花粉の季節到来!耳鼻科嫌いだった娘が自力で見つけた耳鼻科克服法が意外だった!

ライター:荒木まち子
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多くの人を悩ませる花粉症。発達障害の娘も、小学生の頃にスギ花粉のアレルギーを発症しました。当時はご多分に漏れず耳鼻科が大大大嫌いだった娘、19歳になった現在は、一人で通院できるようになっています。娘が自分で身につけた意外な対処法も含め、今まで歩んできた“耳鼻科道”をご紹介します。

3歳で号泣の耳鼻科デビュー!

かるた
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おとなへのかいだんのぼるむすめかな
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娘が初めて耳鼻科での治療を受けたのは、3歳の時でした。風邪から中耳炎になり、小児科の先生から耳鼻科の受診をすすめられたのです。

近所の人から評判を聞いて向かったのは、子どもに人気があるという耳鼻科。院内にはキッズコーナーがあり、おもちゃや絵本も充実していて、確かに大人よりも子どもの患者の方が多い様子でした。(診察室からは、ひっきりなしに子どもの泣き叫ぶ声が聞こえていましたが…。)

キッズコーナーのおかげで、待ち時間は大人しく過ごせていた娘ですが、いざ診察が始まると予想通りに大暴れ。私は身をよじる娘を膝に乗せて診察台に座り、鼻を吸引してもらっている間は、泣き叫ぶ娘を後ろからずっと羽交い絞めにしていました。結局娘は鼻血が出るほど暴れ、治療が終わる頃には私も汗だくに…。

それからも耳鼻科通いは続き、「待合室のキッズコーナーで楽しく遊び、診察中は大暴れする」というパターンが10日間ほど続いた後、娘の中耳炎は完治しました。

「治療が終わったらお菓子」で乗り切った幼稚園時代

娘は幼稚園に通っている間も、何度か中耳炎になりました。

赤ちゃんの頃から家でも鼻水吸引器を使っていたのですが、やはり中耳炎になると、病院で吸引してもらった方が断然治りが早い。そのため、娘が中耳炎になる度に、私は毎回汗だくになりながらも耳鼻科に通いました。

すると何度も通っているうちに、娘は耳鼻科での治療の見通しを立てられるようになりました。そして年長になる頃には、治療を嫌がりはするものの、泣き叫ぶことは無くなっていったのです。娘に「治療が終わったら、好きなお菓子を一つ買ってあげる」と伝えていたので、この作戦の効果もあったのかもしれません。

小学校に入学後、花粉症での耳鼻科通院がスタート

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10518000123
娘の幼稚園卒業と同時に、我が家は主人の転勤で引越しをしました。しばらくすると、娘に花粉症のような症状があらわれるように…。耳鼻科で検査をして、スギ花粉のアレルギーがあることが判明しました。

それ以来娘は、花粉の時期になると定期的に耳鼻科通院をするようになりました。でも以前通っていた耳鼻科とは違い、強く吸引することもなかったようで少しずつ安心できるようになったためか、娘は一人で椅子に座って治療を受けられるようになりました。
次ページ「小学校高学年からは、少しずつ「一人で」できるように」

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