トライアンドエラーを繰り返す中で、支えになった特別支援学級の存在
このように、最初はうまくいかないことが多かった長男ですが、特別支援学級では安心して過ごすことができていたためか、登校しぶりをすることはほとんどありませんでした。その後、学童を辞めたり、先生に相談して宿題の量を調整してもらったり、苦手な運動会のダンスは家で練習したりと、学校とも連携しながらいろいろと工夫を重ねていきました。
2年生になった現在では、長男もずいぶん落ち着いて授業を受けられるようになってきて、今のところ学習の遅れはないようです。また、授業中に担任の先生が用事で教室を離れる際も、集中して自習しながら待っていられるまでになったそうです。友だちができないのでは?と心配していましたが、学年は違うけれども特別支援学級には気の合うお友だちもたくさんできて、毎日とても楽しそうに通っています。先生方は非常に熱心で優しく、愛情をたくさん注いでくださっていることをひしひしと感じます。
そんな環境の中で、長男は少しずつ自信をつけ、苦手なことにも挑戦しようとする姿勢が見られるようになりました。入学当初は不安もありましたが、今では特別支援学級を選んで本当に良かったと思っています。
2年生になった現在では、長男もずいぶん落ち着いて授業を受けられるようになってきて、今のところ学習の遅れはないようです。また、授業中に担任の先生が用事で教室を離れる際も、集中して自習しながら待っていられるまでになったそうです。友だちができないのでは?と心配していましたが、学年は違うけれども特別支援学級には気の合うお友だちもたくさんできて、毎日とても楽しそうに通っています。先生方は非常に熱心で優しく、愛情をたくさん注いでくださっていることをひしひしと感じます。
そんな環境の中で、長男は少しずつ自信をつけ、苦手なことにも挑戦しようとする姿勢が見られるようになりました。入学当初は不安もありましたが、今では特別支援学級を選んで本当に良かったと思っています。
執筆/プクティ
(監修:初川先生より)
ASD(自閉スペクトラム症)傾向のある長男くんの入学や自閉症・情緒障害特別支援学級での日々についてのお話をありがとうございます。小学校入学という節目は、お子さん本人にとっても緊張するものでしょうし、初めてのお子さんだと保護者の方の不安緊張もなかなか高まります。お子さんに発達的な課題がある、あるいは集団が苦手等あればなおのことと思います。
入学前はまだ見ぬ生活への不安がどんどん高まり(分からないからこそ、不安ばかりが募りますね)、入学後は毎日何かしらがドラマチックで、一喜一憂の日々だと思います。新しい環境に慣れるのは大人でも大変で(ただ経験によって、何とかなるだろうと思えている面もありますが)、お子さんが実際に新しい環境に慣れることができるのか不安になりますね。そして、学校生活の中では学習や生活、友だち関係、宿題、放課後の過ごし方、帰宅後の新しいルーティンづくり、朝の過ごし方など“新生活”が軌道に乗るまでに整え、慣れていくことがありすぎますね。学校や学童での様子を聞くと、そんなに早く順応するとは想定されていなくとも、しかしうまくやれない状態を聞くと少なからず衝撃を受けます。親子ともども、変化への適応、それに伴う気持ちの波の激しさに大変な時期だと思います。
私はよく相談場面で、「1年生の1学期は一つひとつが大変だけれど、7月くらいになれば少し慣れて見通しが立ってくるから、最初の3か月は大変だと思ったうえで過ごしてほしい」とお伝えしています。3か月、目まぐるしく、日々の小さな調整やトライアンドエラーや修正を繰り返しながら過ごす。最初の大事なチューニングだと考えて、そんな心の準備をぜひと思います。長男くんの場合には、寄り添ってくださる担任の先生や特別支援学級の雰囲気が安心につながっていたとのこと、何よりです。学童はなかなか合わなかったようですが、合わないならば辞めるのも大事な決断です。そうして調整されて過ごされたこと、よかったと思います。そうして1年生が終わり、2年生になり、「小学校の1年間」を一巡したので行事などたいていのことに長男くんも想像がつく(見通しが立つ)部分もあると思います。安心して過ごせる場、安心できる先生や仲間がいると、自分が挑戦してみる余裕も出てきますね。長男くんがそうして安心して過ごせる場としての特別支援学級という少人数の環境を選ばれたこと、長男くんにはとても合っていたようで何よりです。
(監修:初川先生より)
ASD(自閉スペクトラム症)傾向のある長男くんの入学や自閉症・情緒障害特別支援学級での日々についてのお話をありがとうございます。小学校入学という節目は、お子さん本人にとっても緊張するものでしょうし、初めてのお子さんだと保護者の方の不安緊張もなかなか高まります。お子さんに発達的な課題がある、あるいは集団が苦手等あればなおのことと思います。
入学前はまだ見ぬ生活への不安がどんどん高まり(分からないからこそ、不安ばかりが募りますね)、入学後は毎日何かしらがドラマチックで、一喜一憂の日々だと思います。新しい環境に慣れるのは大人でも大変で(ただ経験によって、何とかなるだろうと思えている面もありますが)、お子さんが実際に新しい環境に慣れることができるのか不安になりますね。そして、学校生活の中では学習や生活、友だち関係、宿題、放課後の過ごし方、帰宅後の新しいルーティンづくり、朝の過ごし方など“新生活”が軌道に乗るまでに整え、慣れていくことがありすぎますね。学校や学童での様子を聞くと、そんなに早く順応するとは想定されていなくとも、しかしうまくやれない状態を聞くと少なからず衝撃を受けます。親子ともども、変化への適応、それに伴う気持ちの波の激しさに大変な時期だと思います。
私はよく相談場面で、「1年生の1学期は一つひとつが大変だけれど、7月くらいになれば少し慣れて見通しが立ってくるから、最初の3か月は大変だと思ったうえで過ごしてほしい」とお伝えしています。3か月、目まぐるしく、日々の小さな調整やトライアンドエラーや修正を繰り返しながら過ごす。最初の大事なチューニングだと考えて、そんな心の準備をぜひと思います。長男くんの場合には、寄り添ってくださる担任の先生や特別支援学級の雰囲気が安心につながっていたとのこと、何よりです。学童はなかなか合わなかったようですが、合わないならば辞めるのも大事な決断です。そうして調整されて過ごされたこと、よかったと思います。そうして1年生が終わり、2年生になり、「小学校の1年間」を一巡したので行事などたいていのことに長男くんも想像がつく(見通しが立つ)部分もあると思います。安心して過ごせる場、安心できる先生や仲間がいると、自分が挑戦してみる余裕も出てきますね。長男くんがそうして安心して過ごせる場としての特別支援学級という少人数の環境を選ばれたこと、長男くんにはとても合っていたようで何よりです。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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