救急外来を受診
幸いそのときは家に主人がいたので、叫び声を発しながら便器に頭を突っ込んで便座の蓋を開閉する息子を主人に押さえてもらい、その間に私は救急に電話をしました。
救急隊の人に支えられ救急車に乗り込む頃に息子は落ち着き始め、受け答えもできるようになっていました。病院に着いて医師の診察を受けたときには日時や名前、自分がいる場所なども言えていました。
医師によるとインフルエンザの流行時期だったこともあり、その日は息子と同じような症状の子どもが10人ほど救急外来を訪れ、そのうち何人かは経過観察の為そのまま入院になったそうです。
息子は会話もできるようになっていたので、解熱剤を処方され帰宅することになりました。ただ、今後も同じような症状が起こり得るので、暫くは大人が傍で様子を見ているように言われました。
救急隊の人に支えられ救急車に乗り込む頃に息子は落ち着き始め、受け答えもできるようになっていました。病院に着いて医師の診察を受けたときには日時や名前、自分がいる場所なども言えていました。
医師によるとインフルエンザの流行時期だったこともあり、その日は息子と同じような症状の子どもが10人ほど救急外来を訪れ、そのうち何人かは経過観察の為そのまま入院になったそうです。
息子は会話もできるようになっていたので、解熱剤を処方され帰宅することになりました。ただ、今後も同じような症状が起こり得るので、暫くは大人が傍で様子を見ているように言われました。
熱が高い間は要注意
熱が続いた数日間は、医師に言われた通りできるだけ私か主人が息子の傍にいるようにしました。玄関や窓はダブルロックをし、台所のコンロもロックを掛けました。
熱せん妄と思われる症状はその後2回ありました(いずれも寝起きのとき)。
目は開いているのですが、やはりこちらの呼び掛けには応じることはありません。2度目以降は“便器の蓋パカパカ”はありませんでしたが、トイレの前で叫んだり、廊下で頭を抱えてうずくまったりしました。私は息子が落ち着くまで背中をさすりしました。落ち着くと息子は再び布団に戻り眠りました。
私は息子の様子から、「身体は起きているけど脳は眠っていて夢を見ている状態なんだろうな」と思いました。
熱せん妄と思われる症状はその後2回ありました(いずれも寝起きのとき)。
目は開いているのですが、やはりこちらの呼び掛けには応じることはありません。2度目以降は“便器の蓋パカパカ”はありませんでしたが、トイレの前で叫んだり、廊下で頭を抱えてうずくまったりしました。私は息子が落ち着くまで背中をさすりしました。落ち着くと息子は再び布団に戻り眠りました。
私は息子の様子から、「身体は起きているけど脳は眠っていて夢を見ている状態なんだろうな」と思いました。
熱せん妄よりも私が驚いたこと
息子が回復した後、私は息子と熱せん妄を起こしたときの話をしました。本人にはそのときの記憶がほとんどありませんでした。
息子「最初のときだけ少し覚えてる。多分夢だと思うんだけど、部屋の中に何人か人がいて、その人の頭の上にしずくの形をした魂みたいのが見えたんだ。」
私「そりゃ怖いね。逃げ出したくもなるね。」
息子「でもその後は記憶ないな。俺、どんな様子だったの?ホントに大声出したりしたの?」
私はそのときの様子を絵に描いて息子に見せました。すると...
息子「最初のときだけ少し覚えてる。多分夢だと思うんだけど、部屋の中に何人か人がいて、その人の頭の上にしずくの形をした魂みたいのが見えたんだ。」
私「そりゃ怖いね。逃げ出したくもなるね。」
息子「でもその後は記憶ないな。俺、どんな様子だったの?ホントに大声出したりしたの?」
私はそのときの様子を絵に描いて息子に見せました。すると...
息子「・・・。俺、障害になっちゃったのかな?」
私「!?」
息子「だって姉さん、暴れてたときあったじゃん。」
私は息子のこの言葉にとても驚きました。
私「!?」
息子「だって姉さん、暴れてたときあったじゃん。」
私は息子のこの言葉にとても驚きました。