慌てるのは禁物

2年ほど前、息子が特別支援学校を卒業するころ、

「就労については私が元気で生きている間に起こることなので何とかできる。でも、住まいのことは親なきあとのこと。私が死ぬ間際になりヨボヨボになってから動くことは不可能だ」と思いました。そして、「保護者が若いうちになんとか準備しなくては!」と思いました。
洗濯物を干す息子
Upload By 立石美津子
別の勉強会では、講師から、25歳独立説で「障害者だからこそ、25歳になったら家を出すように。親が死ぬと同時に住む環境もいきなり変わるのは、ダブルパンチになり本人にとっては最もよくない」という話を聞き、あせりました。

時間経過とともにさまざまな選択肢が出てきました。元気なうちから検討することはとても大切ですが、あせりすぎず、わが子に合う場所をじっくり考えることも大切だと思います。

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