お支度途中で遊び始める…手順書の存在すら忘れるADHDむっくん。これなら常に目に入る!母が加えた改良とは
ライター:ウチノコ
こんにちは、ADHDと自閉スペクトラム症の診断を持つむっくんの母ウチノコです。自閉っ子支援の必須アイテム、手順書!みなさんはどのようなものをお使いでしょうか?勉強会でも度々支援ツールとして紹介されるので、自宅でも採用してみるも、むっくんにはどうにも馴染みません。現在も色々とお試し中ですが、少しだけ方向性が見えてきたのでまとめてみます。
次やることをすぐ忘れちゃう
たとえば朝のおでかけ前、むっくんはお支度などでものごとに注意を向け続けることが苦手です。何かの途中であっても新しい刺激が入ると次やることをすっかり忘れてしまいます。
結果、口頭指示→やりながら忘れる→再び口頭指示→また忘れる→刺激が増えてストレス→母も子もイライラ。という負のループに陥ることが多々あり…
そこで出番なのが手順書!手順書とは、視覚的に行動の手順を示したものを指します。身近な所では、カレールーの箱裏に書いてある「カレーのつくり方」のようなものです。
例えばむっくんが起床から出かけるまでの手順書は…
結果、口頭指示→やりながら忘れる→再び口頭指示→また忘れる→刺激が増えてストレス→母も子もイライラ。という負のループに陥ることが多々あり…
そこで出番なのが手順書!手順書とは、視覚的に行動の手順を示したものを指します。身近な所では、カレールーの箱裏に書いてある「カレーのつくり方」のようなものです。
例えばむっくんが起床から出かけるまでの手順書は…
手順書って何?
手順書には決まった形式があるわけではなく、それぞれの子に合わせたオリジナルを作ります。
どこまでやったか分からなくなる子には、終わった事柄を剥がして見えなくしたり、1項目ずつめくり式にして不要な情報を減らす工夫を凝らしたりと、わが子仕様を探す工程は研究の果ての大発見!で達成感たっぷりです。
どこまでやったか分からなくなる子には、終わった事柄を剥がして見えなくしたり、1項目ずつめくり式にして不要な情報を減らす工夫を凝らしたりと、わが子仕様を探す工程は研究の果ての大発見!で達成感たっぷりです。
ところがむっくん、どうにもこの手順書ではうまくいきません。困ったことに手順書の存在自体を忘れてしまうのです…。
オレ、動くと忘れるの。
手順書では行動ごとに、次にやることを確認する必要があります。この、「確認のために視線を戻す作業」がむっくんには難しいようなのです。
本人によると「手順書があったことを忘れる」「見ようと思っているうちに何するんだったか忘れる」とのこと。
そこで今度は「手順書を見に行く」という項目を付け加えてみたりと、工夫を凝らしましたがやはり思うようにいきません。
本人によると「手順書があったことを忘れる」「見ようと思っているうちに何するんだったか忘れる」とのこと。
そこで今度は「手順書を見に行く」という項目を付け加えてみたりと、工夫を凝らしましたがやはり思うようにいきません。