ヒーローキャラも現実では叱られる…誤解されやすいADHDっ子の育て方
ライター:モンズースー
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ADHDの子どもたちの中には「漫画の主人公」のように見える子どもたちもいます。漫画の中では大活躍の楽しいキャラクターも、現実世界では理解され難いこともあるようで…。
(漫画『光とともに…』の印象的な場面を毎月取り上げてのコラボ連載第10弾です。 制作協力: 秋田書店 )
漫画の中から出てきたようなADHDの子ども達
ADHDの子ども達の中には「漫画の主人公」のように見える子ども達もいます。
例えば男の子は、やんちゃで単純、バカ正直、熱くなりやすく喧嘩が耐えない、少年漫画の主人公のような子。
女の子は、ミスの多い元気なドジっ子や天然の不思議ちゃん、まるで少女マンガの主人公のような子。
例えば男の子は、やんちゃで単純、バカ正直、熱くなりやすく喧嘩が耐えない、少年漫画の主人公のような子。
女の子は、ミスの多い元気なドジっ子や天然の不思議ちゃん、まるで少女マンガの主人公のような子。
キャラクターだったらヒーローだけど、現実は困難も…
キャラクターとしてみている分には、かわいくて面白いのですが、実際に現代社会で集団生活をするとなると困難が多いのです。
『光とともに…』でもそんなADHDの特性を持った男の子が登場します。光君の通うあさがお教室に転籍してきた亮太君は、教室で先生から片づけられないことや話を聞かないことで叱られてばかりです。
『光とともに…』でもそんなADHDの特性を持った男の子が登場します。光君の通うあさがお教室に転籍してきた亮太君は、教室で先生から片づけられないことや話を聞かないことで叱られてばかりです。
光とともに… (9) ー自閉症児を抱えて
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乱暴なことをして加害者になってしまったり、落ち着きがなく周囲と同じ行動ができず注意されたり、ストレートな物言いが周囲を怒らせてしまったり…。ミスの多さで大人から注意され、信頼をなくしてしまいます。
そんなことが続くと周囲も「困った子」「悪い子」という扱いになり、本人も自己肯定感が下がり、自分を「ダメな子」と考えてしまいます。私もそうでしたし、今でもよくそう考えてしまいます。
そんなことが続くと周囲も「困った子」「悪い子」という扱いになり、本人も自己肯定感が下がり、自分を「ダメな子」と考えてしまいます。私もそうでしたし、今でもよくそう考えてしまいます。
誤解されやすいけれど、決めつけないで
もちろん、暴力などは絶対によくないことですし、変えていかなければならないこともたくさんあります。
ですが、ADHDの子どもたちはいい所もたくさん持っています。苦手なことも多いですが、他の子より得意なことを持っていることもあります。
乱暴で誤解されやすいのですが、人を傷つけることを楽しんでいるわけではありません。不器用ですが、他人を思いやるやさしい面も持っています。
私も子育てで上手くいかないことばかりですが、叱り、決め付けるだけではなく、子どもたちのいい所を伸ばせば、本当に漫画の主人公のような、皆に好かれるヒーロー・ヒロインになれるかも…なんて思うのです。
※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。よかったらお手にとってご覧くださいね!
乱暴で誤解されやすいのですが、人を傷つけることを楽しんでいるわけではありません。不器用ですが、他人を思いやるやさしい面も持っています。
私も子育てで上手くいかないことばかりですが、叱り、決め付けるだけではなく、子どもたちのいい所を伸ばせば、本当に漫画の主人公のような、皆に好かれるヒーロー・ヒロインになれるかも…なんて思うのです。
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