自閉症息子の「放デイ探し」チェックポイントは?利用可能日、送迎の有無、発達支援内容…納得の選択のためにできること
ライター:ぼさ子
来年度お子さんが小学一年生になるご家庭のみなさま、就学準備お疲れさまです。わが家も昨年 就学準備と並行して、発達に心配のある息子ほぺろうのために下校後に通える放課後等デイサービス探しを行いました。先輩ママさんや療育先から教示していただいたり、自分が感じた経験から放課後等デイサービスを選ぶ際のポイントを覚書として記載したいと思います。
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
特別支援学校に通う、わが家のほぺろう
自閉スペクトラム症(ASD)と知的障害があるわが家の息子ほぺろうは、特別支援学校の一年生。現在は一つの放課後等デイサービスにお世話になっていますが、昨年初めてデイサービス探しをしたときは何をどう選べば良いのか分からず、周りの方々のアドバイスがなければ納得のいく選択ができていなかったかもしれません。そこで今回は、私が教わったポイントをご紹介したいと思います。
放課後等デイサービス探しの流れ
私は、放課後等デイサービス探しを就学準備と並行して進めました。「情報集め→見学のアポ取り→見学→契約」という流れになりますが、それぞれについて補足します。
1.情報集め
ネットで調べる、居住地の役所の福祉窓口に聞く、先輩ママさんや療育先に聞く、などがあります。私はLITALICO発達ナビの「施設情報」も参考にしました。そしてやはり、先輩など地元の方の情報はとても心強かったです。
2.見学のアポ取り
先方の都合にもよりますが、できれば放課後の時間帯に見学させてもらえるのが良いと思います。活動内容や子どもたちの様子を見ることができます。
3.見学
「学習系」「運動系」「音楽系」など、放課後等デイサービスによって特色はさまざまです。お子さんの成長度合いによっても保護者のニーズによっても選ぶ施設が異なりますので、見学はぜひしてほしいです。
4.契約
契約の際は「通所受給者証」が必要な場合があるので、放課後等デイサービスに確認。
1.情報集め
ネットで調べる、居住地の役所の福祉窓口に聞く、先輩ママさんや療育先に聞く、などがあります。私はLITALICO発達ナビの「施設情報」も参考にしました。そしてやはり、先輩など地元の方の情報はとても心強かったです。
2.見学のアポ取り
先方の都合にもよりますが、できれば放課後の時間帯に見学させてもらえるのが良いと思います。活動内容や子どもたちの様子を見ることができます。
3.見学
「学習系」「運動系」「音楽系」など、放課後等デイサービスによって特色はさまざまです。お子さんの成長度合いによっても保護者のニーズによっても選ぶ施設が異なりますので、見学はぜひしてほしいです。
4.契約
契約の際は「通所受給者証」が必要な場合があるので、放課後等デイサービスに確認。
放課後等デイサービス探しのチェックポイント
放課後等デイサービスを選ぶ判断材料として、以下の項目が参考になりました。
利用可能日
親御さんや子どもの状況によって「利用取得日数」が異なります。親の就労の有無によって決まる場合も。また、取得日数を持っていても放課後等デイサービスの定員状況によっては希望通り利用できないかも…(複数の放課後等デイサービスを掛け持ちするご家庭もあります)
(※)お住まいの地域によって異なります。詳しくはお住まいの地域の役所にてご確認ください。
送迎の有無
自力での移動が難しいお子さんの場合、下校後「学校→放課後等デイサービス→自宅」と送迎してもらえたら理想的。しかし、上記の一部のみ、または送迎自体やっていない場合もあるので要確認。
学校の長期休み中
学校の夏休み冬休み中も営業しているか要確認。やっていたとしても、通常日と同じく放課後時間帯のみの場合もあるので、午前もお子さんを預けたい方は注意。午前中から預かってもらえる場合は「お弁当持参」か確認。
安全対策
「施錠対策」「危険物に触らない対策」など、職員さんの目は行き届いているか?
活動内容
「学習系」「運動系」「音楽系」はたまた「リラックス系」など放課後等デイサービスによって特色はさまざまです。お子さんの成長度合いによって保護者のニーズも違うのでぜひ見学を。ちなみにわが家は、学校という新しい環境にほぺろうが大荒れになることが予想されたので、リラックス重視で放課後等デイサービスを選びました。
利用児童層
「同じ学校の子はいるか?(顔見知りがいると安心できるかも)」「特別支援学校の子どもや特別支援学級の子どもがいるか」「年齢層(放課後等デイサービスによっては高校生も在籍)」など。児童層によっては「刺激になりそう!」と思う方もいれば、「いじめられないかな」と心配になる方もいます。しかし、実際に見学に行くとイメージが覆ることも然り。
利用可能日
親御さんや子どもの状況によって「利用取得日数」が異なります。親の就労の有無によって決まる場合も。また、取得日数を持っていても放課後等デイサービスの定員状況によっては希望通り利用できないかも…(複数の放課後等デイサービスを掛け持ちするご家庭もあります)
(※)お住まいの地域によって異なります。詳しくはお住まいの地域の役所にてご確認ください。
送迎の有無
自力での移動が難しいお子さんの場合、下校後「学校→放課後等デイサービス→自宅」と送迎してもらえたら理想的。しかし、上記の一部のみ、または送迎自体やっていない場合もあるので要確認。
学校の長期休み中
学校の夏休み冬休み中も営業しているか要確認。やっていたとしても、通常日と同じく放課後時間帯のみの場合もあるので、午前もお子さんを預けたい方は注意。午前中から預かってもらえる場合は「お弁当持参」か確認。
安全対策
「施錠対策」「危険物に触らない対策」など、職員さんの目は行き届いているか?
活動内容
「学習系」「運動系」「音楽系」はたまた「リラックス系」など放課後等デイサービスによって特色はさまざまです。お子さんの成長度合いによって保護者のニーズも違うのでぜひ見学を。ちなみにわが家は、学校という新しい環境にほぺろうが大荒れになることが予想されたので、リラックス重視で放課後等デイサービスを選びました。
利用児童層
「同じ学校の子はいるか?(顔見知りがいると安心できるかも)」「特別支援学校の子どもや特別支援学級の子どもがいるか」「年齢層(放課後等デイサービスによっては高校生も在籍)」など。児童層によっては「刺激になりそう!」と思う方もいれば、「いじめられないかな」と心配になる方もいます。しかし、実際に見学に行くとイメージが覆ることも然り。