3か月後……無事に特別支援学級決定の通知が!

3か月後、教育委員会から特別支援学級決定の通知書が届きました!
3か月後、教育委員会から特別支援学級決定の通知書が届きました!
Upload By 鳥野とり子
そして3ヶ月後、教育委員会から自閉症・情緒障害特別支援学級決定の通知書が届きました。特別支援学級に入れなかったらどうしようとドキドキしていたので、無事に入級が決まってホッとしました。

わが家は就学相談の案内を受け取ってすぐに小学校に電話したので、特別支援学級決定の通知がかなり早い段階で届きましたが、お友だちは小学校に電話するのが遅かったそうで、決定通知が届いたのはうちより3か月も後だったそうです。3か月も差があるのかと驚きました(注:自治体によって決定通知送付の時期は違います)。

療育探しの時も思いましたが、早めに動いて良かったと改めて感じました。

私は就学相談はもっと堅苦しく緊張感のある状況を想像していましたが、小学校での面談も教育委員会での面談も堅苦しさはなく、比較的やわらかい雰囲気の中でのヒヤリングだった印象です。

今年も次年度に向けて就学相談が始まる時期ですが、特別支援学級や通級を検討されている全国の親御さんに「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ」とお伝えしたいです。
執筆/鳥野とり子

(監修:新美先生より)
就学相談について具体的に教えて下さり有難うございます。就学に向けた相談は、自治体によって呼び方も形式も異なりますが、いろいろな経験談を聞いておけると参考になりますよね。

幼稚園・保育園と学校生活とでは、環境も生活も雰囲気もがらりと大きく変わります。園生活の中でそこの環境に慣れて、入園当初よりはだいぶ成長したなと思われるお子さんでも、環境変化で戸惑ってしまうことも少なくありません。集団生活の中での心配があったり、発達特性が強かったりするお子さんは、特別支援学級を希望する・しないに関わらずに念のためでも広めに就学前の相談を受けておくことをお勧めします(※ただし自治体によっては、特別支援学級・特別支援学校などを希望する場合のみ就学前の相談を受けるというところもあるかもしれません)。就学前の相談をすることで、就学後の学校生活でどのようなサポートが必要かを明確にして引き継いでもらえることにつながります。
前の記事はこちら
https://h-navi.jp/column/article/35030288
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
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