【専門家にきく】自閉症スペクトラム障害(ASD)とは?

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「自閉症スペクトラム障害ってなに?」「いわゆる自閉症とは別のものなの?」──こんな疑問に、専門の先生が回答!ここでは「自閉症スペクトラム障害(ASD)の定義」について、鳥取大学教授で発達障害を専門とする井上雅彦先生が分かりやすく教えてくれます。(取材/LITALICO発達ナビ編集部)

井上 雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
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Q. 自閉症スペクトラム障害(ASD)とは?

A. 自閉症の特徴のある障害概念のグループです。それまで自閉症やアスペルガー症候群など様々な名称で呼ばれていたものが、「DSM-5」という診断基準で「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」として統合されました。
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アメリカ精神医学会が策定した最新の診断基準「DSM-5」で、それまで、アスペルガー症候群、高機能自閉症、早期幼児自閉症、小児自閉症、カナー型自閉症などさまざまな名称で呼ばれていたものが、この診断名に集約されました。

診断や支援において、これらには明確な線引きがないことから、それぞれの障害に明確な境界線を設けない考え方が、医療の現場で使われることが多い「DSM-5」で採用されたことが経緯としてあります。

そして、「連続体」という意味の「スペクトラム」という言葉が使われることになりました。これからこの概念が一般化していくと考えられています。

「DSM-5」では、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害について、主に以下が特徴として挙げられます。

■アメリカ精神医学会の診断基準の「DSM-5(精神障害の診断と統計マニュアル第5版)」

A. 社会的コミュニケーションの障害
B. 限定された反復的な行動様式
C. 症状は発達早期に存在している
診断ではA、Bの2つの症状を3段階の重症度で評価していきます。

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