文科省が「ギフテッド」の学びの場を提言。発達障害がある女性の支援イベント、10/10世界メンタルヘルスデーyoutube配信、夢育て農園の第一期生募集など気になる話題をPICKUP!

ライター:発達ナビニュース

9月のニュースコラムでは、10月10日「世界メンタルヘルスデー2022」、特異な才能のある子どもの支援について、パッケージに障害のあるアーティストの作品を使用したimperfectの新作チョコレート、金子書房主催イベント「発達障害のある女の子・女性の支援」、認知・身体機能を高める夢育て農園の“人を育てる畑コース”など、おすすめの話題をピックアップしました。

10月10日「世界メンタルヘルスデー2022」、アスリートやピアサポーターによるYouTube配信決定

10月10日は「世界メンタルヘルスデー2022」。テーマは「つながる、どこでも、だれにでも」。
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「世界メンタルヘルスデー」についてご存知ですか?1992年、世界精神保健連盟により、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日が「世界メンタルヘルスデー」として定められました。現在は、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際記念日とされています。
厚生労働省では、今年の10月10日に「つながる、どこでも、だれにでも」をテーマにしたイベント「世界メンタルヘルスデー2022」を開催し、メンタルヘルスに関するYouTube配信などを行います。
※クリックすると、発達ナビのサイトから世界保健機関(WHO)の公式サイトへ遷移します。
※クリックすると、発達ナビのサイトから厚生労働省の公式サイトに遷移します。
10月10日当日は、アスリートなどによるメッセージ動画が公開されるほか、著名人やピアサポーターなどによるYouTube配信も行われます。
<詳細>
第1部 アスリートなどによる対談(約45分)
10月10日(月・祝) 午前10時 YouTube配信開始予定

第2部 ピアサポーターなどによる対談(約45分)
10月10日(月・祝) 午前10時 YouTube配信開始予定
詳細は公式サイトからご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/mhdj.html
※クリックすると発達ナビのサイトから厚生労働省の公式サイトへ遷移します。
こころの病気は誰でもかかる可能性があり、近年では生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの不調は、周囲の人に気づかれにくく、自分からも伝えづらいため、回復に時間がかかってしまうこともあります。
厚生労働省では、こころの病気、支援、サービスについてのウェブサイト「みんなのメンタルヘルス」を公開しています。こころの調子をくずしてしまったときは、ひとりで抱え込まずに身近な人や専門機関に相談しましょう。
※クリックすると発達ナビのサイトから厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」サイトに遷移します。
厚生労働省 電話相談窓口一覧
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/tel/
厚生労働省 SNS相談窓口一覧
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/sns/
※クリックすると、発達ナビのサイトから厚生労働省「まもろうよこころ」の公式サイトへ遷移します。

特異な才能のある子ども「ギフテッド」に多様な学びの場を、文部科学省が提言素案を公開

文部科学省は、2023年度から、特定の分野に特異な才能のある子どもの支援に乗り出すことを示し、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めています。特異な才能のある子どもの支援、いわゆる「ギフテッド」支援に向けて、文部科学省では、2021年6月から有識者会議を設置し、議論が進められてきました。今年7月に開催された第12回有識者会議では、具体的な施策の方針について、提言素案がまとめられました。
詳細はこちらからご確認ください。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/169/index.html
※クリックすると発達ナビのサイトから、文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」ページに遷移します。
特異な才能のある子どもは、「ギフテッド」ともいわれ、小学生にして大学レベルの学問を理解するなど、「同年齢の児童生徒の中で、知能や創造性、芸術、運動、特定の学問の能力(教科ごとの学力等)等において一定以上の能力を示す者」と定義されています。しかし、特異な才能のある子どもは、機能間の発達水準に偏りがあるなど、その特性によって環境になじめない、同級生との関係構築が難しい、といった困難を抱えていることが示されています。また、特異な才能と学習困難を併せもつ「2E(twice-exceptional)」といわれる子どもの存在も指摘されています。

文部科学省では、今後の学校教育において、「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現」を目指すとしており、今回の提言素案でも、特異な才能のある子どもの支援については、あくまで「多様な一人一人の子どもへの、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実による教育の在り方をいかに実現していくのか」という議論の一環として考えていくことを基本的なスタンスとしています。また、有識者会議では、特異な才能のある子どもたちが異質な存在として捉えられないよう、何らかの特定の基準や数値によって才能を定義することは行わないことを示しています。

今回の提言素案では、今後取り組まれる施策として以下の5つが示されています。
① 特異な才能のある児童生徒の理解のための周知・研修の促進
② 多様な学習の場の充実等
③ 特性等を把握する際のサポート
④ 学校外の機関にアクセスできるようにするための情報集約・提供
⑤ 実証研究を通じた実践事例の蓄積
特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議審議のまとめ(素案)
https://www.mext.go.jp/content/20220726-mxt_kyoiku02_000024176_001.pdf
※クリックすると発達ナビのサイトから文部科学省「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議審議のまとめ(素案)」に遷移します
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ギフテッドとは?医学的な診断はあるの? 【専門家監修】

金子書房主催「発達障害のある女の子・女性の支援(2022)」が10月8日(土)に開催

金子書房主催「発達障害のある女の子・女性の支援(2022)」が10月8日(土)に開催
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発達障害のある女の子・女性は、意識的・無意識的に周囲に合わせようとする「カモフラージュ」の結果、心身共に疲労してしまうだけでなく、新たな困難さが生じることが最近の研究から分かってきているそうです。

今回の講演では、そんな発達障害のある女の子・女性が抱えやすいとされている「カモフラージュ」についての悩みを取り上げ、周囲に合わせることと、自分らしく生きることの狭間で生じる葛藤について理解を深め、適切な支援の方向性について検討することが目的とされています。

講師は、山口大学教育学部附属教育実践総合センター教授であり、『発達障害のある女の子・女性の支援:「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート』などの著者である木谷秀勝先生。9月13日には、新刊「続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる」が発売されます。
続・発達障害のある女の子・女性の支援: 自分らしさとカモフラージュの狭間を生きる
川上ちひろ (著, 編集), 木谷秀勝 (著, 編集)
金子書房
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発達障害のある女の子・女性が、自分も周りも気づかないうちに疲弊してしまわないよう、周囲が理解を深めていくことも重要かもしれません。教育・発達支援領域でお仕事をされている方、心理に関わるお仕事をされている方、こういったテーマに関心のある学生の方、さまざまな方におすすめのイベントです。

<詳細>
【日時】2022年10月8日 (土) 14:00~16:00
【場所】オンライン開催
【受講料】リアルタイム視聴:3,000円(税込) リアルタイム視聴+録画視聴(期限付き):4,000円(税込)
※録画視聴は配信から14日間までとなります。
※ 一般の方もご参加できますが、専門家向けの内容となりますことをご承知おきください。
※クリックすると発達ナビのサイトからpeatixのイベント詳細ページに遷移します。
サポートは3つの視点から!発達障害のある女の子「からだ・こころ・関係性」の成長と変化、対応と支援の事例集のタイトル画像
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サポートは3つの視点から!発達障害のある女の子「からだ・こころ・関係性」の成長と変化、対応と支援の事例集

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