えてみよう
娘が「あれが欲しい」「こうして欲しい」と思っているのに口にできずにいる時、毎回こんな風に声をかけるようにしています。
それでも、私には私なりの子育てしかできませんので、きっと時間を巻き戻してあの時点に戻ったとしても、やはり同じようなことを繰り返してしまうような気もします。
ならば、今の私にできる事は、私なりのやり方で、娘が自分の気持ちを素直に表現できる道筋を立ててあげること。それだけです。
● もし自分の気持ちを素直に口にしなければ、誰にも気持ちは伝わらず、願いが叶う可能性は0%
● もし自分の気持ちを口にしてみたら、どうなると思う?
● ダメだと言われて悲しい気持ちになるか、OKが出てハッピーな気持ちになるか、確率は50%
● 悲しい気持ちになった時は、何か別の楽しいことをして気持ちを切り替えてみよう
娘が「あれが欲しい」「こうして欲しい」と思っているのに口にできずにいる時、毎回こんな風に声をかけるようにしています。
ときには思い通りにいかないことも。でも、娘なりにそこは理解しているようで…
この声掛けを続けていくうちに、「50%にかけてみる!」と言って自分の気持ちを伝えてくれることが増えてきました。
もちろん、娘の希望が全て叶えられるわけではないので落ち込むこともありますが、それもまた自分を成長させてくれる糧になると、娘自身もわかっているようです。
こうして同じ場面に遭遇した時に同じことを伝え続けると、その考えはいつしか娘の一部となり、成長と共に少しずつ変化を遂げながら彼女自身を助けてくれる財産になっていくはずです。
私たち親にできることは、その財産を少しずつ増やしてあげることぐらいなのかも知れません。いつか子どもたちがしっかりと自分の足で歩けるよう、何が子どもにとって良い財産になるのか真剣に考えながら、共に歩んでいけるといいですね。
もちろん、娘の希望が全て叶えられるわけではないので落ち込むこともありますが、それもまた自分を成長させてくれる糧になると、娘自身もわかっているようです。
こうして同じ場面に遭遇した時に同じことを伝え続けると、その考えはいつしか娘の一部となり、成長と共に少しずつ変化を遂げながら彼女自身を助けてくれる財産になっていくはずです。
私たち親にできることは、その財産を少しずつ増やしてあげることぐらいなのかも知れません。いつか子どもたちがしっかりと自分の足で歩けるよう、何が子どもにとって良い財産になるのか真剣に考えながら、共に歩んでいけるといいですね。
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