通級指導教室・特別支援教室の特徴は?保護者のお悩みや高校の通級事情、将来に向けて準備しておきたいことなどもーー無料勉強会開催

ライター:LITALICOライフ
Sponsored
LITALICOライフ
通級指導教室・特別支援教室の特徴は?保護者のお悩みや高校の通級事情、将来に向けて準備しておきたいことなどもーー無料勉強会開催のタイトル画像

「勉強の遅れはどう取り戻す?」「通級の止めどきは?」「特別支援学級にしたほうがいい?」「行ける高校はある?」

今の環境が子どもの学び・居場所として合っているのか、わが子の将来にとって良いものなのか、気になる方も少なくありません。

この記事では、子どもが通級指導教室や特別支援教室を利用している、またはこれからの利用を検討している方に向けて、通級指導教室の最新情報をご紹介します。

より詳しくわかる無料勉強会もありますのでぜひ参加してみてください。

通級指導教室・特別支援教室は、実際どんなところ?

通級指導教室とは、一部特別な指導を必要としている子どもが、障害に応じた指導を受けられる教室です。

通級指導教室の良いところ

通級指導教室では、専門性を持った先生から必要な部分だけ切り出して指導を受けることができます。例えば、聴覚的記憶が苦手な子どもに、九九を視覚的に覚えられるカードを用意する、などです。

また、通常の学級にずっといると疲れてしまう子どもにとっては、通級による指導がホッとできる時間になることもあります。

通級指導教室の気をつけたいところ

通級による指導を受けている時間は、通常の学級の授業を抜けることになるため、抜けた授業は家庭や塾などでフォローする必要があります。また通っている学校に通級指導教室が無い場合は、設置される学校に移動が必要です。通常の学級の授業を抜けることで、クラスメイトからの見られ方を気にする子どももいるかもしれません。

なお、東京都などでは発達障害のある児童・生徒が在籍校で特別の指導を受けることができるよう、公立小・中学校に「特別支援教室」の導入が進められており、巡回指導教員が在籍校で指導します。この場合は、移動の必要がなくなります。

通級指導教室を利用している、または検討している方からいただく悩みごとの例

・子どもと先生の相性が合わないかも…
・子どもが「止めたい」と言ったら止めるべき?
・学校間の送り迎えが大変
・勉強やソーシャルスキルが上がっているように思えない…
・本人にやる気がない
・中学や高校でもずっと必要?社会人になったらどうするの?

このように感じた場合、どうすると良いでしょうか。高校については以下のような動きがあります。

高校では、まだ通級による指導を受けられていない子どもがいる

2019年の調査では、高校で通級による指導が必要と判断された生徒2485人に対し、59.6%の1479人は指導が行われなかった
Upload By LITALICOライフ
通級による指導は、これまで小・中学校にしか設置されていませんでした。しかし2018年から高校でも開始されることになり、広がってきています。

ただし2019年の調査では、通級による指導が必要と判断された生徒2485人に対し、59.6%の1479人は指導が行われなかったそうです。理由の半数は「指導体制が取れなかったため」との回答があり、更なる充実が望まれています。
参考:令和元年度高等学校及び中等教育学校における「通級による指導」実施状況調査の実施について(結果)|文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/mext_01302.html

通級とのつき合い方。親だけで頑張らなくていい方法とは?

もし「通級指導教室だけでは足りないかも…」「通級を利用している一番の理由ってなんだろう?」「子どもにとってもっと良い学びの場は?」「これからの進路や将来が心配」と感じている場合は、家庭と学校で工夫することも大切ですが、それ以外の方法もあります。

例えば塾と言っても、学校の授業の遅れを取り戻すタイプ、学校の授業より先取りをするタイプ、集団で刺激し合うタイプ、少人数や個別で丁寧に指導するタイプなどさまざまです。

放課後等デイサービスにも、子どもの居場所になるタイプ、ソーシャルスキルを学ぶタイプ、勉強の仕方を学ぶタイプなどがあります。

習い事にも、友達をつくる、居場所をつくる、熱中できることをつくる、将来に生かせるかもしれないスキルをつくる…など、目的はもっとあるかもしれません。

学校でできないことは家庭でフォローしないと…と頑張ることも一つですが、ほかに頼る方法もあります。大切なのは、将来に向けて子どもが必要なスキル・意欲を身につけていくこと。その子どもにとって必要なスキルと、それを楽しく学ぶにはどのような方法があるでしょうか。

LITALICOライフの勉強会では、そのさまざまな方法や、子どもに必要なスキル・環境を整理する方法を事例をまじえながら紹介します。勉強会後のアンケートで希望すると、専門スタッフに個別相談することもできますので、ふだん感じている疑問や不安もご家族だけで考えずにすみます。

通級の活用方法や、将来に向けて準備しておきたいことが勉強会でわかる!

「通級の活用と進路の選択肢」詳細はこちら
Upload By LITALICOライフ
LITALICOライフの保護者さま向け勉強会「通級の活用と進路の選択肢」は、通級指導教室のより良いつき合い方と、将来に向けた進路を、広く知ることができる勉強会です。

子どもが通級指導教室(特別支援教室)を利用している、または検討している方にとって、今知りたい情報から将来に繋がる情報まで、ギュっとまとめてお話ししています。

【こんな情報がわかる!】
・通級を利用するうえで考えておきたいこと
・子どもに必要なスキルと環境の考え方
・学習・ソーシャルスキル・個性を伸ばす学校以外の環境
・特色のある中学
・高校のさまざまな選択肢
・大学卒業後、就職後のデータ

LITALICOライフの保護者さま向け勉強会

LITALICOライフは、誰もが「自分らしい人生」を歩んでいけるよう、さまざまな興味・課題に合わせた情報提供や個別相談を通じて、そのひとりに合わせたライフプランニング(人生設計)をサポートしています。

無料勉強会では、就学準備、地域ごとの進路情報、通級、特別支援学級、グレーゾーンのお子さま、不登校について、親なきあと、私立中学受験まで、幅広く家族のための情報提供をしています。
発達障害グレーゾーンの子・3人の、学校選びの事例をご紹介。苦手が長所に変わることも【無料勉強会も開催中】のタイトル画像
Sponsored

発達障害グレーゾーンの子・3人の、学校選びの事例をご紹介。苦手が長所に変わることも【無料勉強会も開催中】

【無料勉強会】特別支援学級からの高校進学率が2倍に!?内申はどうなる?最新トレンド情報をキャッチしようのタイトル画像
Sponsored

【無料勉強会】特別支援学級からの高校進学率が2倍に!?内申はどうなる?最新トレンド情報をキャッチしよう

塾っていくべき?発達障害がある子の学習環境の選び方にはポイントがある!中学受験対策も【無料勉強会も開催中】のタイトル画像

塾っていくべき?発達障害がある子の学習環境の選び方にはポイントがある!中学受験対策も【無料勉強会も開催中】


追加する



年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。