チャレンジ、そして……

自分の子どもに障害があったとしても、将来を悲観する必要は実はそれほどないんです。
何もしなくても良いというわけではありませんが、けっこうどうにかなるものです。
そもそも障害があってもなくても子どもを育てていく上ではいろいろなことがありますし。
ずっと先のことをあれこれ考える時間を、目の前のお子さんと一緒に過ごす時間に充ててほしいと思います。

そして不安を感じたときは周りをどんどん頼ってみてください。リアルでお子さんを見てもらい、プロの方にお子さんへの接し方やアプローチの方法を相談していろいろと試してみてほしいです。

スピードは違うかもしれないけれど、成長しないお子さんはいないので、一度や二度の失敗にはめげず、ぜひいろいろチャレンジしてみてください。

そしてもし少しでも上手くいったアプローチがあったら、それを次の世代の保護者さんに伝えていってもらえたらうれしいです。

今回は小さなお子さんを持つ保護者の方へのお話がメインとなりましたので、小中学生のお子さんを持つ保護者の方へのお話はまたの別機会に書いていこうと思います。

執筆/荒木まち子
高等特別支援学校卒業後、就職した娘。成人当事者として語る進路選択への「本音」と支援の未来のタイトル画像

高等特別支援学校卒業後、就職した娘。成人当事者として語る進路選択への「本音」と支援の未来

勉強・学校生活・進路…思春期に悩む保護者へ!『発達障害&グレーゾーンの中高生の育て方』井上雅彦先生インタビューのタイトル画像
Sponsored

勉強・学校生活・進路…思春期に悩む保護者へ!『発達障害&グレーゾーンの中高生の育て方』井上雅彦先生インタビュー

わが子も春から高校生!新年度のさまざまな壁、発達障害親子が工夫と配慮で乗り越えた小中9年間のタイトル画像

わが子も春から高校生!新年度のさまざまな壁、発達障害親子が工夫と配慮で乗り越えた小中9年間

小学校入学直後から国語につまずき書くことが恐怖に。パニック、手の震え…。学校の配慮と大学生になった今【読者体験談】のタイトル画像

小学校入学直後から国語につまずき書くことが恐怖に。パニック、手の震え…。学校の配慮と大学生になった今【読者体験談】

【1周年を迎えたLITALICO発達特性検査】1年間のデータ、利用者の声をまとめてご紹介します!のタイトル画像

【1周年を迎えたLITALICO発達特性検査】1年間のデータ、利用者の声をまとめてご紹介します!

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
PLUSバナー

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。