保護者500名に聞きました!発達障害のある子の「親なきあと」の暮らしやお金についての不安や対策は?
ライター:発達ナビ編集部
発達障害のある子の「親なきあと」の生活をイメージしたことはありますか?今はまだ子育てで精一杯で、先のことまで考えられないという保護者も多いかもしれません。
ここでは、発達が気になる子どもを持つ保護者を対象とした「親なきあと」の暮らしやお金に関して調査した結果をご紹介します。皆さんの回答から、今から備えられることのヒントが見つかるかもしれません。
「親なきあと」に関する不安とは?発達ナビに寄せられた、保護者500名の声
2017年10月30日から11月8日に、LITALICO発達ナビでは「親なきあとの暮らし・お金に関する実態・意識調査」を行いました。
ご協力いただいたユーザーの皆様、どうもありがとうございました。この記事では、調査結果の一部を抜粋し、お伝えします。
<調査対象について>
「LITALICO発達ナビ」会員へのメールから、アンケートフォームにて回答いただいた発達障害の子どもをもつ保護者:529名の回答を集計しました。(調査期間:2017年10月30日~11月8日)
※設問によっては529名全員が回答していないもの、複数回答可のものがあります。
※調査結果の構成割合は四捨五入をしているため、合計が100にならない場合があります。
ご協力いただいたユーザーの皆様、どうもありがとうございました。この記事では、調査結果の一部を抜粋し、お伝えします。
<調査対象について>
「LITALICO発達ナビ」会員へのメールから、アンケートフォームにて回答いただいた発達障害の子どもをもつ保護者:529名の回答を集計しました。(調査期間:2017年10月30日~11月8日)
※設問によっては529名全員が回答していないもの、複数回答可のものがあります。
※調査結果の構成割合は四捨五入をしているため、合計が100にならない場合があります。
「親なきあと」の子どもの暮らしについて
「親なきあとの子どもの暮らしについて、不安はありますか?」という質問に対し「はい」と答えた保護者は94.9%、「いいえ」と答えた保護者は5.1%と、親なきあとの子どもの暮らしについて不安に思っている保護者は9割を超えました。
どのようなことが不安なの?
では、保護者の皆さんはどのようなことに不安を感じていられるのでしょうか?
「就職できるのか、1人で暮らしていけるのか不安を感じる」
「お金の管理。人にだまされないか。」
「他人とうまくコミュニケーションをとって、上手に過ごせるか 」
「1人で自立して生活していけるか?社会に適応できるか?」
子どもが将来、経済面・生活面・精神面で自立できるのか、社会に適応して生活できるのかといった不安を持つ人が多くがみられました。
また、
「就職して生きていくためのお金を稼げるか、弟に負担もかけたくはないが、なるべく兄弟助け合って生きてほしい」
「自立生活の維持、兄妹が背負うかもしれない養介護」
などの意見にみられるように、誰が子どもの生活や精神面のサポートするのかなど、子どもを日常的にサポートする人やきょうだいについての声も目立ちました。
「就職できるのか、1人で暮らしていけるのか不安を感じる」
「お金の管理。人にだまされないか。」
「他人とうまくコミュニケーションをとって、上手に過ごせるか 」
「1人で自立して生活していけるか?社会に適応できるか?」
子どもが将来、経済面・生活面・精神面で自立できるのか、社会に適応して生活できるのかといった不安を持つ人が多くがみられました。
また、
「就職して生きていくためのお金を稼げるか、弟に負担もかけたくはないが、なるべく兄弟助け合って生きてほしい」
「自立生活の維持、兄妹が背負うかもしれない養介護」
などの意見にみられるように、誰が子どもの生活や精神面のサポートするのかなど、子どもを日常的にサポートする人やきょうだいについての声も目立ちました。
「親なきあと」の住まいについて
「親なきあと、お子さんはどこで暮らすと考えられますか?」という質問に対し、回答が多い順に「一人暮らし(66%)」「グループホーム(29.3%)」「施設(27.6%)」「親族・きょうだい(20.6%)」となり、「一人暮らし」という回答が最も多く なりました。
また、「その他」と回答の中には
「結婚出来たら良いなあ。出来なくても、支え合えるパートナーと暮らしてほしい。」
「私達の家が相続出来れば今の家ですが、固定資産税等払えず管理出来ないと思うので…気の合う方に巡り会えて、新しい家庭を持ち、その方と新居を持てれば…」
と、幸せな結婚をし、パートナーとともに新たな家庭を築いてほしいという声もありました。
また、「その他」と回答の中には
「結婚出来たら良いなあ。出来なくても、支え合えるパートナーと暮らしてほしい。」
「私達の家が相続出来れば今の家ですが、固定資産税等払えず管理出来ないと思うので…気の合う方に巡り会えて、新しい家庭を持ち、その方と新居を持てれば…」
と、幸せな結婚をし、パートナーとともに新たな家庭を築いてほしいという声もありました。