楽しい時間を優先に。

放課後等デイサービスの先生は
「無理に宿題しなくてもいいんじゃないかな?」
と声掛けしているそうなのですが、娘は頑なに宿題を多く終わらせようとしているそうです。

そこで私は改めて娘に、話すことにしました。
放課後等デイサービスで過ごす時間には、宿題を無理にしなくてもよいこと、楽しく過ごすのが大切であることをあーさんに話す母。あーさんも「わかった」と納得した。
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やはり娘は宿題のことを心配していたので、とにかく放課後等デイサービスでは、満足するまで遊ぶことが優先だと話しました。

再度、ルールを確認。

その後、娘は放課後等デイサービスの先生と再度話し合いました。
「宿題は5時まで」と、放課後等デイサービスの先生とルールを確認するあーさん。
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そして、デイサービスに着いた時間にかかわらず、宿題をやめる時間を決めたそうです。

その時間になったら、宿題した時間がたとえ10分でも、宿題ができなかったとしても、遊ぶ時間にうつることを約束しました。

それから娘は、思う存分遊ぶようになりました。すると数日後には、帰る時には笑顔で待っていてくれるようになりました。

お姉さんになったとはいえ、まだまだリズムが掴めるまではフォローが必要。一度言ったことでも、確認しつつやっていく必要があるな~と考えていた私でしたが、実は私が予想もしなかった、嬉しいこともありました。

以前は帰宅後に残してきた宿題に取り組んでも、宿題中に固まったり、終わるまでにすごく時間がかかったりしていた娘でしたが…
宿題をやるスピードが上がり、字も綺麗に書くようになったあーさんに驚く両親。
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宿題をするスピードも上がっていたのです。
しかも、字もキレイ!日記はもうフォローがなくても、完全に一人で書けるようになっていました。
「日記なんて書けない!」広汎性発達障害の娘と私の作文攻略法のタイトル画像

「日記なんて書けない!」広汎性発達障害の娘と私の作文攻略法

帰宅後の動きも機敏で、私が声をかける前に動くように。そのスムーズさは、低学年の頃からは想像できない姿でした。

一つひとつ向き合っていけばいい。

今回のことで、娘の成長をまた強く感じた私。

苦手も多いけれど、なんでも再確認すれば対応できるようになるし、娘にとって大事な時間をちゃんと確保すれば、他のことにもいい影響を与えてくれました。

そして、数年前に「できないこと」「困ったこと」だったことも、今こうやってできるようになっている…。そう思うと、一つひとつの対応が数年後にいきてくると思え、私のモチベーションもまた一つあがりました。

人よりゆっくりな成長だけど、人よりたくさん頑張ってくれる娘。

これからも娘に寄り添い、頑張っていこうと思えました。
「あーさんすごい!」と褒める母と、「そう?」と照れるあーさん。
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わかっているはずの左右を度々間違える発達障害小4娘。言われた方向と逆に進む様子に不安になるも、弟を誘導する姿は頼もしく…!?のタイトル画像

わかっているはずの左右を度々間違える発達障害小4娘。言われた方向と逆に進む様子に不安になるも、弟を誘導する姿は頼もしく…!?

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