担任は?友達との相性は…クラス替えは試練!?ADHD次男に必要な「合理的配慮」

ライター:スガカズ
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もうすぐ新年度が始まりますね。わが家のADHDの次男は4月から小学5年生。4月以降どんな学校生活が待っているのか、今からドキドキしています。というのも、次男はクラスメイトや先生の相性がとても重要なのです。
今回は、1年生から現在までのクラス替えにまつわる困りごとについて振り返ってみようと思います。

今年度は友達がグンと増え、穏やかに過ごせた一年でした

5年生になるのが楽しみではないという次男
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ADHDの次男は、小3までクラスメイトや先生との関わりでハラハラすることばかりだったのですが、今年度の小4は先生やクラスメイトにもとても恵まれており、穏やかな時間を過ごせました。お陰で、クールダウンがとても上手くなり、友達を想いやる姿を見られた1年だと感じています。

少し前のことです。次男に、「小学5年生になるの楽しみ?」と聞くと、「楽しみじゃない」と…。
「どうして?勉強が難しくなるから?」とさらに聞くと、
「違うよ。だって今の先生じゃなくなるし、友達とも別々になるから。次の担任の先生と合うかわからないから。自分は怒られたら逃げたくなってしまう。だから優しい先生が良い」という次男。
自分を客観的に見られる様になってきたなぁと感心しました。

発達障害のある子どもたちに必要な「合理的配慮」わが家の次男の場合

次男が通う小学校は、1学年の人数が120名程度。年度の人数によって3クラスか4クラスに分けられます。1クラス30~40人程度の生徒を先生1人で受け持っており、おそらく学校側の配慮があり、毎年慎重に編成が行われているのだろうなと感じます。

【気づき その1】次男と似ているタイプのお友達とは同じクラスにしない方が良さそう

白黒思考×白黒思考でケンカ続き…

友達と口論する次男
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次男は白黒思考で、自分の意に反したことを指摘されることを嫌います。
自分なりの正義感をもっており、「これは良くないぞ」と思ったときに、人に指摘してしまいます。
一度、似た特性をもったお友達とクラスメイトになった年があり、お互いの意見がぶつかり合ってしまいケンカが絶えませんでした。

ケンカが多いのに、いつも一緒

喧嘩をよくする友達とよく一緒にいる次男
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ケンカが多いなら離れることも方法の一つなのだろうと思いますが、意見がぶつかり合うとき以外は気が合うので、いつも一緒にいます。ケンカする程仲が良いとはいいますが、親としては「いつ何が起こるのか分からない」と、ハラハラ続きでした。
相手のお母さまとなかなか会えるタイミングがなかったのですが、初めてお話できた日は、お互い謝り続けていました…。
次ページ「【気づき その2】仲が良いお友達も場合によってはクラスが別の方が良い」

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