これまで嫌がっていたものは、ほとんど触覚過敏が原因だった!
このママ友との会話がきっかけで、息子は発達障害の診断に結びつきました。
診断がおりたとき、これまで私は何も知らずに息子にひどいことばかりしてきたことに気付いたのでした。
・ナイロンのジャンパーやジーンズを嫌がること
・風が吹くたびに「痛い、苦しい」としゃがみこんでしまうこと
・前ボタンのある洋服を全力で拒否して逃げ回ること
・歯磨きのたびに「痛い痛い」と泣くこと
・ぬかるみに足が触ると大泣きしてしまうこと
…全て、息子が冗談か我儘で大騒ぎしているのかと思っていました。
そのたびに私は「痛いのなんて気のせい!」「やりなさい!」と厳しく叱っていたのです。でもそれは、気のせいなどではなかったのです。息子は、本当に痛かったのです。
診断がおりたとき、これまで私は何も知らずに息子にひどいことばかりしてきたことに気付いたのでした。
・ナイロンのジャンパーやジーンズを嫌がること
・風が吹くたびに「痛い、苦しい」としゃがみこんでしまうこと
・前ボタンのある洋服を全力で拒否して逃げ回ること
・歯磨きのたびに「痛い痛い」と泣くこと
・ぬかるみに足が触ると大泣きしてしまうこと
…全て、息子が冗談か我儘で大騒ぎしているのかと思っていました。
そのたびに私は「痛いのなんて気のせい!」「やりなさい!」と厳しく叱っていたのです。でもそれは、気のせいなどではなかったのです。息子は、本当に痛かったのです。
治るものではないけれど、付き合い方は工夫できる
これまでいろいろ調べ、主治医や療育先にも相談してきましたが、触覚過敏はそう簡単になくなるものではないようです。
息子は成長していろいろなことに取り組むことができるようになりましたが、様々な過敏性はまだ残っています。
ただ、大きくなってくると「これは痛いから、こっちにして欲しい」などの要求をしっかり口に出してくれるようになりました。
これができるようになると、訳も分からず痛みでパニックになるようなことも少なくなります。
今では、本人も私も触覚過敏とうまく付き合いながら生活することができるようになりました。
大切なのは触覚過敏をなくすことではなく、いかに苦痛を和らげながら生活ができるかを、子どもと一緒に考えていくことなのかもしれません。
発達障害の子どもが感じている「痛み」は、気のせいでも我儘でもなく本当の「痛み」なのだと知ることが、まずは大きな第一歩なのだと私は思います。
息子は成長していろいろなことに取り組むことができるようになりましたが、様々な過敏性はまだ残っています。
ただ、大きくなってくると「これは痛いから、こっちにして欲しい」などの要求をしっかり口に出してくれるようになりました。
これができるようになると、訳も分からず痛みでパニックになるようなことも少なくなります。
今では、本人も私も触覚過敏とうまく付き合いながら生活することができるようになりました。
大切なのは触覚過敏をなくすことではなく、いかに苦痛を和らげながら生活ができるかを、子どもと一緒に考えていくことなのかもしれません。
発達障害の子どもが感じている「痛み」は、気のせいでも我儘でもなく本当の「痛み」なのだと知ることが、まずは大きな第一歩なのだと私は思います。
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