「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」ドラマ化!、裏表前後のない洋服、本田秀夫先生シンポジウム、アート展など気になる情報をピックアップ!

ライター:発達ナビニュース
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4月のニュースコラムでは、SNSで話題の作家・岸田奈美さん自伝エッセー「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」のドラマ化、裏表も前後もなく着られる服、本田秀夫先生ご登壇のシンポジウム、東京都渋谷公園通りギャラリーにて開催される「ただよう記憶の世界」や、障害のあるアーティスト社員たちの展覧会など、気になる情報をピックアップしてお届けします!

SNSで話題のエッセー「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」がドラマ化!5月14日(日)より放送スタート!

作家・岸田奈美さんの自伝的エッセーを原作にした連続ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」がNHK BSプレミアムドラマとして、5月14日(日)22時より放送されます。
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中学2年生のときに起業家の父が突然死、高校1年生のときに母が心臓病で車いす生活、4歳下の弟はダウン症、そして認知症の祖母。作家・岸田奈美さんの自伝的エッセイを原作にした連続ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」がNHK BSプレミアムドラマとして、2023年5月14日(日)22時より放送されます。

岸田さんがつづる家族との日々は「楽しい」や「悲しい」などの一言では言い表せないほど情報過多。「弟が万引きを疑われ、母は赤べこになった」、「どん底まで落ちたら、世界規模で輝いた」など、「大変であろう」と誰もが思う出来事を、コミカルな文章で記したブログがインターネットで拡散され、「笑えて泣ける」と多くの人の心をゆさぶりました。

今回の連続ドラマでは、岸田さんが紡いだエッセーに、ご家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加え、全10話で放送されます。主人公「岸本七実」役は、映画界で数々の賞に輝く河合優実さん。母役に坂井真紀さん、父役に錦戸亮さん。ダウン症の弟役には、オーディションを経て新人の吉田葵さん、そして祖母役は美保純さんが演じます。

知的障害、身体障害、認知症、親との死別…。もしかしたら、どの家族にも、岸田家と同じようにさまざまなエピソードがあるのかもしれません。笑って泣いて、じんわりと心があたたかくなる、ある一家の日々の物語。日曜日の夜、ドラマを見ながらあらためて「家族」について考えてみるのもいいかもしれません。

【放送予定】
2023年5月14日(日)スタート<全10話>
毎週日曜 夜10:00~10:50(BSプレミアム・BS4K)
※クリックすると、発達ナビのサイトからドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」のサイトに遷移します。

アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.3「ただよう記憶の世界」東京都渋谷公園通りギャラリーにて2023年4月22日(土)~6月25日(日)開催

東京都渋谷公園通りギャラリーにて、アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.3「ただよう記憶の世界」が、2023年4月22日(土)~6月25日(日)に開催されます。
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アートを通してダイバーシティの理解促進や包容力のある共生社会の実現に寄与するため、さまざまな作品の展示などにより、一人ひとりの多様な創造性や新たな価値観に人々が触れる機会を創出する東京都渋谷公園通りギャラリー。

「アール・ブリュット ゼン&ナウ」は、国内外のアール・ブリュットの動向において、長く活躍を続ける作家と、近年発表の場を広げつつある作家を、さまざまな角度から紹介する展覧会シリーズです。3回目の開催となる今回は、国内作家5名を取り上げ、日々の食事や訪れた場所など、視覚や味覚など身体の感覚の記憶から生まれた作品を、「作家のあるひと時の記憶の世界」として紹介。

作家たちのさまざまな感覚の記憶から生まれた作品は、具体的な形となって表現されていたり、抽象的な形に姿を変えたものも。弁当や乗り物、「どこかで見かけたような気が?」と想像力をかき立てるような、さまざまなモチーフから生まれた表現を楽しむことができます。さらに、出品作品のなかには、べニヤ板やカレンダーの紙、CDなどを用いた作品も。身の周りにある素材が作家の表現へと変化した姿も見どころです。

「ただよう記憶の世界」と題された今回の展示会では、会場を歩きただよいながら鑑賞できるような空間づくりも特徴的です。作品は、カーブや直線、多角形のようなさまざまな形からなる壁を立て、いろいろな方法で展示。壁の曲線に沿って歩いてみたり、宙に浮いたような作品をのぞき込んだり、頭上に浮かんだ作品を見上げたりと、鑑賞者は好きなように楽しむことができます。

作家たちの「記憶の世界」に触れながら、私たち自身がそれぞれにもつ遠い記憶を思い起こさせる展覧会「ただよう記憶の世界」。今ここにない時間をただようような記憶の旅に、足を運んでみてはいかがでしょう。

<詳細>
会期:2023年4月22日(土)~6月25日(日)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室 1、2
開館時間:11時~19時
休館日:月曜日
入場料:無料
出展作家:後藤友康、小林一緒、東本憲子、戸來貴規、松原日光
※クリックすると、発達ナビのサイトから「アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.3 ただよう記憶の世界」の公式サイトに遷移します。

誰にもやさしく、かっこいいーー裏表も前後もなく着られる服「裏表のない世界」シリーズ。フェリシモの「オールライト研究所」から発売

裏表も前後もなく着られる服「裏表のない世界」シリーズ。フェリシモの「オールライト研究所」から発売。感覚過敏があると気になる人も多い「タグ」は、どう着ても隠れるポケットの内側に配置され、肌にあたらないよう工夫されています。
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株式会社フェリシモは『マイノリティデザイン』の著者・澤田智洋さんを「ゆる研究員」とする「オールライト研究所」を設立。誰もがもつ弱みや苦手やコンプレックスを「そのままでいい、そのままで楽しい」 と思えるための商品開発をスタートしました。その第1弾「裏表のない世界」では、裏表も前後もなく着られるトップス、パンツ、靴下の3商品を開発し、2023年2月14日(火)よりWEBにて販売を開始。

綿100%で肌にやさしい素材が使われたトップスとパンツは、袖口・衿ぐり・すそなどの細部に工 夫が凝らされ、裏と表、前後ろが気にならない仕立てを実現しています。肌にあたるとチクチクして苦手な方も多い「タグ」は、どう着ても隠れるポケットの内側に配置され、肌にあたらないよう工夫されています。

かかともつま先の縫い目もなくしたフィット感抜群の靴下は、裏返りや、左右逆、かかとのずれを発生させずストレスフリーな履き心地を実現。編み終わりの糸の始末を一つひとつ手作業で行うことで裏表のない仕様に徹底しました。同幅ボーダーの編み地が、さりげ
ないおしゃれを演出してくれます。

開発にあたり、全盲や筋ジストロフィーの方、知的障害のある子どもがいる家族をはじめ、さまざまな年齢や性別の方にアドバイザーとして試着をしてもらい、改良を重ねた商品です。よく裏表を間違えてしまう方や、視覚障がいのある方、介護の必要な方や高齢者にも使いやすく、それでいておしゃれに着こなせるアイテム。裏表逆の洗濯物を裏返す手間も不要なのもうれしいポイントです。

【商品詳細】
裏表前後ろのないシリーズ
・シルケット加工できれい見えポケットTシャツの会
・まるっとダブルガーゼパンツ <ブラック><グリーン>
・すっきりフィット靴下の会 <ブラック><グリーン>
※クリックすると、発達ナビのサイトから「オールライト研究所」の公式サイトに遷移します。
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