小学校見学に学童の説明会!年長の1年は盛りだくさんで...知識ゼロだった私とミミの就学までの記録

ライター:taeko
小学校見学に学童の説明会!年長の1年は盛りだくさんで...知識ゼロだった私とミミの就学までの記録のタイトル画像

「通常学級の他に支援級がある」くらいは聞いたことがあるけど、ほとんど知識のなかった私。ミミが年中の頃から区の特別支援教育の説明会に参加し、就学について少しずつ準備を始めました。 

年中の時に保護者教室へ

ミミが就学する2年前、次男ふーが産まれました。育休中だった私は、療育の先生に教えてもらった区が主催の保護者教室(区の特別支援教育の説明会)へ行きました。
小学校見学に学童の説明会!年長の1年は盛りだくさんで...知識ゼロだった私とミミの就学までの記録の画像
Upload By taeko
通常学級の他に特別支援学級があることぐらいは聞いたことがあるけど、ほとんど知識のない私には、説明会の内容を理解するのに時間がかかりました。「学級」と「教室」って何が違うの?どっちも授業を受ける部屋じゃないの?今でも間違えてしまいます。

学校公開日にミミと3校訪問

小学校見学に学童の説明会!年長の1年は盛りだくさんで...知識ゼロだった私とミミの就学までの記録の画像
Upload By taeko
ミミと一緒に、3校を訪問しました。その時のメモの一部をご紹介します。

地区の特別支援教育拠点校
特別支援教育の拠点校で、この学校の中にも特別支援学級がある。
子ども達は下校していたので授業風景は見られなかったが、教室や個室などを見せてもらう。
一番気になる「いじめ」について聞いてみると、「周りの子にも、なぜ〇〇君が別の教室に行くのかちゃんと説明しているので皆協力してくれます」とのこと。
そうか...と思いつつ心配は尽きない。

学区のA校
いわゆる授業参観で、授業の様子を教室の後ろから見学。土曜日で特別支援教室は行っていなかったため見られず、通常学級と特別支援学級を見学。
通常学級は1クラスに生徒が35人程いてギュウギュウ。先生とサポートの先生の2人体制だけど、人数が多すぎてミミは落ち着かないかもしれないと思った。特別支援学級は1クラスに8人程度で先生は3人。
得意な子が朝礼をやり、先生の目も行き届いていてミミには特別支援学級で学ぶのが良いな、と思った。

学区外B校
通常学級は1クラスのみで30人。特別支援学級が5クラスもあり、ぜひ見たかった学校。校長先生が案内してくれ、学校の様子を聞くことができた。特別支援学級が多いので、通常学級からの移籍がしやすいそう。B校なら発達障害のある子どもに慣れた先生が多いし、いろいろな子がいてミミも受け入れてもらえるかも、と思った。どこまで本気かわからないけれど「この学校にする?」と聞くと、「うん」とミミ。

この時点では私はB校が良いなと思いました。
当時4歳のミミは、トイレが苦手、団体行動ができない、偏食...などがありました。実際には付きませんでしたが、療育の医療相談で精神科医に「保育園で加配を付けた方が良いでしょう」と言われていました。

小学校を決めるまであと1年半あるので、月1回の療育と週1回の民間療育を続けて、ミミの成長を見守りながら考えることに決めたのです。
小学校見学に学童の説明会!年長の1年は盛りだくさんで...知識ゼロだった私とミミの就学までの記録の画像
Upload By taeko

年長になり就学相談開始、9月に希望校を決定!

年長になり、いよいよ就学相談が始まりました。区の広報誌で就学相談のための説明会を知り参加。翌日朝イチで就学相談の予約をし、3日後に最初の面談へ(親のみ)行きました。ざざざっと流れをご紹介します。
小学校見学に学童の説明会!年長の1年は盛りだくさんで...知識ゼロだった私とミミの就学までの記録の画像
Upload By taeko
5月
子どもの面接。初めての人と初めて入る部屋で検査。その後少人数で数人の職員さんと面談。どちらも親は見られない。
部屋に入るのを嫌がるかな?と思ったけど、ニコニコで行ったので驚いた。

6月
親子で精神科医と面談。困りごとや私生活を話す。終始ニコニコな先生は、「(子どものことを)怒る必要ない」「怒らず、近くに呼んで普通に話せば大丈夫」と教えてくれたのが印象的だった。

7月
区役所で結果報告を聞く(親のみ)。通常学級に在籍し、週に2時間ほど特別支援教室で指導を受けることを勧められる。
この頃、就学相談とは別に、小児精神科で初診を受ける。療育の精神科医との面談で、就学に向けて診断書を用意して小学校に提示した方が良いとアドバイスを受けたため。

※文部科学省が「特別支援教室構想」を掲げて全国各地でモデル事業が行なわれており、
2016年4月から東京都内の小学校で特別支援教室の本格的な導入が始まっています。


8月
小児精神科2回目の診察時に診断書を発行してもらう。

9月
学区の小学校から学校選択の書類が届く。一年前はB校が良いと思っていたけど、ミミがだいぶ成長してきたことや、家から近い方が親も子も負担が少ないと考えてA校で「特別支援教室で指導を受ける」を希望のチェックをして返信。

10月
学区の小学校で健康診断。計測後の先生との面談で発達障害があると伝えると校長先生が対応してくれた。発達障害児の特性を理解されていて私も安心した。

11月
就学相談とは別に、学童の説明会。発達障害のある子どもも受け入れてくれるところ。

12月
親子で学童面談。

1月 
特になし

2月
小学校で新一年生保護者会(うちは親のみ参加)。
特別支援教室に指導に来てくれる先生の拠点校での体験教室へ。子どもは3人、先生はたくさんいたのに皆の前で自己紹介をしっかりできたミミに感動!成長したね!
元気に自己紹介するミミ
Upload By taeko
就学までの活動は一通り終了。
3月は保育園の卒園イベントも無事に開催されました!
ミミがお別れの歌を家で口ずさむので、それだけで切なくなる...。
残りの保育園生活を楽しんでね!!
【新連載】診断、療育…!?ASD長男のこだわり、一緒に楽しめばいい――とまどいの日々の中でのタイトル画像

【新連載】診断、療育…!?ASD長男のこだわり、一緒に楽しめばいい――とまどいの日々の中で

娘、やっぱり通常学級が合わないかも?進学先に悩む中で気づけた、たった一つの大切なコトのタイトル画像

娘、やっぱり通常学級が合わないかも?進学先に悩む中で気づけた、たった一つの大切なコト

通常学級?特別支援学級?わが子に合うのはどっち?むっくんの就学相談が始まって…【前編】のタイトル画像

通常学級?特別支援学級?わが子に合うのはどっち?むっくんの就学相談が始まって…【前編】

発達が気になる子の「できる」を増やすからだ遊び: 入学前からはじめよう
笹田 哲 (監修)
小学館
Amazonで詳しく見る
発達が気になる子の「できる」を増やすからだ遊び 入学前からはじめよう
笹田 哲
小学館
楽天で詳しく見る
生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入学準備編
モンズースー (著)
KADOKAWA
Amazonで詳しく見る
生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入学準備編
モンズースー
KADOKAWA
楽天で詳しく見る

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。