慌てるのは禁物
2年ほど前、息子が特別支援学校を卒業するころ、
「就労については私が元気で生きている間に起こることなので何とかできる。でも、住まいのことは親なきあとのこと。私が死ぬ間際になりヨボヨボになってから動くことは不可能だ」と思いました。そして、「保護者が若いうちになんとか準備しなくては!」と思いました。
「就労については私が元気で生きている間に起こることなので何とかできる。でも、住まいのことは親なきあとのこと。私が死ぬ間際になりヨボヨボになってから動くことは不可能だ」と思いました。そして、「保護者が若いうちになんとか準備しなくては!」と思いました。
別の勉強会では、講師から、25歳独立説で「障害者だからこそ、25歳になったら家を出すように。親が死ぬと同時に住む環境もいきなり変わるのは、ダブルパンチになり本人にとっては最もよくない」という話を聞き、あせりました。
時間経過とともにさまざまな選択肢が出てきました。元気なうちから検討することはとても大切ですが、あせりすぎず、わが子に合う場所をじっくり考えることも大切だと思います。
執筆/立石美津子
時間経過とともにさまざまな選択肢が出てきました。元気なうちから検討することはとても大切ですが、あせりすぎず、わが子に合う場所をじっくり考えることも大切だと思います。
執筆/立石美津子
専門家コメント 鈴木直光先生(小児科医)
学校の選択、就労支援、そしてグループホームなどでの独立、と自閉スペクトラム症の方の道のりにはまだまだ課題が残されており、決まった道がないのが現状です。知的発達症を伴っている場合には将来的な財産管理などの問題も浮上してきますので、かかりつけの精神科の先生や司法書士の方等とじっくりと相談するといいでしょう。まだ障がい者雇用をしている日本の企業であっても、自閉スペクトラム症の特性に十分な理解を示している会社はまだ少ないのが現状です。訪問看護や訪問リハビリも含め、住民票のある自治体のサポートを活用するといいでしょう。(監修:小児科医 鈴木直光先生)
このコラムの著者親子がモデルの本
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