赤ちゃんも言葉も苦手な広汎性発達障害の娘。弟の存在が育んだ察する力、伝える力!

ライター:SAKURA
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広汎性発達障害のある娘は、コミュニケーションが苦手!言葉が苦手!赤ちゃんの泣き声が苦手!と苦手がいっぱい…。
そんな娘に弟ができて、どうなることかと思いましたが…娘は、弟に寄り添い、頼りになるお姉ちゃんに成長しました!母である私と娘の療育が、弟との関係でも一役買っていたのかも?

赤ちゃんもコミュニケーションも苦手な娘。弟が産まれ1年たって変化が!?

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広汎性発達障害のある娘(6歳)には、5歳下の弟がいます。

弟が産まれたばかりの頃は、弟の泣き声も大の苦手だった娘。
お世話はしてくれるけど、その関係にはどこか距離があり…接し方、関わり方が、わからないような様子も見えました。

最初はどうなることかと思いましたが、今、母が何も言わなくても弟のことを気にかけるようになりました。

それは、なぜか…

どうやら、娘との療育のテーマにして取り組んでいたことが、ココでも役立ったようなのです。

娘の中で、「弟=家族」になった!『自他との区別』の取り組みがあったから?

娘は、まだ言葉の話せない弟の代わりを、自分で考えてするようになったのです。

それも、私が言う前に…!

弟の代わりに「ありがとう」

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弟の代わりに「ごめんなさい」。

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弟のことなのに、自分のことのようにお礼を言えるようになったり…
弟がしてしまったことを、自分のことのように謝ったり…

娘と息子の関係は、言語・コミュニケーション能力を上げるため、
主治医の先生から教えてもらった「自分の思うことと、相手の思うことは違う」という『自他との区別』の実践には、ぴったりなようでした。

相手の気持ちを想像し、寄り添う、私が娘に対してやったことを、今度は娘が弟に対してやってくれています。

そうやって日々弟と過ごす中で、娘は、弟が家族ということの理解ができるようになってきたようなのです。
赤ちゃん言葉だった娘の会話がレベルアップ!必要だったのは言語訓練じゃなくて「自他との区別」のタイトル画像

赤ちゃん言葉だった娘の会話がレベルアップ!必要だったのは言語訓練じゃなくて「自他との区別」

弟を思い、自分から行動できるように

息子は、最近すっかりわんぱくになり、いたずらも多くなってきました。

段々と主人が怒ることも増え、気の強い息子は、思い通りにならないと泣き叫びます。
そんな時、娘は状況に応じて、間に入って話を逸らそうとしたり…
弟が怒られている間中、背中をさすったり…

怒られて一人泣く弟に「大丈夫よ」「泣かないで」と声をかけ続けます。
時には、逆ギレした弟から攻撃を受けることもありますが、
娘が怒ることはありません。

娘はまだまだコミュニケーションに課題がある…そう思っていた私。
この成長には、本当に驚かされました。
元からの優しい性格から、弟を思い、さらに行動ができるようになった娘。

まじめにコツコツと、『自他との区別』のトレーニングを続けてくれた。
その姿を見て、娘のすごさを改めて感じました。
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