「何気ない言葉」が母を傷つける?発達障害の知識の差でできる溝とは…
ライター:モンズースー
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発達障害のある子どもについて、励ましたり何気なく質問したりする言葉。悪気はなくても毎日子どもと接する母親にとっては傷つく一言になってしまうことも…。
そんな時、私がしていることをご紹介します。
(漫画『光とともに…』の印象的な場面を毎月取り上げてのコラボ連載第11弾です。 制作協力: 秋田書店 )
周りは悪意がないつもりでも、お母さんが傷つく言葉
「いつ治るの?」「小学校までには他の子に追いつくんでしょ?」
そんな言葉を周囲が悪気無く言うことがあります。発達障害は行動を改善したり成長して変わったりする部分もありますが、完治するものではありません。
そんな言葉を周囲が悪気無く言うことがあります。発達障害は行動を改善したり成長して変わったりする部分もありますが、完治するものではありません。
漫画『光とともに…』に登場する光くんのおばあちゃんの言葉に、お母さんの幸子さんが傷つきながらも穏やかに説明する場面がありました。
光とともに… (11) ー自閉症児を抱えて
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毎日子どもと接する母親とは理解に差があるのかも
家族にわかってもらえず、発達障害のある子を育てるお母さんが説明しても上手く伝わらず傷つき、最後には言い争い…なんてことも聞きます。
誰かが悪いわけではなく、周囲の家族はずっと子どもと接しているお母さんのようにはわからないのかもしれません。また説明されても障害と聞くと受け入れたくない気持ちもあると思います。
誰かが悪いわけではなく、周囲の家族はずっと子どもと接しているお母さんのようにはわからないのかもしれません。また説明されても障害と聞くと受け入れたくない気持ちもあると思います。
知ってもらうことで気持ちの溝を埋めていく
私も発達障害を知って数年経ちますが、まだ知らないことだらけです。受け入れることができているのか自分でもわかりません。
でも、知ることで誤解をなくし家族として協力できることもあると思うのです。
でも、知ることで誤解をなくし家族として協力できることもあると思うのです。
客観的でわかりやすい情報を。たまに誤解もされるけど…
発達障害を知るのは簡単ではありませんが、一つの方法として、客観的に見ることができる本やテレビの情報もよいと思います。
テレビなどを観てくれるのはありがたいのですが、時々ドラマや映画の影響から「自閉症って話せない子なんでしょ?」「何か特別な才能があるの?」など新たな誤解を受けることもあります。
メディアに取り上げられるのは特別な才能がある子が多いのですが、同じ発達障害でも色々なタイプの子がいます。自閉症でも話せる子はいますし、発達障害の子が全員特別な才能があるわけではありません。
本やテレビで情報を得る場合は一つではなく、いくつか見てもらえたらわかりやすいかもしれません。
※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。よかったらお手にとってご覧くださいね!
メディアに取り上げられるのは特別な才能がある子が多いのですが、同じ発達障害でも色々なタイプの子がいます。自閉症でも話せる子はいますし、発達障害の子が全員特別な才能があるわけではありません。
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