「娘を手放したくない」という思いに気づいて

私は自分の中で、できるだけ長く娘と過ごしたいという思いがありました。

だんだんと成長していくにつれて、私と過ごす時間より、友達や先生と過ごす時間が多くなっていきます。それを寂しいと感じていたのです。
娘との関係にも変化があらわれて…!?放課後等デイは、娘の世界を広げてくれる扉だった…!の画像
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デイサービスに通い始めた娘は、本当に楽しそうで、私の見えないところで、話して、感じて…私がいなくても自分だけで人間関係を作り上げていました。

それを目の当たりにして、私の「あーさんと長く過ごしたい」、「いつまでも私のそばから手放したくない」という思いは、もう卒業しないといけないんだと気づきました。

一緒にいる時間は少なくなったけれど

娘は、夕方の6時まで放課後等デイサービスで過ごすため、母と子の関わる時間は短くなりました。
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しかし、帰宅した娘との会話に変化が生まれました。
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以前は「〇〇やった?」「これ違うよ!」などの質問調・命令調での声掛けがどうしても多くなっていましたが、今は娘の帰宅後、「今日は学校はどうだった?デイサービスは楽しかった?」という、娘の話を聞く声掛けに変わりました。

放課後等デイサービスで宿題を済ませて来てくれるので、私がバタバタ宿題をチェックする必要もありません。そう、ゆっくりと娘の話を聞ける余裕が生まれたのです。

娘の話を聞いて笑ったり、今日はこんなことがあったよ~とお互いに報告したりしています。相手のことを聞いたり、気にかけたりできるようになった姿に、娘の成長も実感しています。

親基準ではなく、子ども基準で考える

私は放課後等デイサービスを利用することに、罪悪感を勝手に感じていただけなのかもしれません。

でも、子どもを放課後等デイサービスに任せて見てもらうというのは、母親が楽をするためのものではない…。子どもが、親以外の人とのコミュニケーションを学んだり、必要なスキルを身につけることができる大切な機会、将来のために必要なプロセスなのだと、今は思います。
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今回のことで、一番成長できたのは私かもしれません。
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