小4発達障害娘、回避できないパニックはまだまだあって...対応方法を練習中

ライター:SAKURA
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4月から小学5年生になる、広汎性発達障害の娘。以前よりできることも増え、落ち着きはしましたが、パニックはまだまだ発生します。

まだまだ発生するパニック。

広汎性発達障害の娘は、小学4年生。来月には5年生になりますが、パニックはまだまだ発生しております。

特に多いのが、宿題に関する忘れ物のパニック。プリントや教科書を忘れると、この世の終わりかというくらい泣いてしまいます。
「なんでこんなことに...もうだめだ...」と嘆く娘あーさん。母は「大丈夫だってば」となだめる。
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娘にとって忘れものは、この世の終わりに匹敵するほどの悲しみなのです。

国語の教科書を忘れて、宿題ができない!

つい先日も帰宅後、音読の宿題をしようとして、国語の教科書を忘れたことに気がつきました。
「教科書がない!音読の宿題ができない!」と泣くあーさん。
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こんなとき、感情的に「仕方ないでしょ!」と言っても、娘にはあまり効果がありません。
「忘れたんだから仕方ない」と言えばヒートアップするだろうと想像する母。
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こういうとき、私はいつも娘にどうしたいかを聞くようにしています
母はあーさんに「どうしたいの?どうしたらいいと思う?」と尋ねる。あーさんは「取りに行って!学校に!今すぐ」と言う。
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希望を聞いても、叶えられないこともある。

娘は、学校に教科書を取りに行きたいと言いました。

しかし、この日は学校の後に放課後等デイサービスに通った日だったので、このときすでに夕方の6時すぎ...学校も閉まっているだろうし、この時間から学校に物を取りに行くことはさすがにできません

私は娘にそのことを説明しました。
学校には取りにいけないこと、教科書は本屋には売っていないことを説明する母。
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どうしたいか聞きはしますが、叶えられないこともあります。

一つひとつ娘の要求が不可能なことを説明していくと、今度は謝り始めます
あーさんは「ごめんなさい...ごめんなさい...」と謝り始める。
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この『ごめんなさい』は、私に対する謝罪ではなく、ミスをした自分が許せず、発している言葉。

娘は『ごめんなさい』と言った後は、黙り込んでしまいました。
次ページ「できることを提案。」

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