振り返ればタラレバばかり…!ADHD息子を1度もプロに任せられなかった、母の後悔
ライター:かなしろにゃんこ。
息子は中学になるとイライラが増えてグチも多くなり、親だけでは受け止められないときがありました。「もうグチ聞きたくないっ」と母が耳をふさいで話を聞かないこともありましたが、話を聞かなければ聞かないでモノにやつあたりする激しい性格の息子。どちらにしても私自身が貯め込んでしまうことがイヤで悩んでいたのです。プロに早く頼っておけばよかったかなってプチ後悔…。
中学校で、喧嘩ばっかりする日々
ADHDのある息子リュウ太は、小さいときから周りの人にちょっかいを出されると途端にイライラ爆発してしまう傾向がありました。
中学生になってもイライラ気質は相変わらず。
良くも悪くも目立つから周りからケンカを吹っかけられやすく、ヒドイ喧嘩へと発展していました。
中学生になってもイライラ気質は相変わらず。
良くも悪くも目立つから周りからケンカを吹っかけられやすく、ヒドイ喧嘩へと発展していました。
そんなことが頻繁になってくるにつれ「イライラする自分は少しオカシイのではないか、カウンセリングをうけたほうがいいのか」と、母に相談してきたことがあったのです。
それならばと、カウンセリングをすすめてみるものの…
息子の口から「カウンセリングに行った方がいいのかな?」と言われたので、良い機会だと思い、具体的に考えてみました。
思春期はイライラしやすいものなのだろうけれど、私は心理士でもなんでもないので、素人が答える内容にも限界があります。ですからプロのカウンセラーに相談してみようよ!と素直に促してみたのですが…
いざ行動に移そうとすると、息子は二の足を踏むのです。
「こんな自分の悩みを大人が聞いてくれるわけがない、下らない小さい悩みとバカにされるかもしれないから言いたくない。」
カウンセリングを拒否するのはざっとこんな理由でした。
「プロはどんな悩みでもうまくリードして聞いてくれるから大丈夫よ!」とその気になるように明るく誘っても、
知らない人に何を話していいのか分からないからやっぱり行かない!」と拒否。
結局、息子のイライラは私にぶつけられ週3日はグチを聞かされました…。話終わると息子はスッキリするのですが私は逆にイヤ~な思いを抱えてしまいます。
連日一方的に話を聞かされると少しずつ受け止められなくなって「今は私にグチを言わないで!」と拒否した日もあります。すると物にあたり散らしてストレスを発散するのですが、その姿を見るのもグチを聞かされるくらいイヤなことです。
思春期はイライラしやすいものなのだろうけれど、私は心理士でもなんでもないので、素人が答える内容にも限界があります。ですからプロのカウンセラーに相談してみようよ!と素直に促してみたのですが…
いざ行動に移そうとすると、息子は二の足を踏むのです。
「こんな自分の悩みを大人が聞いてくれるわけがない、下らない小さい悩みとバカにされるかもしれないから言いたくない。」
カウンセリングを拒否するのはざっとこんな理由でした。
「プロはどんな悩みでもうまくリードして聞いてくれるから大丈夫よ!」とその気になるように明るく誘っても、
知らない人に何を話していいのか分からないからやっぱり行かない!」と拒否。
結局、息子のイライラは私にぶつけられ週3日はグチを聞かされました…。話終わると息子はスッキリするのですが私は逆にイヤ~な思いを抱えてしまいます。
連日一方的に話を聞かされると少しずつ受け止められなくなって「今は私にグチを言わないで!」と拒否した日もあります。すると物にあたり散らしてストレスを発散するのですが、その姿を見るのもグチを聞かされるくらいイヤなことです。
ADHD息子の反抗期。機嫌の悪さにイライラしたら、思い切ってこうする!
今更ながら「スクールカウンセラー」っていうのがあるの?
街中のカウンセリングが無理なら、他に気軽に相談できるとことはないだろうか?調べると「スクールカウンセラー」という専門家がいることがわかりました。息子の学校にも巡回で来ているので、相談できる機会がありそう!
そこで息子に、スクールカウンセラーに相談したら?と提案してみました。しかし、いくら学校で会うことができる先生であっても、親近感が無く「どう話しかけたらいいかわからない」と…また振り出しに戻り、ナシのつぶてです。
確かに、「スクールカウンセラー」なんて自分の子どもの頃には学校にはいなかったし、相談するイメージも湧きません。渋る息子の背中をポンと押してあげることは、出来なかったのです。
母親の私にとっても、専門家へ相談するというのは思った以上に心のハードルが高い事なんだなと改めて思いました。
そこで息子に、スクールカウンセラーに相談したら?と提案してみました。しかし、いくら学校で会うことができる先生であっても、親近感が無く「どう話しかけたらいいかわからない」と…また振り出しに戻り、ナシのつぶてです。
確かに、「スクールカウンセラー」なんて自分の子どもの頃には学校にはいなかったし、相談するイメージも湧きません。渋る息子の背中をポンと押してあげることは、出来なかったのです。
母親の私にとっても、専門家へ相談するというのは思った以上に心のハードルが高い事なんだなと改めて思いました。
私が相談相手になってあげていれば大丈夫!と肝っ玉母さん精神でここまで乗り切ってきましたが、反抗期にさしかかると、母にはキャパオーバーなこともいっぱいあります。
私だって「これでよかったのかな?」と思うこともあり、煮え切らない気持ちを悶々と抱えながら「発達障害に詳しいカウンセラーに一切合財全てお願いしてしまいたい!」と、半ば投げやりな気持ちになることだってあるのです。
専門家へ相談することへの心のハードルが高かった私は、ここにきて「子どもが小さいときから定期的に専門家に関わっていればよかったのかなー」とちょっぴり後悔したのでした。
反抗期のときこそ、親も子も相談者は必要なのかもしれませんね。
私だって「これでよかったのかな?」と思うこともあり、煮え切らない気持ちを悶々と抱えながら「発達障害に詳しいカウンセラーに一切合財全てお願いしてしまいたい!」と、半ば投げやりな気持ちになることだってあるのです。
専門家へ相談することへの心のハードルが高かった私は、ここにきて「子どもが小さいときから定期的に専門家に関わっていればよかったのかなー」とちょっぴり後悔したのでした。
反抗期のときこそ、親も子も相談者は必要なのかもしれませんね。
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