口喧嘩はガチバトル!“思春期ヤロー”に悩む母達へ…ウチの流儀、お教えします(笑)

ライター:かなしろにゃんこ。
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小学生の頃は単語をうまく組み合わせてテンポよくしゃべれなかったADHDがある息子リュウ太でしたが、中学生になって反抗期のど真ん中になると一変しました。

フリースタイルダンション化する、息子との口喧嘩!

ADHDのある息子との激しいくち喧嘩。
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ネットなどの記事を読んで言葉の使い方を少し学びだした息子リュウ太は中学生になるとメキメキ早口でまくし立てる話し方を身に着けていきました。

親の失敗を見つけてはバカにしはじめたり、叱られるときは必ず逆ギレしてつっかかってきます。

「母が傷つくトドメ」のことばのつもりが…

酷いことを言われても母は…「お前も言うようになったねー」と心が折れません。
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ある日の口喧嘩で負けそうになった息子は私が傷つくであろう言葉を連射してきました。「キモイ」「マジ死ね」「変態S野郎」など散々な言葉です。

アメリカドラマの影響や海外のギャングゲームの影響で禁止用語に近い汚い言葉を背伸びしながら使うことが楽しいようでした。

思春期のそういう気持ちは私もよく分かるのですが、親に対して使うのはNGです。どうやったら親に対してヒドイ言葉を使わなくなるかな~と考えました。

嫌がるとまた言ってくる気がしたので、「そうです!お母さんは変態で頭のオカシイ大人だって自分で分かっているから、ちっとも悲しくない」と伝えてみました。

息子は「え~……」と意外な顔をして黙ってしまったのでニヤリ!うまくいったかもしれないと思いました。

「さり気なく褒めて、空気を変える。それが勝因ね」(ヒーローインタビュー)

漫画家なので変わった人でありたい!と思う母。息子を褒めて、喧嘩はすぐに終了。
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「お母さんはクソババァだし、性格悪いし、それが何か?」と開き直ってやりました。自分を卑下しすぎですが、まぁ…本当のことです(笑)。

それに、少しくらい変人扱いされていたほうが嬉しいこともありました、漫画家という職業なので常にオモシロイことを体験したり考えたりしたい自分がいて「普通の人」と思われることのほうがツライのです。

私が息子に「キモイ」「マジ死ね」「変態S野郎」と言われても傷つかないのはそういう理由だと話すと言わなくなりました。

それとケンカの最中に「しゃべるのうまくなったね!」と褒めると調子が狂うのか、怒りで声を荒げていたのに大人しくなっていくのでした。

そしてあっという間にケンカは終了していきます。溜まった負のエネルギーをぶつけてスッキリしたのかもしれませんが、イヤなケンカを早く終わらせたいと息子も思っているのだと感じます。

こんな感じで現在も口論になったら「どこか褒めて空気を変える」方法で、ケンカをさっさと終わらせるようにしています。

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