算数のつまずきをサポートする本、感覚過敏の長男とのごはん時間を描いたレシピ付きエッセイ、怒りを笑いに変える!?子どものトリセツ絵本など注目の3冊!
ライター:発達ナビBOOKガイド
6月の新刊紹介コラムは、算数につまずいている子どもに向けたアセスメント本、感覚過敏をもつ長男との食事の困りや楽しさを綴ったレシピエッセイ、アンガーマネジメント(怒りの感情のコントロール)を突き詰めるなかで編み出した『怒りを笑いに変える』子どものトリセツ絵本など、計3冊をご紹介。今注目の本をぜひチェックしてみてください。
答えを導くための支援の手立てにーー『子どものつまずきからわかる 算数の教え方』
ワークつき 子どものつまずきからわかる 算数の教え方
合同出版
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放課後等デイサービスなどで学習支援に関わった筆者・澳塩渚さんが数多く見てきた『算数のつまずき』。
この本は子どもたちの発達によってどのように数理解が進むのかを理解し、子どものつまずきをアセスメントしながら必要なサポートに取り組めるようにつくられました。
数学を学ぶ前に理解しておきたい数理解のステップを
①大きい・小さい ②まとめる・分ける ③対応させる ④数えていくつ ⑤合成・分解
と5つに分類し、項目ごとに丁寧に説明。
小学校入学後に算数でつまずきを抱えてしまった場合、このステップをさかのぼってチェックすることによって子どもがどこでつまずいているのかわかり、適切な支援を行うことができます。
もちろん、足し算、引き算、九九、わり算、小数や分数、時計の読み方、文章問題の解き方など小学校4年生程度で学習する内容をつまずきやすいポイントの例を挙げ、かわいいイラストを交えつつ丁寧に説明。
子どものやる気を引き出す手助けになりそうな、数の理解をサポートする商材の紹介もあります。
これから小学校に入学する子、今まさに算数を学んでいる子、そしてうまく学べないまま学年が上がってしまった子の『学びなおし』にもおすすめの一冊です。
この本は子どもたちの発達によってどのように数理解が進むのかを理解し、子どものつまずきをアセスメントしながら必要なサポートに取り組めるようにつくられました。
数学を学ぶ前に理解しておきたい数理解のステップを
①大きい・小さい ②まとめる・分ける ③対応させる ④数えていくつ ⑤合成・分解
と5つに分類し、項目ごとに丁寧に説明。
小学校入学後に算数でつまずきを抱えてしまった場合、このステップをさかのぼってチェックすることによって子どもがどこでつまずいているのかわかり、適切な支援を行うことができます。
もちろん、足し算、引き算、九九、わり算、小数や分数、時計の読み方、文章問題の解き方など小学校4年生程度で学習する内容をつまずきやすいポイントの例を挙げ、かわいいイラストを交えつつ丁寧に説明。
子どものやる気を引き出す手助けになりそうな、数の理解をサポートする商材の紹介もあります。
これから小学校に入学する子、今まさに算数を学んでいる子、そしてうまく学べないまま学年が上がってしまった子の『学びなおし』にもおすすめの一冊です。
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「毎日の食事を楽しんでほしい」そんな気持ちから生まれた料理研究家ママと感覚過敏をもつ長男とのごはん時間を描いたエッセイ本です。発達遅滞の診断と感覚過敏のある、著者・あまこさんの長男・そうりくん。料理には興味があっても食事にはあまり関心がないそうりくんのおうちでの「7つのルール」など楽しく食事をするためのヒントがたくさん詰まっています。
朝ごはん、おやつ、お弁当、夕ごはん、行事ご飯などカラー写真と共に70レシピが掲載。キャンプレシピなどもあり、どれも簡単につくれておいしそうなものばかりです。食材を食べやすくする工夫、食器などのお役立ちツールなども紹介されています。
そうりくんの成長の様子や、子どもの偏食に詳しい田部絢子先生に聞いた食事の「こまった」を解決する子どものごはん支度が楽になる5つの視点など、子どもの食事に困りごとを抱えている保護者の方に読んでいただきたい一冊です。
朝ごはん、おやつ、お弁当、夕ごはん、行事ご飯などカラー写真と共に70レシピが掲載。キャンプレシピなどもあり、どれも簡単につくれておいしそうなものばかりです。食材を食べやすくする工夫、食器などのお役立ちツールなども紹介されています。
そうりくんの成長の様子や、子どもの偏食に詳しい田部絢子先生に聞いた食事の「こまった」を解決する子どものごはん支度が楽になる5つの視点など、子どもの食事に困りごとを抱えている保護者の方に読んでいただきたい一冊です。
怒りを笑いに変える!?『ぼく、わたしのトリセツ』
ぼく、わたしのトリセツ
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大阪の小学校で教師を務めている著者の松下隼司氏が、アンガーマネジメント(怒りの感情のコントロール)を突き詰めるなかで編み出したテクニックを絵本化したのが『ぼく、わたしのトリセツ』です。
この本にはいつも怒られてばかりの『ぼく』と『わたし』の扱い方が描かれています。
一度拗ねてしまうとたとえ自分が悪かったとしても謝ることができない子。そんな男の子にどうやったて接したらいいでしょうか。それは給食の時間に話を聞いてあげること。スムーズに問題が解決します。さらには『おかわりタイム』の時間が効果的。あっという間に謝ってくれるでしょう。謝ったら“メガもり”にしてあげてください。
このように『ごめんなさいが言えない子』『けんかばっかりしてしまう子』『つい、えらそうにしてしまう子』などなど、ご家庭でも悩みの多い問題に対して、ユーモアを交えた解決方法を提示しています。
自分の怒りの感情をコントロールしようとアンガーマネジメントの資格を取得し、ファシリテーター、キッズインストラクターの資格も取得した著者が行きついた『怒りを笑いに変える』ということ。
子どもをついつい怒ってしまう…そんな保護者の方にぜひ読んで頂きたい一冊です。
この本にはいつも怒られてばかりの『ぼく』と『わたし』の扱い方が描かれています。
一度拗ねてしまうとたとえ自分が悪かったとしても謝ることができない子。そんな男の子にどうやったて接したらいいでしょうか。それは給食の時間に話を聞いてあげること。スムーズに問題が解決します。さらには『おかわりタイム』の時間が効果的。あっという間に謝ってくれるでしょう。謝ったら“メガもり”にしてあげてください。
このように『ごめんなさいが言えない子』『けんかばっかりしてしまう子』『つい、えらそうにしてしまう子』などなど、ご家庭でも悩みの多い問題に対して、ユーモアを交えた解決方法を提示しています。
自分の怒りの感情をコントロールしようとアンガーマネジメントの資格を取得し、ファシリテーター、キッズインストラクターの資格も取得した著者が行きついた『怒りを笑いに変える』ということ。
子どもをついつい怒ってしまう…そんな保護者の方にぜひ読んで頂きたい一冊です。
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