いざ!特別支援学校高等部の見学へ

娘が小学生の時にはタイミングがうまく合わず、見学ができなかった特別支援学校高等部。家族そろって見学に行けたのは中1の終わりごろでした。この学校は軽度の知的障害の生徒が『卒業後に企業就労による社会参加や自立をめざす』学校でした。

進学を目的にした学校ではないため、学習科目は主に

国語:コミュニケーションの基礎とした「聞く」「話す」「読む」「書く」の学習
数学:四則計算 (生活の中で使う単位 時間 金銭計算など)
社会:社会のきまりや制度、生活に関わることがら
家庭科:自立生活のための調理・裁縫等
英語:あいさつや日常表現
体育:体力つくり運動

を学ぶといった内容でした。

当日見学した授業の内容は

PCの授業では生徒たちはデータ入力に加え、各机に置かれた内線電話を使った受け答えや業務連絡のメモ取り作業も同時に行っていました。また別の授業では生徒がペアを組みシーツの畳み方の実施テストを行っていました。

私は「娘の苦手なコミュニケーションや四則演算が学べて、将来一人暮らしした時に役立つ料理や洗濯などの家事を授業で教えてもらえるなんて、願ったり叶ったり!」と思ったのですが、当の娘は…
娘の希望は、勉強ができる高校だった
Upload By 荒木まち子

そこまではっきり言われたら

まだ予定していた学校すべてを見学したわけではありませんでしたが、どの高校に行きたいのか娘の中では決まりつつあると私は感じていました。

でもそのまますんなりとはいかないのが障害児育児です。この後、中2になった娘に思いもよらぬ出来事と変化が起こり、それは進路選択へも大きな影響があったのです…。

次回コラムでは、中2のときのできごとを中心に紹介します。

わが家の進路選択シリーズ

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発達障害の娘が求めたのは「居場所」。中学時代、通常学級と特別支援学級で揺れた娘がたどり着いた、高校選びの基準【わが家の進路選択 Vol.5】

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限界だった発達障害の娘、中2で特別支援学級へ――そして高校選択も最終段階に【わが家の進路選択 Vol.6】

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【最終話!】娘に必要なのは、魅力的なカリキュラムや就職率…?特別支援学級で気づいた、娘が「大切にするコト」を基準に【わが家の進路選択Vol.7】


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