重要なのは生活の中の「さんすう力」!キッチンで楽しく家庭学習のススメ
ライター:発達ナビ編集部
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アサヒ飲料
発達障害のある子どもの中には、知的発達に遅れがなくても読み書きや計算などが苦手な子どもがいます。算数を生活の中で使おうとすると混乱してしまう、公式は暗記したけれど掛ける、割るの概念が理解できないなど、困りごともさまざま。
今回はおやつづくりを通して、数や量、濃度や割合など算数の知識や操作の力を育むアイディアを紹介します。どの知識も、日常生活の中で必要なものばかり。お子さんと楽しみながら無理なく必要な力を育んでいけるといいですね。
※「カルピス」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です
発達障害のある子どもに必要な「算数」の力って?
知的発達に遅れがなくても読み・書き・計算等の学習障害のある子どもは、内容がなかなか理解できなかったり、苦手な気持ちから楽しく取り組めなくなってしまい、机上での勉強に集中できないことがあります。
「算数」というと計算ドリルや宿題を思い浮かべて、難しい、苦手だと思うお子さんがいますが、日常生活の中にも「算数」はちりばめられています。お金の受け渡しや、食べ物の案分、濃さの調節や時間の配分など…。このコラムでは、毎日のちょっとした困りごともスムーズに乗り越えられるようになる「生活算数」の力を、おやつづくりを通して育むアイディアを紹介します。
「算数」というと計算ドリルや宿題を思い浮かべて、難しい、苦手だと思うお子さんがいますが、日常生活の中にも「算数」はちりばめられています。お金の受け渡しや、食べ物の案分、濃さの調節や時間の配分など…。このコラムでは、毎日のちょっとした困りごともスムーズに乗り越えられるようになる「生活算数」の力を、おやつづくりを通して育むアイディアを紹介します。
キッチンで勉強!?たのしく・おいしく・勉強タイムのススメ
日常にある「調理」は、基本になる足し算・引き算・掛け算・割り算から、少し工夫が必要な割合や濃度まで、自然に触れ合う機会になります。ここでは、「おやつづくり」を通して楽しく学べるきっかけをご紹介します!
■数や量の概念
「カルピス」を何人で飲む?どれくらいの量が必要?などと、人数や量を把握するきっかけになります。また、量を測る際に目盛りを読むなどの練習にもなります。
■足し引き
希釈タイプの「カルピス」を使ったおやつづくりの材料を買うために必要なお金はいくらか、「カルピス」(470ml)からコップ一杯分を注いだらどれくらい残るかなどは、ものの足し算・引き算を用います。
■平均・角度・等分
希釈した「カルピス」をデキャンタに入れ、人数分に均等に分けることは平均・等分の勉強になります。また、「カルピス」を使ったケーキを人数分に分けるときには、4人なら90°、8人なら45°で切り分けるなど、全体の人数を考えて案分するなど、角度・等分の勉強になります。
■割合・濃度
「カルピス」を希釈することが濃度・割合の勉強にもなります。濃い味を薄くするにはどれくらい水を入れたらよいのか、好きな味の濃さはどのくらいかなどを考える際にも必要となる知識です。
「数」に対して苦手意識を持ってしまうと、なかなか算数の勉強には取り組みづらくなってしまいます。でも、おやつづくりで「数」に自然に取り組むことで、今まで難しいと思っていた計算を楽しみながら取り組むことができます。また、一回でなく何回か行って、日常生活の中で上手に取り入れるようにしていきましょう。
■数や量の概念
「カルピス」を何人で飲む?どれくらいの量が必要?などと、人数や量を把握するきっかけになります。また、量を測る際に目盛りを読むなどの練習にもなります。
■足し引き
希釈タイプの「カルピス」を使ったおやつづくりの材料を買うために必要なお金はいくらか、「カルピス」(470ml)からコップ一杯分を注いだらどれくらい残るかなどは、ものの足し算・引き算を用います。
■平均・角度・等分
希釈した「カルピス」をデキャンタに入れ、人数分に均等に分けることは平均・等分の勉強になります。また、「カルピス」を使ったケーキを人数分に分けるときには、4人なら90°、8人なら45°で切り分けるなど、全体の人数を考えて案分するなど、角度・等分の勉強になります。
■割合・濃度
「カルピス」を希釈することが濃度・割合の勉強にもなります。濃い味を薄くするにはどれくらい水を入れたらよいのか、好きな味の濃さはどのくらいかなどを考える際にも必要となる知識です。
「数」に対して苦手意識を持ってしまうと、なかなか算数の勉強には取り組みづらくなってしまいます。でも、おやつづくりで「数」に自然に取り組むことで、今まで難しいと思っていた計算を楽しみながら取り組むことができます。また、一回でなく何回か行って、日常生活の中で上手に取り入れるようにしていきましょう。
割合・濃度・角度も!生活に必要な算数力、おやつづくりで育もう
今回は希釈タイプの「カルピス」を用いて、生活算数に無理なく取り組める機会をご紹介します。
お気に入りの味を見つけよう!~割合・濃度~
ママ・パパ・子どもそれぞれの「カルピス」の好みの濃さをチェックします。希釈するときは、ただ計量カップなどの目盛りに合わせるだけでなく、割合を意識しながらつくることが大切です。
【やり方】
(1)家族それぞれが、自分の好きな「カルピス」の濃さを紙に書きます
(2)家族それぞれの「カルピス」用のコップを準備し、「カルピス」と水を注ぐ位置をマークします
(3)マークしたコップを使って、お子さんが「カルピス」を水で薄めます
【育みポイント】
計量カップなどを利用して、好みの濃さになるまで、数値を記録しておくとスムーズです。
「家族全員の”好みの味”調査!」として家族の好みを記録するのは、自由研究のテーマにもよさそうですね。
【やり方】
(1)家族それぞれが、自分の好きな「カルピス」の濃さを紙に書きます
(2)家族それぞれの「カルピス」用のコップを準備し、「カルピス」と水を注ぐ位置をマークします
(3)マークしたコップを使って、お子さんが「カルピス」を水で薄めます
【育みポイント】
計量カップなどを利用して、好みの濃さになるまで、数値を記録しておくとスムーズです。
「家族全員の”好みの味”調査!」として家族の好みを記録するのは、自由研究のテーマにもよさそうですね。
お客さまは何人?人数分の「カルピス」をつくろう~平均・等分~
家族や友達の飲み物を用意するのは、人数を意識して、同じ量ずつ注ぐ機会になります。来客の際、おやつや食後の家族の「カルピス」の準備をお子さんと一緒にしてみましょう。慣れてきたら、準備をまかせられるといいですね。
【やり方】
(1)家族全員分や、祖父母やお友達が遊びに来たときなど、何人分つくるのかを考えましょう
(2)一旦、大き目のボトルやデキャンタに、希釈した「カルピス」を入れておきます
(3)人数分を、均等になるように注ぎます
【育みポイント】
コップに少し注いでは次のコップに…と、少しずつ注ぎ足していくのもおすすめです。また、希釈した「カルピス」を入れた大きめのボトルに、分ける人数で等分した印をつけておくと、注ぐ際の目安になります。
【やり方】
(1)家族全員分や、祖父母やお友達が遊びに来たときなど、何人分つくるのかを考えましょう
(2)一旦、大き目のボトルやデキャンタに、希釈した「カルピス」を入れておきます
(3)人数分を、均等になるように注ぎます
【育みポイント】
コップに少し注いでは次のコップに…と、少しずつ注ぎ足していくのもおすすめです。また、希釈した「カルピス」を入れた大きめのボトルに、分ける人数で等分した印をつけておくと、注ぐ際の目安になります。
「カルピス」でケーキ!みんなで仲良く食べるには?~等分・角度~
ケーキを切り分けることで、等分や分数、角度を意識することにつながります。希釈タイプの「カルピス」を使って、電子レンジで調理できる簡単でおいしいケーキのつくり方を紹介します。
【やり方】
(1)しっとり蒸しケーキなど、ケーキタイプのおやつをつくる
(2)人数にあわせて、切り分ける。切るときに、等分するための角度の勉強にもなります
【育みポイント】
直接ナイフを入れる前にどのように切ると等分できるか絵に描いて確かめておくと、見通しをもって取り組むことができます。
■しっとり蒸しケーキ
【材料(2人分)】
・卵 2個
・「カルピス」(希釈タイプ)40ml
・薄力粉 60g
・ベーキングパウダー 小さじ1
<A>
・牛乳 50ml
・「カルピス」(希釈タイプ)20ml
【レシピ】
(1)ボウルに卵を溶きほぐし、「カルピス」を加えてハンドミキサーでふんわり白くもったりとするまで泡立てる。
(2)薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるい加え、粉気がなくなるまでゴムベラで切り混ぜる。
(3)耐熱容器に分け入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(200W)で7分加熱。さらに600Wで1分加熱。
(4)<A>を合わせて(3)にまわしかけ、冷蔵庫で冷やす。お好みでミントの葉を添えて完成!
【やり方】
(1)しっとり蒸しケーキなど、ケーキタイプのおやつをつくる
(2)人数にあわせて、切り分ける。切るときに、等分するための角度の勉強にもなります
【育みポイント】
直接ナイフを入れる前にどのように切ると等分できるか絵に描いて確かめておくと、見通しをもって取り組むことができます。
■しっとり蒸しケーキ
【材料(2人分)】
・卵 2個
・「カルピス」(希釈タイプ)40ml
・薄力粉 60g
・ベーキングパウダー 小さじ1
<A>
・牛乳 50ml
・「カルピス」(希釈タイプ)20ml
【レシピ】
(1)ボウルに卵を溶きほぐし、「カルピス」を加えてハンドミキサーでふんわり白くもったりとするまで泡立てる。
(2)薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるい加え、粉気がなくなるまでゴムベラで切り混ぜる。
(3)耐熱容器に分け入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(200W)で7分加熱。さらに600Wで1分加熱。
(4)<A>を合わせて(3)にまわしかけ、冷蔵庫で冷やす。お好みでミントの葉を添えて完成!
難しくて、苦手な計算や算数も、日常生活の中のさまざまな機会を利用し、楽しみながら身につけましょう。簡単&おいしい、希釈タイプの「カルピス」を使ったおやつレシピも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
企業と教育機関との連携
「カルピス」を製造・販売するアサヒ飲料株式会社は、発達支援学、教育心理学専門の教授が取り組む「コミュニケーション発達支援」への共同研究や活動支援を行っています。幅広い世代に人気の「カルピス」を使った「コミュニケーション支援」は社会的な能力を発達させられる可能性があります。
研究の結果、希釈タイプの「カルピス」を親子でつくって飲む体験を通して、好みに応じて濃さを調節するなど、相手の側に立って感情や意向を読む力を培い、子どもたちの「自分で考える力」や「思いやりの心」が育まれることがわかってきました。これは、年齢を問わずさまざまな人から愛される「カルピス」ならではの取り組みですね。
研究の結果、希釈タイプの「カルピス」を親子でつくって飲む体験を通して、好みに応じて濃さを調節するなど、相手の側に立って感情や意向を読む力を培い、子どもたちの「自分で考える力」や「思いやりの心」が育まれることがわかってきました。これは、年齢を問わずさまざまな人から愛される「カルピス」ならではの取り組みですね。
※「カルピス」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。
監修/菅佐原 洋(博士(心理学)、臨床心理士・臨床発達心理士)
イラスト/かなしろにゃんこ。
イラスト/かなしろにゃんこ。
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