小5長男への発達障害告知、どうする?悩んでいた母に絶好の機会が…
ライター:スガカズ
ASDとADHDのある長男が特別支援教室に通い始めたのは、いまから2年前、小5の年度途中からでした。
自分からSOSを出すことが少なく、教室の空きもなかったので、通えなかったのですが、先生方の厚意で実現しました。
本人は小集団も個別も楽しいと言っており、順風満帆!
…と言いたいところですが、通い出した事で本人に「障害告知」をする必要ができました。
特別支援教室はどうやったら通えるの?長男の友達からの率直な質問にタジタジ…
特別支援教室に通うようになってしばらく経った頃、長男の友達(幼馴染)がわが家に遊びに来ました。友達は私に「特別支援教室ってなに?」「どうやったら通えるの?」「何で途中から通い始めたの?」と私に質問しました。
突然の質問に私は戸惑ってしまいました。どうやら長男から「特別支援教室でみんなでゲームをしている」と聞いていた様です。
突然の質問に私は戸惑ってしまいました。どうやら長男から「特別支援教室でみんなでゲームをしている」と聞いていた様です。
私はこの時、「長男は発達障害があるんだよ」と言うべきではないと思ったので、「友達の作り方を勉強する所」「親が通わせたいと思って学校にお願いする」「学校からOKが出たら通える」と伝えました。
友達は「ふーん…うちは(親が)通っちゃダメって言いそうだなぁ。」とひと言。友達とは家族ぐるみの付き合いで、両親には、「長男は発達障害なんだ」と伝えているし特別支援教室について理解しています。
定型発達であろう友達が「ボクも通いたい!」と思うのも避けたいので「うーん…そうだね。多分ダメって言うだろうね。」としか言えませんでした。
友達は「ふーん…うちは(親が)通っちゃダメって言いそうだなぁ。」とひと言。友達とは家族ぐるみの付き合いで、両親には、「長男は発達障害なんだ」と伝えているし特別支援教室について理解しています。
定型発達であろう友達が「ボクも通いたい!」と思うのも避けたいので「うーん…そうだね。多分ダメって言うだろうね。」としか言えませんでした。
後々考えると、友達が疑問に思うのは当然だと思いました。
今まで通っていなかったのに急にクラスメイトとは違う授業に参加する様になったのですから。
長男は小2から療育センターに通っていますが、行動や興味に偏りがあります。そのため私は「何で病院に通っているのか」「何でお薬を飲んでいるのか」などの質問を長男からされた事はありません。興味のない事は聞いてこない事が多かったのもあり、小5まで障害告知をしませんでした。
ですが、友達からの質問を聞いて、「そろそろ自分の障害について知る時期が来たんだな」と思いました。
とは言え、障害告知をする事で「本人が落ち込むかもしれない」「(周囲へ)情報が独り歩きするかもしれない」などの不安があった為、言うタイミングや上手な伝え方について悩みました。
今まで通っていなかったのに急にクラスメイトとは違う授業に参加する様になったのですから。
長男は小2から療育センターに通っていますが、行動や興味に偏りがあります。そのため私は「何で病院に通っているのか」「何でお薬を飲んでいるのか」などの質問を長男からされた事はありません。興味のない事は聞いてこない事が多かったのもあり、小5まで障害告知をしませんでした。
ですが、友達からの質問を聞いて、「そろそろ自分の障害について知る時期が来たんだな」と思いました。
とは言え、障害告知をする事で「本人が落ち込むかもしれない」「(周囲へ)情報が独り歩きするかもしれない」などの不安があった為、言うタイミングや上手な伝え方について悩みました。
障害告知をする日は突然に
そんなある日、長男が本棚から、かなしろにゃんこ。さんの漫画(うちの子はADHD)を見つけて読んでいました。
話すならこのタイミングしかありません!何しろタイミングを間違えるとうまく伝えられない可能性があるのです。
話すならこのタイミングしかありません!何しろタイミングを間違えるとうまく伝えられない可能性があるのです。
長男は数字や絵を交えて説明すると理解しやすいため、過去に受けたWISC-IVの結果を見せて説明することに。
「この凸凹してるのはIQと言って、長男の脳がもっているチカラを表しているよ。」
「山ができているのは能力が高いって意味だよ。だけどその分できない事もハッキリしているし、苦労する事も多いよ。」
「谷ができている(IQが低い)ところを頑張ることも大事だけど、得意な事を伸ばすと谷(苦手)をカバーできる場合もあるよ」
など、出来るだけ本人が理解できそうな言葉で説明しました。
「この凸凹してるのはIQと言って、長男の脳がもっているチカラを表しているよ。」
「山ができているのは能力が高いって意味だよ。だけどその分できない事もハッキリしているし、苦労する事も多いよ。」
「谷ができている(IQが低い)ところを頑張ることも大事だけど、得意な事を伸ばすと谷(苦手)をカバーできる場合もあるよ」
など、出来るだけ本人が理解できそうな言葉で説明しました。
説明を聞いた長男は、目をキラキラ輝かせて「工作をやっちゃうのはADHDだからだったのか!」と言っていました。
「え?そんな喜ぶことだったのか!」と私は面食らいました。「本人が落ち込むかもしれない」と心配していましたが、単純というか幼いと言うか…。
とにかく自分の行動の理由が分かったことに非常にスッキリした様子でした。落ち込む事もなく案外すんなり(というか嬉しそう)障害告知できました。
これで一件落着…と思いきや…!
「え?そんな喜ぶことだったのか!」と私は面食らいました。「本人が落ち込むかもしれない」と心配していましたが、単純というか幼いと言うか…。
とにかく自分の行動の理由が分かったことに非常にスッキリした様子でした。落ち込む事もなく案外すんなり(というか嬉しそう)障害告知できました。
これで一件落着…と思いきや…!
クラスメイト全員の前で、「自分の障害」について公表…?
ひと安心…もつかの間、クラスメイトのママ(以前デイジー教科書を教えてくれた友達)から後日思いも寄らない話が…。
どうやら長男がクラスメイトの皆の前で、自分の障害を公表した様なのです。
これには驚きました。
さて、どんな状況だったのか、次回のお話で説明しようかと思います。
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https://h-navi.jp/column
どうやら長男がクラスメイトの皆の前で、自分の障害を公表した様なのです。
これには驚きました。
さて、どんな状況だったのか、次回のお話で説明しようかと思います。
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