聴覚過敏の小5娘、「イヤーマフ卒業」は母の早合点だった…⁉

ライター:ひらたともみ
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聴覚過敏の小5娘。イヤーマフを使用しなくなったと知り、すっかり良くなった気でいた母でしたが…

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監修: 初川久美子
臨床心理士・公認心理師
東京都公立学校スクールカウンセラー/発達研修ユニットみつばち
臨床心理士・公認心理師。早稲田大学大学院人間科学研究科修了。在学中よりスクールカウンセリングを学び、臨床心理士資格取得後よりスクールカウンセラーとして勤務。児童精神科医の三木崇弘とともに「発達研修ユニットみつばち」を結成し、教員向け・保護者向け・専門家向け研修・講演講師も行っている。都内公立教育相談室にて教育相談員兼務。

小3で聴覚過敏の診断

小3で聴覚過敏と診断され、イヤーマフで快適になったイロハ
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小4になって、イヤーマフを使わない日が多くなったイロハ
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聴覚過敏が治まりつつあるのではと思う母
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聴覚過敏と診断されたときに聞いた、「内耳の成長とともに、聴覚過敏が改善されることもある」という医師の話を思い出し、「これはもしや良くなる傾向では?」と勝手に浮かれてしまいました。

今春、5年生になり、コロナ禍の不安な新生活は続いていきます。
すると…
小5になったイロハから、イヤーマフを再び使うようになったと聞く母
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イロハは、小5になって人の笑い声や話し声がうるさく感じるようになったと言う
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再びイヤーマフが必要に

再び、イヤーマフが手放せなくなった娘イロハ。

いったんは「快方に向かっているのでは?」と勝手に思い込んでいた私は、娘の発言に多少ショックは受けましたが、聴覚過敏は、ストレスや疲れが大きく関係することもあるのだということを思い出しました。

考えてみれば、大人の私でさえ、なかなか収まらないコロナ禍でストレスを抱えています。

昨年からマスク生活を強いられ、本来ならば一番友達と密に遊びたい時期だというのに、距離を取り大声を控える生活は、小学生にとって苦労の多い生活だと思います。

新しい生活をスタートした娘には、過敏にならざるを得ない環境下なのだろうと理解し、あせらずゆっくり見守ることにしました。

執筆/ひらたともみ

専門家コメント(臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)

聴覚過敏とストレスに関するコラムをありがとうございます。聴覚過敏など感覚の過敏性は一定のものというよりも、不安によって増悪するなど、状況によって状態が変化することが研究でも明らかになってきました。コロナ禍に限らず、新年度など環境の変化や各種イベントごとなどで不安や緊張、ストレスは大いに左右されることと思います。イヤーマフを使わなくなることのみを良しとするのではなく、自分の状況に応じて、必要な際に使ってうまく付き合っていくことを目指すのが良いのではと思いました。自分の心身の状態をモニタリングできるようになることが、感覚過敏のみならず、さまざまな面で有効だろうと感じます。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
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