おばあちゃんが押し入れから見つけてくれた宝物、それは…

怖がりな娘が一歩踏み出したきっかけは、親子三代の「宝物」との出会いでした。の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28054000164
大好きな祖父母の家に遊びに行った時の出来事です。くつろいであくびをしている娘に、おばあちゃんが家にあった一冊の古びた絵本を見せてくれました。

それはだるまちゃんの絵本の作者、加古里子先生の『からすのパンやさん』でした。

娘はすぐにからすの親子の楽しいお話に夢中になりました。

その様子を見ていた主人が言いました。「あぁ、懐かしいいなぁ。この本まだとってあったんだ。」

そう、それはパパも子供の頃に読んでいた本だったのです。私も子どもの頃読んだことがあったので、とっても懐かしく、それ以来親子の共通の話題になりました。
からすのパンやさん
加古 里子
偕成社
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パパが読んでいた本がいっぱい!もうあの部屋は怖くないよ

祖父母の家の二階には他にも「おさるのジョージ」や「星の王子さま」や星座の物語など、主人が子供の頃に読んだ数多く本が残されていました。そのことを知った娘は、それまで怖くて全く行けなかった二階へ、自ら行くようになりました。

そしてパパが子どもの頃大好きだった本が眠る部屋は、娘のお気に入りの場所になったのでした。

娘にとっての「からすのパンやさん」の魅力とは…?

娘は高校生になった今でも本が大好きです。当時のことを娘に聞いてみました。

私「加古里子先生の絵本の魅力はどんなところ?」

娘「もちろんお話も面白いんだけど、細かな絵が面白いの。からすのパンやさんは、パンの種類だけじゃなくて、からす一羽一羽の表情とか動きとか凄く面白くて何度も見ちゃう。“ウォーリーをさがせ!”的な魅力もある!
次ページ「お母さんになって読み返して、はじめて感じたこと」

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