どうしようもない状況。

イヤーマフである程度は音を遮断することはできましたが、イヤーマフをしたままでは授業を受けることはできません。

先生の声を聞くために外すと周りの騒がしさも耳に入ってくるため、静かに授業を受けるということは、とても難しいことでした。
イヤーマフを購入するも、授業中は外さなければならない。
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どうしようもない状況の中、私にできることは、娘に状況を確認しつつ気持ちを聞くということだけ・・・。

私自身もモヤモヤした日々が続きました。

新学期が始まり、しばらくすると・・・

自分の子どものことなら解決策も考えやすいですが、ほかの子が関わってくるとなかなか難しい・・・。娘のことが気になりつつも、解決はできません。

しかし、しばらくすると娘は教室の不満を訴えてこないようになりました。
しばらくすると、特別支援学級内の様子について、あーさんは「普通かな」と答えるように。
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私が聞いてみても、「普通」と答えるだけ。

教室が落ち着いたのか…それとも娘が慣れたのか…。私はあまりしつこく聞くことはやめて、娘の様子を見守ることにしました。

予想外だった娘の成長。

気になった私は、たまたまあった保護者面談で、娘の教室内の様子を聞くことにしました。
母が先生に様子を聞く。先生は「あーさんが下の学年の子を褒めてくれます。あーさんは優しくておっとりしているので私も癒されます」と話す。
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今まで、周りを見るということがとても苦手だった娘ほかの子の様子を見て、その頑張りを褒めるという話を聞いて、私はとても驚きました。

娘の心地いい環境にしたくて、そればかり気になっていた私でしたが、娘はこの環境の変化の中、とても大きく成長してくれていました
次ページ「4年生進級時は、さらに大きな変化が!」

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