行事に参加できずに早退
園庭での出し物が終わったあと、室内に入ってお店やさんでお買い物ごっこやゲームに参加することに。息子より幼い子たちもたくさんいて、みんな問題なく室内に入っていく中、息子だけが中に入りたくない外に行きたい(帰りたい)とぐずっている。室内に入っていくみんなの最後につき、どうにか玄関まで入れた。先生たちがおもちゃなどで説得してくれる中、ひたすら響く泣き声。玄関の扉にピッタリと背中をつけて泣き叫んでいる。
これはもうダメだな…。私もじぃじもそう感じ、「もうこのまま帰ります…」と先生に伝え、お買い物ごっこでもらう予定だったおもちゃなどを玄関先で全て私が選んだ。今回も息子の笑顔の行事写真は撮れず、大泣きの写真と動画だけが残った。
外に出ると息子は泣き止み疲れた顔でじぃじと手を繋ぎ帰ってきた。「何しにきたんだろう今日は…」全員思っていただろう。私もじぃじもなんだか疲れてしまった。
これはもうダメだな…。私もじぃじもそう感じ、「もうこのまま帰ります…」と先生に伝え、お買い物ごっこでもらう予定だったおもちゃなどを玄関先で全て私が選んだ。今回も息子の笑顔の行事写真は撮れず、大泣きの写真と動画だけが残った。
外に出ると息子は泣き止み疲れた顔でじぃじと手を繋ぎ帰ってきた。「何しにきたんだろう今日は…」全員思っていただろう。私もじぃじもなんだか疲れてしまった。
違いの変化を感じ取れるように成長している?
夏祭りから5ヶ月、先日クリスマス会が行われた。保育園に到着するなり違いを感じ取った息子が玄関で動かなくなったが、泣くことなくどうにか教室内に入ることができた。しかしまぁ、私から離れようとせず、べったり膝の上に乗って動かない。クリスマス会中ほぼ私の膝の上におり、息子のクラスの出し物の太鼓の演奏の際も先生から「ママ一緒に出てきて隣にいていいから」と言われるほどだったが、途中から笑顔を見せる場面もいくつかでてきた。
発達が気になると言われた2歳ごろは、感情が普通より薄い気がすると保育園から伝えられていた。私からしたら、そのころもちゃんと笑うし泣くし、そんなに感情薄いのかな?と疑問だったのだ。けれど、息子自身がこだわりがない、癇癪もパニックもない、長時間泣き続けるなどもないとても穏やかなタイプだったからなのだろう。それでも気に入らないときは大泣きするし大変だが…。
療育に通い出して1年、「よく感情が出てくるようになってきたね!」と言われるので、この行事に参加したくない大泣きやママから離れたくない行動も息子の成長なんだろうと思う。
執筆/まる
発達が気になると言われた2歳ごろは、感情が普通より薄い気がすると保育園から伝えられていた。私からしたら、そのころもちゃんと笑うし泣くし、そんなに感情薄いのかな?と疑問だったのだ。けれど、息子自身がこだわりがない、癇癪もパニックもない、長時間泣き続けるなどもないとても穏やかなタイプだったからなのだろう。それでも気に入らないときは大泣きするし大変だが…。
療育に通い出して1年、「よく感情が出てくるようになってきたね!」と言われるので、この行事に参加したくない大泣きやママから離れたくない行動も息子の成長なんだろうと思う。
執筆/まる
(監修:初川先生より)
行事は子ども本人にとっても、保護者にとっても特別なものですね。保育園の先生方が子どもたちのために心を尽くして準備してくださって、子どもたちもその特別な時間を楽しみ、笑顔があふれる…それを楽しみにするのは保護者として自然なことですね。
息子くんにとって、保育園は通常通りであれば楽しく安心して通える場になっているとのこと、何よりです。しかし、行事だといつもとは違う雰囲気で、大人の数も多いし、子どもたちのテンションもいつもと違います。本番では装飾に変化があったりして、通い慣れた教室とは違う景色であることに拍車をかけていたことでしょう…。今はそういう変化が「怖い、安心できるいつもとは違う…!」のように怖さが勝る段階なのかもしれません。ある日突然、通い慣れた場や人が全然違うことになっていたらそれは怖かろうと思いますし、いつもの大好きな保育園の様子に戻ってほしい、どうしてみんな平気でいられるの?くらいの感じかもしれません。
環境の変化を感じ取れるようになったのは紛れもなく成長の一端ではありますが、変化をとらえる力があまりに細やかだと家族でも困ってしまうことになりますね。クリスマス会ではお母さんにくっついていればその場に留まれるようになれたとは、それもまた成長ですね。もう一息成長すると、「予告」が入るようになるかなと思います。昨年のその行事の様子を写真や映像などで先生に見せていただいたり、言葉での説明をしていただいたりすることで、変化に対して心の準備ができると、また反応は変わってくるのではと思います。
行事は子ども本人にとっても、保護者にとっても特別なものですね。保育園の先生方が子どもたちのために心を尽くして準備してくださって、子どもたちもその特別な時間を楽しみ、笑顔があふれる…それを楽しみにするのは保護者として自然なことですね。
息子くんにとって、保育園は通常通りであれば楽しく安心して通える場になっているとのこと、何よりです。しかし、行事だといつもとは違う雰囲気で、大人の数も多いし、子どもたちのテンションもいつもと違います。本番では装飾に変化があったりして、通い慣れた教室とは違う景色であることに拍車をかけていたことでしょう…。今はそういう変化が「怖い、安心できるいつもとは違う…!」のように怖さが勝る段階なのかもしれません。ある日突然、通い慣れた場や人が全然違うことになっていたらそれは怖かろうと思いますし、いつもの大好きな保育園の様子に戻ってほしい、どうしてみんな平気でいられるの?くらいの感じかもしれません。
環境の変化を感じ取れるようになったのは紛れもなく成長の一端ではありますが、変化をとらえる力があまりに細やかだと家族でも困ってしまうことになりますね。クリスマス会ではお母さんにくっついていればその場に留まれるようになれたとは、それもまた成長ですね。もう一息成長すると、「予告」が入るようになるかなと思います。昨年のその行事の様子を写真や映像などで先生に見せていただいたり、言葉での説明をしていただいたりすることで、変化に対して心の準備ができると、また反応は変わってくるのではと思います。
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