精神科医に聞く!発達障害児育児で「ママ友との関係に疲れたら?」あなたの心と体を守るシンプルな考え方
ライター:ひらたともみ
子どものためにと頑張りすぎてしまう母親たち。頑張りすぎてしまって、心身のバランスを崩してしまうことも…。今回は人に振り回されず、自分のコンディションを保つアイデアを、精神科医の先生にアドバイスいただきました。
母親の悩みって、変わっていない…!発達ナビユーザーから寄せられた相談
四半世紀子育てしているずっと現役ママの私は、10年前にうつ病を発症。そして現在も治療中です…。第1子を出産したのは20数年前。分厚い育児書が必須だったあの頃。インターネットの普及で私たちの暮らしは大きく変化し、情報や人との繋がり方も劇的に変化したと思います。
なのに…なのに!母親の悩みは変わらない。それどころか、どんどん孤独にさえなっているのは気のせいでしょうか?
そんなママたちの悩みを少しでも軽くできたらとの想いで、このたび発達ナビユーザーの皆様からお悩みを募集させていただきました。
なのに…なのに!母親の悩みは変わらない。それどころか、どんどん孤独にさえなっているのは気のせいでしょうか?
そんなママたちの悩みを少しでも軽くできたらとの想いで、このたび発達ナビユーザーの皆様からお悩みを募集させていただきました。
専門家に直撃相談!Vol.3 うつ病10年の私が捨てた罪悪感。シンドさの裏側にあった「母であることの呪縛」に気づいた日
寄せられたお悩みの中に、次のようなものがありました。
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息子に発達障害があるのですが、保育園ママ友との付き合いが難しく、心労で体調不良になりました。心療内科では「言っている事がわからない」と言われてしまい、途方にくれています。(45歳女性・2人のお子さんのママ)※
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※寄せられた内容を短くまとめてご紹介しています
そうです…!
予想はしていたものの、ダントツに多かったのが、ママ友問題。今回は保護者同士の関係性をキャッチすれば、母親のコンディションの負担軽減になるかを取材しました。
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息子に発達障害があるのですが、保育園ママ友との付き合いが難しく、心労で体調不良になりました。心療内科では「言っている事がわからない」と言われてしまい、途方にくれています。(45歳女性・2人のお子さんのママ)※
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※寄せられた内容を短くまとめてご紹介しています
そうです…!
予想はしていたものの、ダントツに多かったのが、ママ友問題。今回は保護者同士の関係性をキャッチすれば、母親のコンディションの負担軽減になるかを取材しました。
精神科医・増田先生に聞く!ママ友との関係、どうすればいい?
増田先生の言葉にはいつも「いかにして自分がご機嫌でいられるか」というのがあります。
人間関係に深く悩む人の多くは、繊細で傷つきやすく、真面目で几帳面な人柄が多いと聞きます。悩まなくてもいいことや、責任を感じなくてもいいような部分を、ひとり背負いこんで、体調不良にすら気付かない人もいます。いつも他人のことを優先し、自分が休むことなんてありえない。子どものため、家族のためと、ママ友付き合いもご近所付き合いも緊張の糸を張り続け、自分をご機嫌にしようだなんて、考えたこともない。
それこそが私でした。
そして今年の5月。私は「休暇のためオフとさせていただきます」というメールを、この仕事をして初めて各クライアントにしました。堂々と休み、堂々とグータラし、堂々と自分を甘やかすことに徹した5日間を過ごし、それまでモヤモヤしていたことも、「もう終わったことだ」とだいぶ踏ん切りがつきました。今まで悩むことでしか解決できないと思っていた私にとっては、ものすごい快挙です!
増田先生がおっしゃるように、いくら相手の気持ちを探ろうとしても、到底わかりはしないし、憶測や噂話に真意はありません。楽観的に捉えられればいいけれど、それができないのが私たちお悩みママ…ですよね?
しかし、何事もいったん楽観視するという習慣づけをしていけば、自分の背負うものがきっと軽くなるはず!
とどのつまりは「しょせん他人だから」と思うようにしてみると、「わかり合えなくて当然」という公式が生まれてきますよ。
人間関係に深く悩む人の多くは、繊細で傷つきやすく、真面目で几帳面な人柄が多いと聞きます。悩まなくてもいいことや、責任を感じなくてもいいような部分を、ひとり背負いこんで、体調不良にすら気付かない人もいます。いつも他人のことを優先し、自分が休むことなんてありえない。子どものため、家族のためと、ママ友付き合いもご近所付き合いも緊張の糸を張り続け、自分をご機嫌にしようだなんて、考えたこともない。
それこそが私でした。
そして今年の5月。私は「休暇のためオフとさせていただきます」というメールを、この仕事をして初めて各クライアントにしました。堂々と休み、堂々とグータラし、堂々と自分を甘やかすことに徹した5日間を過ごし、それまでモヤモヤしていたことも、「もう終わったことだ」とだいぶ踏ん切りがつきました。今まで悩むことでしか解決できないと思っていた私にとっては、ものすごい快挙です!
増田先生がおっしゃるように、いくら相手の気持ちを探ろうとしても、到底わかりはしないし、憶測や噂話に真意はありません。楽観的に捉えられればいいけれど、それができないのが私たちお悩みママ…ですよね?
しかし、何事もいったん楽観視するという習慣づけをしていけば、自分の背負うものがきっと軽くなるはず!
とどのつまりは「しょせん他人だから」と思うようにしてみると、「わかり合えなくて当然」という公式が生まれてきますよ。
専門家に直撃相談!Vol.1「病歴10年、私のうつ病治りますか?」
専門家に直撃相談!Vol.2 精神科受診は限界が来る前に!しんどいママたちの、心のSOSを見逃さないで