私たち親子にとって、いちばん大事なことは何だろう

親の会の仲間たちの言葉を聞いて、思い出したのです。

娘が不登校になった当初、よく「死にたい」「私なんていない方がママが楽になる」といって泣いてばかりいました。

だけど、私が娘が学校に行かないこと、勉強をしないことを受け入れて、「本人の力で立ち上がるまで待つ」と決めてからは、娘もすっかり落ち着いて家で楽しそうに過ごしていました。

一番大切なことは、「生きていてよかった」と娘自身が思えること。

そして、家で安心して心を休ませて、「楽しいな」と思えることが一つでも増えていくこと。

それだけでいいんです。

娘もこの春には中3になります。
また私の心が揺れ動いてしまうこともあるでしょう。

だけど、私たち親子に寄り添ってくれる親の会の仲間や教育相談の先生、支援者の方たちがいれば大丈夫だと確信しています。

「お母さん、それでいいねんで。よくやってるよ」と言ってくれる人がそばにいてくれたら私は頑張ることができます。

この記事を読んでくださっている方も、私のように心揺れ動きながら奮闘されているのかもしれません。

しんどい育児を家族だけで乗り切っていくことは、とても難しいと私は感じています。
つらい時にはためらうことなくSOSを出して、一人でも多く自分たちを応援し支えてくれる人たちとつながっていくことを願っています。
「小学生をやりきってない」と言う不登校の娘。卒業を迎え、親としてできることのタイトル画像

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「中学には行かない」娘の決意を伝えると、学校から思いもよらぬ言葉が…のタイトル画像

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